人類の遺棄された記憶|Esse RanがEP『Derelict Memories』を発表

人類滅亡後の地球

 

 

Esse Ranは『Derelict Memories』という作品で人類滅亡後の地球の音風景を想像し、構築した。彼は人類滅亡という仮説に踏み込んだ。

 

この世界を「森林を伐採し、掘削して穴を開けた、コンクリートインフラ、プラスチックの島、巨大なデータセンターで覆われた惑星で、まさに搾取の断片がすべて含まれている」とEsse Ranは語る。エピローグによると、それはすべて文書化されている。貴重な鉱物に書き込まれ、暗号化されているが、無形である。したがって、これらのデータはすべて、聞く耳も見る目もなく、死んだように冷たくなっている。過ぎ去りし人類の遺棄された記憶。

 

『Derelict Memories』は、アンビエントコラージュされた不気味な宇宙の流動的な物語を構築している。その中には、昆虫の鳴き声のようなものもあり、まるで生命体に満ちた茫漠とした不思議の国にいるようで、人間の存在を超えたところで生命が続いていることを思い起こさせる。

 

 

Esse Ran – Derelict Memories

Label : Humidex Records

Release date : 10 June 2022

Pre-order : https://esse-ran.bandcamp.com/album/derelict-memories

 

Tracklist

1. What Once Was

2. Dripping Lights

3. Fossilized Data (Interlude)

4. Insect Behavior

5. Rêve étrange (Interlude)

6. Wind Whirl

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