2022/05/23
電子音楽+αで描く「眺め」
DJ / 選曲、レコードバイヤーとして活動してきたCOMPUMAがソロ名義初のアルバム『A View』を6月17日に自身のレーベル〈SOMETHING ABOUT〉からCDリリースする。
2021年秋、北九州の演劇グループ〈ブルーエゴナク〉からの依頼によって制作された演劇「眺め」の為の楽曲を素材に、共同制作者のhacchi(Urban Volcano Sounds / David Soul )とともに新たにアルバムとして作り直されたオリジナル楽曲9曲+ダブ・ミックス2曲、計11曲のオリジナル・フル・アルバム。
その縦横無尽なDJ / 選曲活動に加えて、2007年のアルバムがまさかの2021年にLP化となったスマーフ男組、そしてその前身となったAsteroid Desert Songs、また竹久圏(KIRIHITO)とのデュオ作品などなど、これまでユニット、そしてコラボ作品、リミックスなどのリリースも行ってきたCOMPUMAだが、そのソロ名義としては本作が初のアルバムとなる。最近ではDr.Nishimura、AwanoとのDJポッセ、悪魔の沼も含めて、 海外のラジオショーでもそのプレイが話題になるなど、注目を集めるなか、ソロ名義としては初のアルバム作品となった。
電子音やフィールド・レコーディング+α、その間に宿る空間も含めて、そのサウンドは様々な景色を想起させる、そんなイマジネーションを静かに刺激するまさに“眺め”の音楽。世界的に見ても、昨今のアンビエ ント~IDMシーンで顕在化しつつある、ニュー・エイジ・アンビエント~環境音楽リヴァイヴァルの、その次なる流れにあって、唯一無二の存在感を放つ作品。
またアルバムに収録される2曲のダブ・ミックスだが、ひとつはシンガポールのレーベル〈Midnight Shift〉 から5月末にリリースされる、DJ行松陽介キュレーションによるコンピ『Midnight is Comin’』に収 録された楽曲「Flowmotion(IN DUB)」の自らによる新たな別ヴァージョン「Vision(Flowmotion in Dub)」を、そして本作収録の演劇「眺め」の為の楽曲「View 2」を、LITTLE TEMPOやOki Dub Ainu Band、さらにはGEZAN 『狂(KLUE)』のミックスも話題になった内田直之がダブミックスを手掛けてい る。
マスタリング・エンジニアには、坂本慎太郎やOGRE YOU ASSHOLEなど、数々の作品を手がけているピー スミュージック中村宗一郎を起用。アートワークは世界的な画家で、国内ではMETA FIVE、TOWA TEIなど のジャケット・アートでも知られる五木田智央、そしてデザインは鈴木聖と、これまでのCOMPUMA作品を 手がけてきたふたりによるプロダクトとなっている。(河村祐介)
■コメント
いつも独特な世界を観せてくれるCOMPUMA。曲の展開していく時間の流れや寄せてこない感じがたまらなくイイ。今作も素晴らしい!
– 森 俊二(222)
演劇の劇伴から派生したという本作、ミュージック・コンクレートのようでもあり、アヴァンな現代音楽家の作品のようでもあり、環境音楽的であり、またCOMPUMA持ち味のスペイシーさや間もあり、痛快。とにかく耳をそば立てたくなる。今までMixCDで聴いていたCOMPUMAの美意識が詰まっています。松永くん、出会ってから実は30年くらい経ってますね。ソロでの初の作品リリース、本当におめでとうございます。今後のご活動も楽しみにしております。
– Kaoru Inoue
COMPUMAの作品やDJがこれからもわたしの音楽のよろこびかたをふくらませ、人生にたくさんのきらめきを与えてくれることを確信し、胸がいっぱいになりました。
– LIL MOFO
COMPUMA – A View
Label : SOMETHING ABOUT
Release date : 17 June 2022
Format : CD
Price : 2500JPY + tax
category:NEWS
tags:COMPUMA
2025/01/15
3/6 WWW 2025年の新たな一歩となる、浅春の夜の音楽体験 まだキリリとした寒さと、春の暖かなまどろみが混ざりあう、新たなる息吹も感じる浅春の候、2025年3月6日(木)、渋谷はWWWにてCOMPUMAのワンマン・ライヴを開催のお知らせです。昨秋リリースの、『A View』以来、2年ぶりとなった新作アルバム『horizons』のリリース・パーティ。『horizons』は、コンピューマ、自身のルーツとなる熊本は江津湖のほとりでの散策を、エレクトロニックな質感とともにイマジナリーなサウンドスケープとして描き出した作品で、淡くまじり合う豊かな色彩でその情景を宿したエレクトロ~ダウンテンポ~アンビエント etc、を展開。年末には待望のデジタル配信もスタート、さらには今後、アナログLP化も予定されている模様。