2022/03/04
「美にして善なるもの」
日本画家・黒木美都子が中国国内で初の個展『至善至美―KALOKAGATHIA』を2022年3月4日(金)から3月27日(日)まで、北京の人気ギャラリー「北京当代潮流芸術画廊 42 Art Space」にて開催する。
今回のプロデュースとキュレーションは、日本や中国の若手アーティストの世界的な活動を支援する〈HRD Artist Label〉が手掛けている。伝統的かつ革新的な黒木作品の魅力を中国のコレクターに伝えていく。
■「至善至美―KALOKAGATHIA」
KALOKAGATHIA(カロカガティア)は、「美にして善なるもの」という言葉で、古代ギリシア哲学において、善と美は原理的に同一のものの2相ととらえられ、心身の調和的発達による善美の実現こそが人間完成の理想とする考えです。黒木の制作理念における「善く生きる」を示唆させるうえで、「美しさ」が人々の心の深い部分に響くものだということを再認識できる個展を目指し、人物像と色彩・絵肌の調和した美しい世界を描きます。
《純然たるドグマ-混沌-》182×86.4cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペースト、2021年
《虚ろを焼き尽くして》91×72.7cm、アートクロスに水干、岩絵具、白土、モデリングペースト、2022年
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■「至善至美―KALOKAGATHIA」開催概要
展覧会名:「至善至美―KALOKAGATHIA」
開催日時:2022年3月4日(金)から3月27日(日)まで、10:00から19:00まで
会場名 :北京当代潮流芸術画廊 42 Art Space
主催 :HRD Artist Label
■黒木美都子 制作理念
古来より伝わる“神話・逸話・伝承”を発想の起点とし、自身の世界観を人類の“共同幻想”の新しいアイコンとして表現しています。文化や言語を超えた共感性により、人々に「より善く生きる」ことを示唆できるよう描いています。
描かれる人物像は皆、太陽や月などの自然物からカオスのような目に見えない概念までを擬人化し、神的な存在として昇華させたもので、これは万物を八百万の神々として信仰する神道の精神に基づいています。
また作品を構成する鮮やかな色彩、マチエール、フラットな黒色の背景は、日本美術における「余白の美」の感性を独自に解釈し、「粗密の美」を意識して描いたものです。絵具の粒子の粗密や色彩の明暗の粗密は、構図的に絵画をより美しくするものと考えています。
■黒木美都子 プロフィール
1991年東京都生まれ。2014年多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業。2016年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域修了
■HRD ART株式会社について
中国や日本をはじめとした世界でのアーティストの活動を支援する会社「HRD Artist Label」の日本国内法人です。所属アーティストは20代前半から30代と若いアーティストが中心で、アーティスト、コレクターと「ともに成長する」を理念にしています。 有名な美術館やギャラリーでの展示を通して、アーティストの作品発表を行い、また、中国のSNSによる発信や中国の著名人、ブランドとのコラボレーションといった、様々な方法によりアーティストの認知促進および価値向上に取り組んでいます。 特に中国のメッセージアプリ「WeChat」での発信の平均閲覧数は10,000回以上を数えます。また、中国のTikTokといわれる「抖音」では、所属アーティストのアカウントの動画総再生回数は158.2万回を超えています。こうしたSNS等のオンラインメディアを活用したファンとのコミュニケーションに強みがあります。
URL: https://www.hrdart.co.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/hrdartjp/
category:NEWS
tags:HRD Artist Label
2021/10/27
GINZA SIX Artglorieux|10月28日 – 11月3日 丸山純奈(展示作品の一部分) 日本や中国の若手アーティストの世界的な活動を支援する〈HRD Artist Label〉が、日本で初めての作品展「THEATER」を、GINZA SIXにあるギャラリー「Artglorieux」にて2021年10月28日(木)から11月3日(水)まで開催する。 今回「THEATER」では、中華圏および海外で急速にブレイクし、著名人がこぞってコレクションしている丸山純奈の大型作品や今夏、北京で個展を開催し好評を博した金田涼子らの作品を展示。さらに、注目の日本人および中国人アーティストの作品を多数展示予定とのこと。本展示は、20代から30代の若いコレクターが増え、急成長する中国アート市場で大きく注目されているアーティストを日本で紹介するため開催される。 金田涼子「余光」アルバム画像 安藤万実《りぼん妖精》※参考作品 黒木美都子《金星たちの祝福》※参考作品 朱仲魚《小さい男の子》 Bleed.P《世界地図》 【“THEATER” 開催概要】 作品展名: “THEATER” 開催日時: 2021年10月28日(木)から11月3日(水・祝)まで 10:30から20:30まで(最終日は18:00閉場) ※開催時間は変更になる場合がございます。 