2022/05/26
Matthew Schnipperに捧ぐ
NYディープレゲトン/アンビエントテクノセンセーション。DJ Pythonが、カルト的な人気を誇る別名義Luisを復活させ、親友への思いを込めた作品『057 (Schwyn)』を発表。
『057 (Schwyn)』は90年代のハートフルな輝きを常に持っている。奇妙なリズムと煌めくようなアンビエンスが忍耐強く構築され、至福のブレイクビーツクローザーに到達する。
「schwynと私はお互いの人生に入り込み、静かでありながら存在する。いつも恋しくて愛されている。彼が地球にいることを知ることは、それが美しいことを知ることです。」- Brian Piñeyro
Matthew Schnipperに捧ぐ
Luis – 057 (Schwyn)
Label : AD 93
Mastered by Ruy Marine
Artwork by Nicola Tirabasso
Pre-order : https://ad93.lnk.to/057
Tracklist
1. Luis & Lis Dalton – timmy chalamet
2. or anyone said it
3. yoonito
4. we still or nah
5. jack anderson
category:NEWS
2020/03/12
4月10日リリース Anthony Naplesと並びNYCテクノシーンのキーパーソン、リズムサイエンティスト、DJ Python(aka Deejay Xanax、DJ Wey、Luis)が2ndアルバム『Mas Amable』を発表。 Anthony NaplesとJenny Slatteryが運営する〈Incienso〉から2枚目となる本作はアンビエントダンスホール、前衛的デンボウ、ディープレゲトンなどをシームレスに取り込んだ。平衡感覚を失い、Brian Piñeyroが作った深い深い穴に落ちるユニークな没入体験。LA Warmanがボーカルで参加した「ADMSDP」を含む全9曲。4月10日、レコードとデジタルでリリース。 DJ Python – “Mas Amable” Label : Incienso Release Date : April 10 2020 Pre-order : https://djpythonnyc.bandcamp.com/album/mas-amable Tracklist 01. Te Conocí 02. Pia 03. Alejandro 04. oooophi 05. Descanse 06. ADMSDP feat. LA Warman 07. Juntos 08. mmmm
2023/06/14
6/23, 24「S-R in Osaka & S-R Tokyo 3.0」出演 2017年のデビューアルバム「Dulce Compañia」で登場して以来、”ディープ・レゲトン”というネーミングを掲げて、斬新なサウンドを更新し続ける、NYクイーンズ在住のDJ PythonことBrian Piñeyro。換骨奪胎されたレゲトンのリズムをクリアな音像となめらかに結び合わせ、聴き手ごとに変容するかのような独特の高揚、没入感をもたらす彼のサウンドは、ここ数年のアンダーグラウンドなダンスシーンに新たな形式を定着させたといってよいだろう。そんな音楽性の下地にあるのは、さまざまなエレクトロニックミュージックへの関心と愛着に加えて、その穏やかで、実直な彼の人柄にあるのかもしれない。先日発表されたAna Roxanneとのプロジェクト、Natural Wonder Beauty Conceptのアルバムでは、異なるバックグラウンドを持った二人が、お互いの意見や感性を尊重しながら、時間をかけて歩み寄っていくプロセスが、アルバムの中で昇華されているように感じられた。 6/21から、国内6会場をめぐって開催されるシリーズ「Sustain-Release presents ‘S-R Tokyo 3.0’」への出演で3年ぶりの来日を果たす彼に、今回の新作「Natural Wonder Beauty Concept」を中心に、メールで話を伺った。 Text and Translation: 𣏤栂木 一徳 Coordination: Masahiro Ueda (DJ Healthy) Photo by Brian Riedel and Alejandro Carrion ー 7月にアルバムがリリースされるAna Roxanneとの新しいコラボレーションプロジェクト、Natural Wonder Beauty Conceptについて話を聞かせてください。