Beggars GroupとNinja Tuneに続き、3大メジャーレーベルもカーボンニュートラル実現へ

2050年までに実現を目指す

 

 

今年4月にレコードレーベルのBeggars Group(4AD, Matador, Rough Trade, XL Recordings, Young)とNinja Tune(Big Dada, Technicolour)は、企業として二酸化炭素などの温室効果ガスを削減し、カーボンニュートラルを目指す計画を発表。さらに今年9月にはMassive Attackが「Roadmap To Super Low Carbon Live Music(超低炭素ライブミュージックへのロードマップ)」と題した、音楽業界の環境への影響に関する計画・報告書を発表するなど、音楽業界全体が気候変動に取り組む姿勢を示し始めている。

 

Ninja Tuneは、すでに2008年にCDのプラスチック・ジュエルケースを廃止、レコードのほとんどが180グラムではなく140グラムでプレスされている。今後ジャケットカバーはリサイクルされた段ボールと紙で作られていき、さらに同レーベルは自動車を一切所有しないとのこと。

 

そして今回、Sony Music Entertainment、Universal Music Group、Warner Music Groupの3大メジャーレーベルも、独立系レーベルBeggars Group、Ninja Tune、Warp、Secretly Groupと共に音楽業界における気候変動対策プラットフォーム「Music Climate Pact」にサインした。2030年までに温室効果ガスの排出量を半減し、2050年までにカーボンニュートラルを目指すとのこと。

 

この協定では、ツアー、レコード製造、音楽ストリーミングなど企業活動の全てにおいて、各社が炭素排出量を測定し、個人的・集団的に削減を目指す。またアーティストが気候変動への発言をする場合にはサポートすると記載されている。

 

more info : https://www.musicclimatepact.com/

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