今回のコンピューマ・ライヴも音響に内田直之、映像に住吉清隆と、鉄壁の三すくみ。同地で幾度か行われたライヴでも訪れた知覚の新たな体験は、今回もまた別の扉も開けてくれることでしょう。さらに今回はオープニング・アクトとして、ANJI(あんじ)というアーティストが登場する。彼女は2012年生まれ滋賀県在住で、盲学校中学部1年生。視神経形成異常症により生まれつき全盲のアーティストだが、幼い頃から楽器と戯れ、現在ではビートメイクやライヴ・パフォーマンスを行っている。脱線3のM.C.BOOがそんな彼女の演奏動画をコンピューマに紹介したことが発端となり、その音に感銘を受けたコンピューマのリクエストによって今回のオープニング・アクトとしての出演が決定した。当日どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。自然も、人間も新たな一歩を踏み出す春という季節に、そして新たなる音楽体験へと一歩踏み出す、そんなワンマン・ライヴになることは、まず間違いないだろう。(河村祐介) – ■公演タイトル : COMPUMA『horizons』Release ONE-MAN ■出演 : COMPUMA(音響:内田直之、映像:住吉清隆) Opening Act : ANJI ■日時:2025年3月6日(木曜日)開場/開演 18:30/19:30 ■会場:WWW ■前売券(2025年1月15日(水曜日)19:00発売): 一般 : 3,500円/U25 : 2,500円(税込・1ドリンク代別/全自由 ※一部座席あり) ■前売券取扱箇所:イープラス < https://eplus.jp/compuma-0306/ > ■問い合わせ先:WWW 03-5458-7685 ※U25チケットは25歳以下のお客様がご購入可能なチケットです。 ご入場時に年齢確認のため顔写真付き身分証明書の提示が必要となります。 ARTWORK : 鈴木聖 – ▼COMPUMA 松永耕一、熊本生まれ、ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、DJとしては国内外の数多くのアーチストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れる様々な場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。自身のプロジェクトSOMETHING ABOUTよりMIXCDの新たな提案を試みたミックス「SOMETHING IN THE AIR」シリーズをはじめ、コレクティヴ「悪魔の沼」での活動でのDJや、楽曲制作、リミックスなど意欲的に活動。2022年には初のソロ名義アルバム「A View」をリリースした。Berlin Atonal 2017、Meakusma Festival 2018への出演、ヨーロッパ・ラジオ局へのミックス提供など国外での活動の場も広げる。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、コンピレーションCD「Soup Stock Tokyoの音楽」の他、BGM選曲を中心にアート・ファッション、音と音楽にまつわる様々な空間で幅広く活動している。2024年9月、2年ぶりとなるニューアルバム「horizons」をリリース。Newtone Records、El Sur Records所属。 https://linktr.ee/compuma ▼ANJI(あんじ) 2012年生まれ滋賀県在住。盲学校中学部1年生。視神経形成異常症により生まれつき全盲。 幼い頃から鍵盤楽器やドラムマシンなどをおもちゃ代わりにして遊ぶようになり、6才からピアノを始める。シンセサイザーでの音作りやDTMでの録音に興味を持ち始め、今では様々な音楽を楽しみ、ジャンルにとらわれる事なく作曲するようになる。 10才からレゲエ、ヒップホップなどのイベントにビートライブとして出演し始める傍ら、ジャンルレスな曲を収録したミックステープ「Blind Beats」シリーズを発表。テレビ番組やCMなどへの楽曲提供も行うなどしビートメイカーとして活動する。 ライブパフォーマンスではサンプラーやシンセサイザー、エフェクターを駆使したオリジナルトラックに合わせ朗読を重ねるポエトリーリーディングを披露しており、琵琶湖の畔で「人・自然・街」と共に過ごす中で出会う音が創造に繋がっている。 http://anjibeats.wordpress.com COMPUMA – horizons Label : SOMETHING ABOUT Release date : Sep 20 2024 https://linkco.re/ETZvyenP Tracklist 1. horizons 1 2. horizons 2 3. horizons 3 4.