二人が初めて会ったのは2020年の冬で、そこから交流が始まったとのことですが、どのような流れで制作がスタートしたのでしょうか。出会う前から彼女の音楽は知っていましたか? DJ Python:うん、Anaとはその頃に出会った。ある日彼女が家を訪ねて来て、PCでアンビエントな音楽を作ってみたんだ。それから、キーボードやいろんなボーカルの音源、サンプルやフィールド録音をチョップした素材を使って、一緒にエクスペリメンタルな音楽を作る時間をいくらか過ごした。やがて(レーベルの)Mexican Summerがスタジオでのレコーディングを提供してくれて、曲にとりかかるようになったんだ。出会う前から、彼女の音楽はとても好きだったよ。 ー 今回のプロジェクトで、二人のソロ名義ではなく、Natural Wonder Beauty Conceptという別の名前を付けたのはなぜでしょう。 DJ Python:お互い、これを”コラボレーション”というよりもバンドとして捉えていて、バンドネームを付けたくなったんだ。今回全ての音楽を二人で一緒に取り組んだから、コラボレーションとは違うアプローチなんだ。それに、名前があったほうが良くなるかなと思って! ー 今回のアルバムは、二人のソロ作品とも違う印象を持ちました。音楽スタイルを合わせるというよりは、新しいアイデアを探求することに意図があると感じられたんですが、セッションを重ねていく上で自然とそうなっていったのでしょうか? DJ Python:うん、自分たちの音楽スタイルを結びつけようとはしていない。ただ一緒に座って、音楽を書いたのさ。もし過去の作品と同じように聞こえる曲があったとしたら、それは自然とそうなったんだ。新しいアイデアを求めて、自分たちのソロ作品では感じることのなかったことに一緒に取り組みたかったのは間違いないね。 ー 全ての制作プロセスが共同で行われたとのことですが、難しかったところはありましたか? DJ Python:共同制作にあたって特に難しさは感じなかったけれど、このアルバムで何をやり遂げたいか、はっきりとしたアイデアを持っていなかったから、ようやく形が見え始めて、完成に向けて明確なビジョンが持てるようになるまで、たくさん曲を作る必要があった。アルバムのために、お互いを理解することに時間をかけたし、お互いを知ろうと協力しているときに曲作りが生まれたんだ。他者のことを学ぼうとする自分たちの関係を表すようなアルバムになったね。 ー どの曲にも、変則的なリズムパターンがあって、それらがドリーミーで曖昧なボーカルやシンセ、エフェクトに包み込まれて、絶妙な浮遊感が生まれているように感じられました。この独特の雰囲気はどこから来ているんでしょうか。 DJ Python:うーん、その時の自分たちの気持ちと、Anaと自分が二人でシェアしたものの結果がよく現れていると思う。Anaについては代弁したくないけれど、自分自身は散漫で、感情的な人間だから、変則的なパターンはそこから来ているのかもしれない。自分の性格的に、夢見がちなんだ。ボーカルが曖昧なのは、アンナは少しシャイだから理解できるね。サウンドのミックス具合や音のパレットは、自分たちの人間性をよく表していると感じてる。 ー 今回、あなたが初めて歌っている「III」という曲がとても良かったです。前から歌ってみたかったんですか? DJ Python:歌うのはずっと好きだよ!家でもよく歌ってる。
2019/09/13
収益はChild Mind Instituteに寄付 世界メンタルヘルスデー(World Mental Health Day)とは、メンタルヘルスの問題に関する世間の意識や関心を高めて、偏見を無くし、正しい知識を普及するために定められた国際記念日。 世界メンタルヘルスデーである10月10日、NYの〈Orphan. Records〉からコンピレーション『Or.VA1』がデジタルでリリースされる。参加アーティストはDiscwomanのCielやRiobamba、DJ PythonことLuis、Tuff Shermなど15組の新曲が収録。先行で〈Whities〉からリリースを重ねるReckonwrongの「Mutual Counsel」が公開。 収益はメンタルヘルスと学習障害に苦しんでいる子供と家族の生活をサポートする非営利団体〈Child Mind Institute〉のNY支部に全て寄付される。 購入はこちら。 https://soundcloud.com/orphan_radio_records/reckonwrong-mutual-counsel
受け手の自由に寄り添う作品
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