2022/05/18
10年毎に思い描くBorisのヘヴィロック
Borisの30周年記念アルバム、今年1月に発売となった第一弾『W』に続く第二弾『Heavy Rocks』が発売決定。初期型フェアレディZの残骸と映るBoris最新ヴィジュアル公開。
『Heavy Rocks』(オレンジ 2002)、『Heavy Rocks』(紫 2011)と10年毎に、Borisは自分たちの思い描くヘヴィロック最新形を同じタイトルで提示してきた。”Heavy Rocks”という言葉は自身の姿勢・態度そのものであり、過去から未来に亘る揺るぎないテーマであり、象徴である。
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この2年で世界は変わってしまった
人々の思考はよりシンプルに
今はみんなそれぞれが大切なものを捉え易くなった
何を未来へ残し伝えるのか
そしてアップデートしていくロックのソウル
言葉や意味を超え貴方に届く魂
本能、直感、牙
これが今のBorisのHeavy rock
結成30周年
最新と普遍をアップデートし加速し続けるBorisの現在。
あなたの大切なものは何か?
閉塞されていた世界が再び解かれ、活発な日常を取り戻す兆しを見せる、まさに転換期とも言える今年、この運命的と言えるタイミングで、Borisは最新の『Heavy Rocks』を投下。未だ混迷を続けるこの時代を生き抜き、自らの血と肉として獲得し具現化した現在進行形のヘヴィロックを。今回は「色」ではなく、過酷な状況を自らの牙でサヴァイブする獰猛な生命の「紋様」を纏い世界に提示する。前作『W』に続きサウンドプロデュースとしてBuffalo DaughterのsuGar Yoshinagaを起用。『NO』のエクストリームさ、静謐な『W』の空気感を塗りつぶし、さらに混沌と”Heavy”に耽溺してゆくワイルド&グリッターな世界。
Boris – Heavy Rocks
Release date : 12 August 2022
Price : 2800JPY
Tracklist
1. She is burning
2. Cramper
3. My name is blank
4. Blah Blah Blah -お前は間違っていて俺も間違っていてそれは正しさ-
5. 光 -Question 1-
6. Nosferatou
7. Ruins -瓦礫の郷愁-
8. 形骸化イマジネーション -Ghostly imagination-
9. 幸福という首輪 -Chained-
10. (not) Last song
category:NEWS
tags:Boris
2021/04/01
『広島死闘篇』も付属 ハードコア・テクノ・シーンの異端児Dieのソロユニット名義「DieTRAX」(日本)と、ハードコア・ミュージック探求者「FFF」(オランダ)が2011年に発表したスプリット・アルバム『Hiroshima vs Rotterdam』の10周年記念盤が発売。Mountain Graphicsによる新しいジャケットに加えて、2013年に発表されたスプリット第二弾『広島死闘篇~Hiroshima Deathmatch~』も付属された2枚組仕様+リミックスEPが入手出来るDLコード付きという豪華版となっている。 ブレイクビーツ・ハードコア、ジャングル、ピアノ・ブレイクス、ガバ、ブレイクコアをミックスしたカラフルでレイビーなトラックを収録した『Hiroshima vs Rotterdam』はリリース当時から国内外のコア層を魅了し、特にNeo-Rave世代から絶賛され、DieTRAXとFFFは2010年代のオルタナティブなRaveシーンで注目される存在となった。2013年に発表された続編スプリット『広島死闘篇~Hiroshima Deathmatch~』では、両者のコラボレーション・トラックも制作され、Far East Recording(寺田創一)やE-De-Cologne(Patric Catani)といったレジェンドによるリミックスも収録。日本屈指のビックリマンコレクターであり、凄腕イラストレーターでもあるMOZAによるジャケットイラストとKetchupArtsのデザインによってオマケシールファンも巻き込み、日本のサブカルチャーと海外のダンスミュージック・カルチャーが高密度で合体した軌跡の作品を生み出した。 10年の時を経て発表される『Hiroshima vs Rotterdam Special Edition』には、『広島死闘篇~Hiroshima Deathmatch~』に収録されているDieTRAXとFFFのコラボレーション・トラックの新たなリミックスが収められたDLコードも封入。リミキサーには、「I wanna be a hippy」や「Happy birthday」などの特大ヒット・チューンで知られ、近年再び活動を再開させたハードコア・テクノ界の超重鎮「Technohead」と、唯一無二のプログラミング・スキルとサンプリング・センスでジャンルや世代を超えて支持されている「サイケアウツG」、そしてFFFによるセルフ・リミックスが収録。 『Hiroshima vs Rotterdam Special Edition』は、現行のPost Raveシーンともシンクロしながらフレッシュでピュアで普遍的なRaveミュージックの楽しさを我々に伝えてくれる。 DieTRAX vs FFF – Hiroshima vs Rotterdam Special Edition Label : MURDER CHANNEL Buy : http://mxcxshop.cart.fc2.com/
