現実が夢であることに気づく|Salamandaが3rdアルバム『ashbalkum』を発表

PLANCHAより日本デビュー

 

 

ミニマル〜アンビエント・ミュージックを探求する韓国・ソウル拠点のDJ/プロデューサーデュオで、親友同士でもあるUman Therma(Sala)とYetsuby(Manda)によるSalamandaが、サード・アルバム『ashbalkum』で日本デビュー。先行シングルとして「Melting Wizard」がMVと共にリリース。アルバム『ashbalkum』のCDリリースは日本のみで、ボーナス・トラックも収録。

 

本作『ashbalkum』は、私たちがどのように周りの世界と関わっているのか、私たち自身の存在、言語、そして自然そのものが無限に変化しうるという、魅惑的な見解を示す。2021年の夏、甘い夢と美しい悪夢の間にあるシュールな風景の中で書かれた『ashbalkum』は、私たちの騒がしい現在を反映した遊び心のある静けさにアクセスする。遠くの親密さと静と動、立ち止まりながら動き、すぐ頭上に迫る黙示録前の世界の圧力から辛くも逃れることができる。喜びと友情と実験に満ちた彼らの共同エネルギーによって、Salamandaは聴き手をさらなる超現実へと導いてくれ、そのサウンドは新しい境地に到達した。

 

 

私たち自身と自然界との間で交わされる同調性とイントネーションは、万華鏡のような動きのある色合いに変化しながら、鮮やかな幾何学模様に溢れ、調和のとれたトーンの繭の中に織り込まれている。映画音楽の世界観、クラブの輝くような多重性、ミニマルな作曲の大胆なステートメントに対する二人の共通の愛が、ユニークで魅力的な音楽ヴィジョンに遊び心を持って再構築された。ヴォイスは楽器のように抽象化され、心地よいブレス・ワーク、レイヤー・コーラス、メディテーション・ポップの破片が交互に現れ、やがてガス状の蒸気のうねりに消えていく。アグレッシヴなレゲトンのスネア、デンボウのリズム、ダブの時間軸と空間認識の広がりなど、それぞれの楽曲にユニークなパーカッシヴ・アレンジが施されている。デュオ編成の斜め上を行くリズムの器用さには遊び心があり、不遜な構成と蛇行するドラムワークのバランスを保ちつつ、決してダンサブルさも損なわず巧みなバランスで構築されている。

 

『ashbalkum』の名前の由来は、韓国語で「現実」が「夢」であることに気づくという、象徴的かつ音韻的な再解釈から来ている。このユーモラスな実存主義を新しい意味に変換することが、ashbalkumの核心となるものである。夢は常に私たちの考えを反映していますか?私たちが夢の中で感じることは本当ですか?最終的にサラマンダは、これらの質問に答えようとするのではなく、そのすべての楽しい限界に喜びを感じている。

 

 

Salamanda – ashbalkum

Label: PLANCHA / Human Pitch

Format: CD / Digital

Release Date: 2022.06.10

Price(CD): 2,000 yen + 税

※日本盤独自CD化

※ボーナス・トラック収録

Pre-order / Pre-save: https://orcd.co/jbmdrx4

 

Tracklist

01. Overdose

02. Melting Hazard

03. Rumble Bumble

04. Mad Cat Party (feat. Ringo the Cat)

05. Living Wizard

06. Coconut Warrior

07. Hard Luck Story

08. Kiddo Caterpillar

09. Stem

10. Catching Tails

11. Cold Water Manufacture [Bonus Track for Japan]

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