会場名 : Artglorieux GALLERY OF TOKYO artglorieux.jp/ アクセス: 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10番1号 GINZA SIX 5階 東京メトロ銀座線 銀座駅 徒歩3分/ 東京メトロ日比谷線、都営浅草線 東銀座駅 徒歩5分 問い合わせ:hrdartjp@gmail.com Instagram:@hrdartjp 【作品展示予定アーティスト】 ●丸山純奈 1999年埼玉県生まれ。女子美術大学短期大学部専攻科修了。 「自分とは何者か」をテーマに豊富な色彩で異質なキャラクターと世界観を描いている。 ・19歳で作品《complex》が第14回世界絵画大賞展に入選 ・2021年9月 個展「神迎」/上海 宝龍美術館 ※同美術館史上最年少での個展開催 ・2022年2月 初のヨーロッパ個展を開催予定/ロンドン Dorothy Circus Gallery ・2022年12月 初の日本個展を開催予定/東京 Artglorieux GALLERY OF TOKYO ●金田涼子 1991年茨城県生まれ。横浜美術大学卒業。 日本の伝承や土着的な文化をもとに、自然現象や自然そのもの・神や気配などをキャラクター化し作品を制作している。 ・2020年3月 個展「あめつち」/東京 Gallery Yukihira ・2021年7月 個展「金烏玉兎」/北京 北京当代潮流芸術画廊 42アートスペース 作品制作のほか、2012年から「199X」展のキュレーションも行っている。 ●安藤万実 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業。 少女をモチーフに抽象画を制作している。 ・2020年7月 グループ展「obキュレーション展 “neo wassyoi”」/東京 Hidari Zingaro ・2021年1月 グループ展「形象の庭」展 III/東京 うしお画廊 ・2021年8月 グループ展「Group show
2021/12/09
1月15日 – 2月6日 WISH LESS gallery フランスを中心に活動する画家、古市牧子の個展「ヒヒフフイズム」がWISH LESS galleryにて開催。古市牧子は、豊かな色使いとにじみ、ぼかしを駆使した透明感のある水彩画を得意とし、これまでにホテルルームの内装や修道院、歴史的洞窟内の巨大壁画を手掛け、最近では自身の作品が美術館のコレクションに加わるなど、フランス美術界において非常に高く評価されている。生き生きと描かれた人物や動物たちの内面に潜むブラックユーモアを巧みに描写し、観る側を「ニヤリ」とさせるような古市牧子の鋭い表現力に触れてみてはいかがだろうか。 「ドロドロ、ねっとり、時におどろおどろしくて、そしてちょっと滑稽なものが好きだ。ここ数年、信仰や神話、妖怪といったものをテーマに制作を行なっているのも、そのせいかもしれない。人々は何かに祈るし、すがりたいし、信じたい。絵を描くことは私にとって神聖な行為で、信者が神に祈る行為と似ている。展示では、手のオブジェや仮面・妖怪のような生き物が描かれた水彩画を組み合わせて、祭壇や供物台を思わせる宗教的な雰囲気を演出したいと思っている。ちなみにHihifoufou(ヒヒフフ)とは、私が笑う時の擬声語である。」 展示会名 | 古市牧子 個展「ヒヒフフイズム」 会 期 | 2022 年1 月15 日(土) ~ 2 月6 日(日) 開廊時間 | 木金 15:00~20:00・土日 12:00~19:00 ※最終日18 時終了 休 廊 日 | 月~水曜日 会 場 | WISH LESS gallery (東京都北区田端5-12-10) オープニングレセプション | 2022年1月15日(土) 18:00~ ※作家が在廊します。 ※ 緊急事態宣言などに応じ、日程や営業時間が変更になる場合もございます。
2021/08/26
絵を描く純粋な喜び ペインター・林香苗武の個展がWISH LESS galleryにて開催される。 林香苗武は疾走感あふれる描写で目に見えない「速度」を常に追求してきた。本展では、制作の厳しさから解放してくれた「遊び」を見つめ直し、絵を描く純粋な喜びを独特の直線や曲線を用いて存分に表現していきます。 作家の言葉 「キャンバスに絵を描くことは、長い間多くの苦痛を伴うものだった。ここ2年ほどの間にそれが急に楽しいと感じられるようになったのは、今まで避けていたイラストや漫画を積極的に描いたり、デジタルツールによるドローイングで遊んでいたからかも知れない。世の中はこんな状況で、とにかく時間があったし、美術に対する考えも変わっていったように思う。展示と言うよりも何かの遊びを見るような、新しい景色が生まれることを願っている。」 展示会名 | 林香苗武 個展「ストロー」 会 期 | 2021 年9 月18 日(土)~ 10 月10 日(日) 開廊時間 | 木金 15:00~20:00・土日 12:00~19:00 ※最終日18 時終了 休 廊 日 | 月~水曜日 会 場 | WISH LESS gallery (東京都北区田端5-12-10) ※ オープニングレセプションは行いません。 ※ 緊急事態宣言などに応じ、日程や営業時間が変更になる場合もございます。
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