2022/03/18
Moor MotherとDJ Haramによるデュオ
DJ HaramとMoor Motherによるデュオ700 Blissが、〈Hyperdub〉よりデビューアルバム『Nothing To Declare』のリリースを発表。Muqata’a、Ase Manual、Lawfandah、Orion Sunが参加している。
クラブミュージックとヒップホップのエッジとパンクのエネルギー、ジャズ、ハウスパーティのカタルシス、パーカッションを多用したサウンドとスキットで繋いだノイズとラップとサウンドコラージュの詩、スマートでダンサブルな啓示。
Moor MotherとDJ Haramは、2014年にコラボレーションを開始し、2018年にHalcyon Veil / Don Giovanni Recordsよりデビュー作『Spa 700』をリリースした。Moor Motherは多作なソロ・アーティストであり、ライター、Black Quantum Futurismのメンバー。DJ Haramはラジオ番組のキュレーションや制作、DJ、プロデューサー(2019年にHyperdubからのEPを含む)として活動している。
700 Bliss – Nothing To Declare
Label : Hyperdub
Release date : 27 May 2022
Pre-order : https://lnk.to/700BLISSNTD
Tracklist
1. Nothing To Declare
2. Totally Spies feat Lafawndah
3. Nightflame feat Orion Sun
4. Anthology
5. Discipline
6. Bless Grips
7. Easyjet
8. Candace Parker feat Muqata’a
9. No More Kings
10. Capitol feat Alli Logout
11. Sixteen
12. Spirit Airlines
13. Crown
14. More Victories feat M. Téllez
15. Seven
16. Lead Level 15 feat Ase Manual
category:NEWS
tags:700 Bliss
2025/05/08
〈Hyperdub〉より DJ Haramが〈Hyperdub〉よりデビューアルバム『Beside Myself』のリリースを発表。リードシングル「Voyeur」をリリース。中東の伝統に深く触れ、未来志向のクラブサウンドを意識し、そのリズムと音色を重ねていく。 DJ Haramのデビューアルバム『Beside Myself』は、世界が地獄のような現在においてアーティストとして精神を保ち、生き抜くことの証明。アルバムタイトルは、怒りや悲しみ、そして世界と歩調が合わない疎外感を示す象徴であり、ダブルミーニングとして機能している。10年にわたるキャリアを持つマルチディシプリナリー・プロパガンディストである彼女は、戦争と武器化されたエンターテイメントの時代において進化し続けることにこだわり、自身や仲間に問いかける──「これはどうして起きるのか?私たちはどうやってこれに耐え、共に生き、真実を見つけ、自由になれるのか?」その答えは明言されることはないが、彼女の口から出るその問いかけこそが、彼女をまさに「自分自身のそば(=beside herself)」に置き、孤独な道を旅しながらも、自らの空間を築き、テクニカルな音楽制作とリリックの精度を新たなレベルへと高めていく姿を表している。 『Beside Myself』では、彼女の孤独な道に多くの仲間たちが集い、痛みと目的を共にナビゲートし、ときには喜びをもって苦しみを嘲笑うようなひとときもある。Haramは自らを「神を恐れる無神論者」と称し、「反フォーマット的な音のプロパガンダ/反ライフスタイル的な没入型サウンド」を作っていると言う。彼女の音楽はまさにそれを体現しており、これまで共に制作してきた仲間を含め、多くの友人やコラボレーターが参加している。MCのArmand Hammer(billy woodsとELUCID)、Bbymutha、SHA RAY、700 Blissの相方であるMoor Mother、Dakn、そして共作プロデューサーとしてAugust Fanon、エジプト出身のプロデューサーEl Kontessa、ジャージークラブのプロデューサーKay Drizz、トランペッターのAquiles Navarro、ギタリストのAbdul Hakim Bilalなどが名を連ねる。 彼女の作品であることはすぐに分かるが、同時にジャンルとしては分類不可能である。中東音楽を基盤としながらも、それと同等に、苦悶のライブ・プロダクションの中にはジャージー・クラブ、パンク、ノイズ、エレクトロアコースティックな楽器演奏やサンプリング、タンバリン、シェイカー、ダルブッカ(中東の太鼓)、ヴァイオリンといった要素が共存し、トランスのようなレイヴ・シンセ、808の重厚な音壁、潜むうねるようなベースも加わる。中心にあるのは、彼女自身による動じることのない、心が張り裂けるような詩的なパフォーマンスであり、Audre LordeやNawal El Saadawi(アルバム内にその言葉が引用されている)、Kim Gordonのような思想家たちとの対話の中で、物質的なものと抽象的なものの両方を見つめている。 DJ Haram – Beside Myself Label : Hyperdub Release date : July 18 2025 https://djharam.bandcamp.com/album/beside-myself Tracklist 1. Walking Memory 2. Dj Haram, Dakn, Aquilles Navarro – Remaining ft. Dakn & Aquilles Navarro 3. Fishnets ft. Bbymutha & Sha Ray & August
2019/08/28
11月8日リリース。 DJ Haramとのユニット700 Blissとしても活動するフィラデルフィアの詩人でアーティストCamae AyewaのプロジェクトMoor Motherがニューアルバム『Analog Fluids of Sonic Black Holes』を発表。先行でテクノゴスペル「After Images」をリリース。 ルーツのパンクを土台に、ドラムと詩とノイズがカオスに展開する13曲入り。プロダクションにはJustin K Broadrick (JK Flesh, Godflesh)やGiant Swanも参加。また、The BugとJustin K BroadrickによるユニットZonalの10月にリリースされる1stアルバム『Wrecked』にも6曲にボーカルで参加している。 Pre-Orderはこちら。11月8日リリース。 Moor Mother – “Analog Fluids of Sonic Black Holes” 01. Repeater 02. Don’t Die 03. After Images 04. Engineered Uncertainty 05. Master’s Clock 06. Black Flight (feat. Saul Williams) 07. The Myth Hold Weight 08. Sonic Black Holes 09. LA92 10. Shadowgrams 11. Private Silence (feat. Reef
2025/08/01
1999年の黙示録的な夢 FiFi Zhangがデビューアルバム『FLEETING HEARTS』のリリースを発表。先日リリースされたダブルシングル「Chasing the Moon / petals」を含め、10曲はFiFi Zhang自身が作詞・作曲・ミックスまで手がけており、うち3曲はtomcbumpz、Age、Swami Sound、Dazegxdとの共同プロデュース作品。 EP『So Beautiful So Lonely』に続く本作は、ドラムンベース、UKガラージ、ハウス、ハイパーポップを融合させ、夢のように柔らかなボーカルに包まれたフルレングスのダンスアルバム。 サウンドやビジュアルは、90年代のアニメやファッションから大きく影響を受けている。FiFi Zhangにとって「1999年の黙示録的な夢」のようなもので、壊れやすい感情、逃避的な想い、自己への癒しに満ちている。アニメーション、スタイリング、デザインを通じて作品の世界観を構築し、ミュージックビデオなどの演出では自らクリエイティブ・ディレクターを務め、愛と人生のうつろいやすさを描き出している。 FiFi Zhang – FLEETING HEARTS Release Date : Oct 3, 2025 Stream : https://ffm.to/fleetinghearts Tracklist 1. WHERE U R (angel with no feathers) 2. Run Away, My Lover 3. Chasing the Moon feat. tomcbumpz 4. petals feat. Age 5. You Ain’t in Love 6. Fallen Angle feat. Dazegxd 7. Love Is Falling Down 8.
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