2019/04/11
Licaxxx、鶴岡龍、小林うてな、COMPUMAが出演。 世界中で展開する地域密着型シティガイドの老舗「Time Out」の東京の拠点/リアル店舗として、恵比寿LIQUIDROOMの2階スペースでイベント、ライブ、展示、など展開してきたTime Out Cafe & Dinerの10周年を記念したイベントが開催決定。出演はLicaxxx、鶴岡龍、小林うてな、COMPUMAの4組。 なお、Time Out Cafe & Dinerでは、4月8日(月曜日)から15日(月曜日)までの期間、平日ランチタイム限定で(ランチメニューをご注文いただいた方に)生ビール/ヒューガルデンホワイト1杯が無料となるプレミアムキャンペーンを開催中。 Time Out Cafe & Diner 10th Anniversary Party feat. Licaxxx、鶴岡龍(Tsuruoka Ryu)、小林うてな(Utena Kobayashi)、COMPUMA 2019.4.26 friday Time Out Cafe & Diner[LIQUIDROOM 2F] open/start 19:00 entrance fee 1,000yen info Time Out Cafe & Diner 03-5774-0440 https://www.timeoutcafe.jp Licaxxx 東京を拠点に活動するDJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。 2016年にBoiler Room Tokyoに出演した際の動画は40万回近く再生されており、Fuji Rockなど多数の日本国内の大型音楽フェスや、CIRCOLOCOなどヨーロッパを代表するクラブイベントに出演。日本国内ではPeggy Gou、Randomer、Mall Grab、DJ HAUS、Anthony Naples、Max Greaf、Lapaluxらの来日をサポートし、共演している。さらに、NTS RadioやRince Franceなどのローカルなラジオにミックスを提供するなど幅広い活動を行っている。 さらにジャイルス・ピーターソンにインスパイアされたビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」の主催。若い才能に焦点を当て、日本のローカルDJのレギュラー放送に加え、東京を訪れた世界中のローカルDJとの交流の場を目指している。 また、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽などを多数制作しており、Chika Kisadaのミラノコレクションや、dressedundressdの東京コレクションに使用された。 鶴岡龍(Tsuruoka Ryu)a.k.a.LUVRAW 電子音で歌う鼻歌とため息は夜に響いて波に合う。メロウな手口のシンセ歌手(トークボクサー)。ヨコハマ生まれのムードにこだわる音楽家。DJ。レイドバック研究家。-IMAGECLUV- 主催。 小林うてな(Utena Kobayashi) 長野県原村出身。東京在住。ラップトップでの作曲、ライブを軸に、ライブやレコーディングのサポートではスティールパン奏者として活動。他、劇判制作、広告音楽制作、楽曲アレンジ等。2018年6月、レーベル「BINDIVIDUAL」立ち上げ、「Black Boboi」としても活動中。 COMPUMA ADS(アステロイド・デザート・ソングス)、スマーフ男組での活動を経て、 DJとしては、国内外の数多くのアーティストDJ達との共演やサポートを経ながら、日本全国の個性溢れるさまざまな場所で日々フレッシュでユニークなジャンルを横断したイマジナリーな音楽世界を探求している。悪魔の沼クルーとしての活動含めてDJミックスを中心に、オリジナル、Em Recordsからのリミックスなど意欲作も多数。一方で、長年にわたるレコードCDバイヤーとして培った経験から、選曲等、音と音楽にまつわる様々なシーンで幅広く活動している。Berlin Atonal
2022/04/20
自身で撮影編集したMV公開 LIGHTERSのギターボーカルRumi Nagasawaによるソロプロジェクト「carrot boy」がデビューシングル「bad end」をリリース。 バンドの形式から解き放たれて自由に作曲された。carrot boyが自身で撮影、編集も行ったミュージックビデオも公開。最近のLIGHTERSの楽曲プロデュースを行なっているDYGLのKohei Kamotoがミックスを行い、kimken studioの木村健太郎がマスタリングを担当。今後も定期的にリリースを行う予定で、LIGHTERSのバンドとしての形とは違った空気感を持った楽曲に期待される。 carrot boy – bad end Label : WAREHOUSE TRACKS Release date : 20 April 2022 Stream : https://ultravybe.lnk.to/badend Words / Music : Rumi Nagasawa Mix : Kohei Kamoto Mastering : Kentaro Kimura(Kimken studio)
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