2021/09/07
五十嵐隆の手書き歌詞 2001年10月5日にCDで発売されたsyrup16gのファーストフルアルバム『COPY』が発売20周年を記念してアナログレコード化が決定。 ちょうど20年経った2021年10月5日に発売される今作は LPサイズのダブルジャケット二枚組の20周年記念限定盤となる。今回のアナログ化にあたってインナーを一新、 10曲すべての歌詞は、自身のアイディアにより五十嵐隆が手書き。ライナーノーツは、20年前に、いち早くsyrup16gの存在を認識し、今もそれ以上に熱く見つめる音楽と人の金光裕史。UKFC ONLINE SHOPでは「COPY」20周年記念Tシャツも3種類販売。 本日よりアナログと共に予約開始。 ■「COPY」20周年記念盤 アーティスト:syrup16g タイトル:「COPY」 発売日:2021年10月5日(火) 品番:UKDZ-0212 価格:5,500円(税込) 形態:12インチアナログ、2枚組 JAN:4514306017816 レーベル:DAIZAWA RECORDS / UK.PROJECT inc. 収録曲: <disc1-A>(33回転)01. She was beautiful 02. 無効の日 03. 生活 <disc1-B>(33回転)01. 君待ち 02. デイパス 03. 負け犬 <disc2-A>(33回転)01. Change the world 02. Drawn the light 03. パッチワーク 04. 土曜日 <disc2-B>(45回転)01. 生活 「COPY」発売20周年記念盤 10曲(33rpm)+「生活」(45rpm) 全11曲収録 五十嵐隆による直筆タイトル・歌詞 ライナーノーツ 音楽と人 金光裕史 ■アナログ取り扱い店舗一覧 ※入荷状況、在庫状況は店舗によって異なります、各店舗にお問い合わせください。 ・タワーレコード 全店およびタワーレコードオンライン https://tower.jp ・HMV HMV record shop3店舗(渋谷、新宿ALTA、コピス吉祥寺)、オンライン https://www.hmv.co.jp ・ディスクユニオン 新宿日本のロック・インディーズ館、ユニオンレコード新宿、新宿中古センター、ROCK in TOKYO(渋谷)、ユニオンレコード渋谷、お茶の水駅前店、下北沢店、吉祥寺店、池袋店、高田馬場店、中野店、立川店、町田店、横浜関内店、横浜西口店、千葉店、柏店、北浦和店、大宮店、大阪店、オンラインショップ https://diskunion.net ・UKFC ONLINE SHOP https://ukfc.shop/syrup16g
2022/01/05
1月7日 Contact Tokyo Romy MatsとVJ Camelによって代官山の地下で産声を上げたパーティー『解体新書』が1月7日にContact Tokyoにて5周年記念パーティーを開催。5年間の集大成に相応しいラインナップが各フロアに出揃った。 — 1月7日、節目と出立の境界線を目の前にして主催の2人の中で去来するのは「基礎に返ることで未来を臨む (Get back to the basics to face the future)」という外延。RomyとCamelは互いに自身の活動と音楽遍歴、また『解体新書』としての活動やエッセンスを見つめ直し、そして未来を協奏したいと願うアーティストをこの5周年のパーティーに招いている。 Studio Xには、ひと際個性が強く、質感として”ライブ性”の高いアーティストが集結する。”オルタナティヴ / Alternative”という根幹をバンド・カルチャーから相承する主催の2人が、その体現者としてまず白羽の矢を立てたのはロンドン拠点のバンド・Bo Ningen。2021年1月にアルバム『Sudden Fiction』を発表し、去る12月には約1年越しとなるリリースライヴを行ったばかり。また電子音楽との親和性も高い4人組がこの祝祭の目となる。そして、その目から渦を描くのは縦横無尽なスタイルで空間を染め上げる唯一無二のDJ・¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U。数年前からお互いにラブコールを送り、この1年ほどは幾度の延期を重ねて、今回が待望の『解体新書』初登場となる。国内外の最重要パーティー/フェスティバルでハイライトを生み出してきた氏が、この祝祭では如何なる瞬間を魅せるのか乞うご期待いただきたい。また本パーティーが重要なピースとしてきた電子音楽のライヴには、パリの先鋭的電子音界隈のエキスパートであり、〈L.I.E.S.〉や〈Editions Gravats〉などカルトレーベルをはじめ、日本は〈BIG LOVE〉からの作品を含め数多のリリースを手掛けるKrikorが登場。