2021/10/13
先行配信曲「Chaos Space Marine」公開
ロンドンを拠点に活動する、アイザック・ウッド(ヴォーカル/ギター)、ルイス・エヴァンス(サックス)、メイ・カーショウ(キーボード)、チャーリー・ウェイン(ドラム)、ルーク・マーク(ギター)、タイラー・ハイド(ベース)、ジョージア・エラリー(ヴァイオリン)の7人から成るバンド、Black Country, New Road。
2021年のベスト・アルバムの一つとして各方面から評価され、全英チャート初登場4位を記録したデビューアルバム『For the first time』に続くセカンド・アルバム『Ants From Up There』を2022年2月4日にリリースすることが発表され、アルバムからの先行配信曲「Chaos Space Marine」が公開された。
本楽曲は既にライブではファンの間で人気の楽曲で、混沌としながらも整然とした楽曲についてフロントマンのアイザック・ウッドは次のように語っている。
「これまで書いたなかでも最高の曲だ。この曲には、アイデアがあれば誰のものであってもすべて投入した。だから、この曲の制作は、本当に早かったし、ユニークなアプローチでもあったんだ――とにかく何もかも壁に投げつけて、それをすべてくっつけたままにしておく、という感じだった。」
– アイザック・ウッド
本作は、バンドが総力をあげたアルバムで、これまであった様式を大胆に更新した作品でもあり、自然に完成した作品でもあり、巧みなバランスの仕上がりとなっている。デビュー作の『For the FirstTime』では、伝統音楽のクレズマーやポスト・ロック、そしてインディー・ロックを融合させていたが、その独自の製法を『Ants From Up There』では、さらに発展させ、伝統的なミニマリズムやインディー・フォークやポップ、そしてオルタナティブ・ロック、すでに彼ら独特のものとなっている多彩なサウンドを他に類を見ない形で結合させることに成功した。
アルバムのレコーディングは、バンドの長年のエンジニアであるセルジオ・マシェッコとともに、ワイト島のシャーレ・アビー・スタジオで夏に行われた。深いところに根ざしたバンドの信念を詰めこみ、それが結果としてあらわれたアルバムに対して、メンバー自身も大きな満足を感じているという。
「ずっと興奮していた。制作は本当に楽しかった。残りの人生で自分が手がけるもののなかでも、これが最高の出来事になるかもしれないと、認めているようなかんじ。それでいいと思っている。」
– タイラー・ハイド
Black Country, New Roadのライブ・パフォーマンスは、すでに音楽ファンから最高級の評価を得ており、英ガーディアン紙は「UKで最高のライブ・バンド」と評した。この秋には、43日間のUKおよびヨーロッパ・ツアー、そして年明けにはアメリカでのソールドアウト・ツアーが予定されている。
待望のセカンド・アルバム、『Ants From Up There』は2022年2月4日にCD、LP、カセットテープ、デジタルでリリース。国内盤CDには歌詞対訳・解説が封入され、ボーナストラックが収録。また輸入盤CDは通常盤に加え、ライブ音源が収録された2枚組デラックス盤CDもリリースされる。LPはブラック・ヴァイナルの通常盤、ブルーマーブル・ヴァイナルの限定輸入盤、日本でしか発売されないクリスタル・クリア・ヴァイナルに日本語帯が付いた日本限定盤、ライブ音源が収録された4枚組デラックスLPで発売。なお、BIG LOVE RECORDSでは数量限定のサイン入りヴァイナルの発売も予定されている。
Black Country, New Road – Ants From Up There
Label : Ninja Tune / Beat Records
Release date : 4 February 2022
Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12146
[CD / BRC685]
01. Intro
02. Chaos Space Marine
03. Concorde
04. Bread Song
05. Good Will Hunting
06. Haldern
07. Mark’s Theme
08. The Place Where He Inserted the Blade
09. Snow Globes
10. Basketball Shoes
+ Bonus Track
[Deluxe CD / ZENCD278X]
Disc 1
01. Intro
02. Chaos Space Marine
03. Concorde
04. Bread Song
05. Good Will Hunting
06. Haldern
07. Mark’s Theme
08. The Place Where He Inserted the Blade
09. Snow Globes
10. Basketball Shoes
Disc 2
01. Mark’s Theme (Live from the Queen Elizabeth Hall)
02. Instrumental (Live from the Queen Elizabeth Hall)
03. Athens, France (Live from the Queen Elizabeth Hall)
04. Science Fair (Live from the Queen Elizabeth Hall)
05. Sunglasses (Live from the Queen Elizabeth Hall)
06. Track X (Live from the Queen Elizabeth Hall)
