トラウマとJRPGエンジェルコア|MANAPOOLが新作『Seraph​.​am』を発表

恋と憧れと解離、デジタル涅槃

 

 

エンジェルコアのプロデューサーMANAPOOLが新作ミックステープ『Seraph.am』を〈unseelie〉よりリリースする。

 

ビジュアルノベル、難解なJRPG、個人的な体験からインスピレーションを受け、セントルイス在住のMANAPOOLは、ニュースクールブレイク、ドラムンベース、アンビエントサウンドスケープの没入型デジタル涅槃を創りあげた。

 

ファーストシングル「Materia.Holy」が公開され、〈unseelie〉のBandcampでのプレオーダーが開始。5月18日にはインタラクティブなウェブオーディオ体験ができるようになる。

 

 

このアルバムの最初の曲、[RX.Prelude, Dreadwyrm Trance (原題: Dissociation Olympics) and FINAL RESOLUTION]を書いた時、私は個人的なトラウマに悩まされていました。

 

私は個人的なトラウマや、自分ではコントロールできないような変化をたくさん経験し、その結果、自分自身と仕事に対して非常に有害なものになっていました。常に自分を酷使し、仕事を続けるためにいろいろなことをしていましたが、全体的には非常に自己破壊的でした。つまり、仕事をしていれば、それについて考えることがない。やがて私は解離の問題を抱えるようになり、解離性オリンピックというタイトルはそこからきています。

 

そのうちに、自分にとってそのライフスタイルが終わることはないと思うようになり、たとえそれが時間と共に自分を蝕んでいくとしても、それはそれで仕方がないことなのだと思うようになりました。もし誰かパートナーや恋人がいたら……もっと自分を大切にできるのに……と、いつも考えていました。私はこのことに強く憧れるようになり、それがほとんどビットと感じられるほどでした。遊び心からくるこだわりというか。私の歌に現れている2つの部分は、この時期の強烈な憧れと解離、それだと感じます。

 

12月中旬くらいに最悪な状態になったんです。ニューヨークでライブをした後、COVIDにかかり、ネットで知り合った友人もCOVIDにかかっていました。一緒にゲームをしたり、毎日電話で話したりしているうちに、彼女の街でライブをすることになり、5日間一緒に過ごすことになったんです。私たちは恋に落ち、すぐに付き合うことになりました。

 

このアルバム(Materia[Holy]、Data Drain、Girlfriend Dungeon、I wanted2 Be、W2W2)は、その時の気持ちとインスピレーションをもとに作りました。このアルバムは私にとって特別なもので、今まで作ったものの中でこれほど時間を費やしたことはなかったと思うし、そうすることで私の人生の中で最も純粋な時間の経過を描いています。

 

 

MANAPOOL – Seraph​.​am

Label : unseelie

Release date : 18 May 2022

Pre-order : https://manap00l.bandcamp.com/album/seraph-am

 

Tracklist

1. Girlfriend Dungeon

2. RX.Prelude

3. Materia.Holy

4. Your Sunset

5. Someone Always Waiting on the Surface

6. Data Drain.Aura (Instrumental)

7. World2.CH22[ServerShutdown]

8. DREADWYRM.TRANCE.

9. IWanted2Be

10. FINAL RESOLUTION

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