テクノ/ハウス~ダブ~ベース~ワールド~アンビエントの要素を顕微鏡レベルで抽出して、如何様にも混成させていくライヴセットは必聴。『解体新書』のレーベルサイド〈KTSNS〉の2作目として新作EPのリリースを控えるAlbino Soundは、制作中から据えた新たなコンセプト/インスピレーションを元に、更なる磨きをかけたコズミックかつ低重心な最新セットを披露する。そしてオープンアップには、初回の『解体新書』に出演して以来、節目のパーティーには欠かすことのできない旧知の仲にあるDJであり、本パーティーではダブステップに起因するより自由な表現を魅せる『BACK TO CHILL』レジデントのHELKTRAMが登場する。 一方のContactフロアは、抜目ないグルーヴメイクとセレクションで他とは一線を画するDJが揃い踏み。まずは今回が約5年ぶりの『解体新書』出演となるDJ・Shhhhh。世界各地のローカル & ルーツミュージックを熟知する国内随一のスペシャリストとして広く知られている通り、氏もまた電子音楽のシーンにおいてはオルタナティヴの筋を貫き続ける重要人物である。氏の手に掛かれば、これまで『解体新書』が追求をしてきたベース~テクノ文脈の現代的/先鋭的なサウンドにもハイブリッドシナジー効果がもたらされ、一味も二味も異なる揺らぎ、そして音響感覚へと昇華されていく。それはこのフロアの彼方にある最高到達点であり、この祝祭の空間にて堪能したい瞬間である。2021年10月に行われた前回に引き続き2回目の出演となるErik Luebsは、”テクノ”の伝統的側面から新境地を志向するアーティストである。身体と深く結び付くリズムとベース、感情に作用する流動性に溢れたメロディーを追求しながら、毎月1曲を自身のBandcampページで発表してきた『Cycle』シリーズは、遂には2021年にNYの名門〈The Bunker NY〉からのEP『Transcendental Number』へと帰結。2022年直ぐには、広義のテクノを追求する新たなリリースシリーズ『New Strains』を発表したばかりということもあり、前回よりもさらに豊富になったサウンドパレットをDJセットを通じて堪能することができるだろう。そして、昨今のローカルシーンにおいて、独自のミックス表現で “ベース~テクノ~etc.”をユニークに結び付ける2人のDJ・FELINEとykahは今回が『解体新書』初出演となる。2010年代ベースミュージック影響下の疾走感と重厚感をバランス良く兼ね備えながらも、どこかで軽やかにフロアをリードしていく感性で毎度驚きの多いセットを魅せるFELINEはクロージングを。感覚の深度の中で陶酔的かつダビーな音響をキーポイントとしながら、積極的に様々なリズムアプローチを試行し、スキル的な側面でも急成長を続けるykahはオープニングを。それぞれがパーティーにおける肝要なスロットを務める。さらに、昨年で15周年を迎えた『BACK TO CHILL』よりレジデントDJ・100madoが、約4年半ぶりに『解体新書』へとカムバック出演することが緊急決定。今や様々な電子音楽に内包されるベースミュージックの血統ないしDNAをひと筋のセットとして描き出しながら、時に狂気的に、時に陶酔的に、空間を凌駕していくDJプレイは他に類を見ない。氏のContactフロアへの参入によって当初とはまた異なる磁力の引き合いが生まれる予感が十分に漂ってきており、それがこの祝祭の渦紋として如何に刻まれるかは、フロアに足を着ける人のみがよく知ることができるだろう。 そしてFoyerフロアでは、時の流れと共に有機的要素と無機的要素が混ざり合っていくことをテーマとした空間インスタレーション「NO BORDER」を展開。サウンドは、『解体新書』のレーベルサイド〈KTSNS〉の初作を飾ったプロデューサー/サウンドアーティスト・Saskiaが担い、本パーティー中に2回、異なるライヴセットを披露する。空間の全体像は、これまでも植物でパーティーの毎回のテーマを大胆に具現化してきたLOYALTY FLOWERSが作り上げ、そこに主催のVJ Camelが映像と照明の折衷的な彩りを加える。これまでも空間インスタレーションを行ってきた3人による周年記念特別編。都心の地下空間にいるとは想像し難いトリップを演出する。 ※ フルラインナップ発表時にContactフロアに出演予定となっていたT5UMUT5UMUは、諸事情により惜しくも出演いただくことができなくなりました。 解体新書 Kaitai Shinsho 5th Anniversary 2021.01.07 22:00 open/start at Contact Tokyo UNDER 23 ¥2000 BEFORE 11PM ¥2000 ADVANCE TICKET ¥2500 https://contacttokyo.zaiko.io/_item/345695 GH S MEMBERS ¥2500 GH Members ¥3000 DOOR ¥3500 Line up: [Studio
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