07. Opus (Live from the Queen Elizabeth Hall)
08. Bread Song (Live from the Queen Elizabeth Hall)
09. Basketball Shoes (Live from the Queen Elizabeth Hall)
[2LP Tracklist]
Side A
A1. Intro
A2. Chaos Space Marine
A3. Concorde
A4. Bread Song
Side B
B1. Good Will Hunting
B2. Haldern
B3. Mark’s Theme
Side C
C1. The Place Where He Inserted the Blade
C2. Snow Globes
Side D
D1. Basketball Shoes
[Deluxe 4LP]
Ants From Up There
Side A
A1. Intro
A2. Chaos Space Marine
A3. Concorde
A4. Bread Song
Side B
B1. Good Will Hunting
B2. Haldern
B3. Mark’s Theme
Side C
C1. The Place Where He Inserted the Blade
C2. Snow Globes
Side D
D1. Basketball Shoes
Live from the Queen Elizabeth Hall
Side A
A1. Mark’s Theme (Live from the Queen Elizabeth Hall)
A2. Instrumental (Live from the Queen Elizabeth Hall)
A3. Athens France (Live from the Queen Elizabeth Hall)
Side B
B1. Science Fair (Live from the Queen Elizabeth Hall)
B2. Sunglasses (Live from the Queen Elizabeth Hall)
Side C
C1. Track X (Live from the Queen Elizabeth Hall)
C2. Opus (Live from the Queen Elizabeth Hall)
C3. Bread Song (Live from the Queen Elizabeth Hall)
Side D
D1. Basketball Shoes (Live from the Queen Elizabeth Hall)
category:NEWS
tags:Black Country / New Road
2020/10/29
2月5日リリース 全員がケンブリッジ周辺の出身で、現在はロンドンを拠点に活動、アイザック・ウッド(ヴォーカル/ギター)、ルイス・エヴァンス(サックス)、メイ・カーショウ(キーボード)、チャーリー・ウェイン(ドラム)、ルーク・マーク(ギター)、タイラー・ハイド(ベース)、ジョージア・エラリー(ヴァイオリン)の7人から成るバンド、Black Country, New Road(以下BC,NR)。 これまでにイギリスで行ったライブはすべて完売、リリースした2曲のシングルはプレミア化、〈プリマヴェーラ〉や〈グラストンベリー〉といった海外の大型フェスからのオファーも受け、更にはソニック・ユースのキム・ゴードン、レディオヘッドのエド・オブライエンという大物2人とフランスのテレビ番組で共演、デビュー前から多くのレーベルより注目を集めた彼らが、争奪戦の末〈Ninja Tune〉との契約を発表。デビュー作『For the first time』を2月5日にリリースすることが決定。同時に新曲「Science Fair」を日本語字幕付のMVと共に公開した。映像の監督はフリー素材を使用した作品を作ることで知られるバート・プライスが務めた。 アルバムには、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどを手がけるアンディ・サヴァースがプロデューサーとして参加、今年の3月にライヴ・レコーディングの形式で制作が行われた。初期衝動の爆発的なエネルギーを捉えたものであると同時に、クリエイティブ面では過去の焼き増しとは一線を画す仕上がりとなっている。ロック、ジャズ、オルタナティブ・ロック、ポスト・ロック、ポスト・パンク、ポスト・ハードコア…様々な影響を受けながらも特定の枠に当てはまることなく、彼ら自身のリアリティを体現するデビューアルバム『For the first time』には、再構築された初期のプレミア・シングル「Sunglasses」「Athens, France」の2曲を含む計6曲41分を収録している (国内盤にはボーナストラックを追加収録) 。 バンドがいったいどういうものなのか、その姿を本当に忠実に、誠実に切り取ってみることに僕自身が強い興味を持ってるんだ。人々にアーティストとしてのレベルや、手の届きかかっているフェイズといった部分まで感じ取ってもらえれば、それはすごく素敵だよね。メンバーはみんな、人としてもミュージシャンとしても、天賦の才を与えられていると思うし、真面目にそれと向き合ってしっかり前に進んでいる – Isaac Wood (Vocals/Guitar) サックスのエヴァンスが「ライヴでこう聴こえていれば気持ちいいなと思う音とまったく同じにしたかった」と語るように、曲の並びが自分たちのステージを忠実に再現することに何よりも重きを置いたという本作。またフロントマンのウッズは本作について「活動をスタートさせてから最初の18ヶ月間そのもの」と表現しており、誠実さへと接近しようとする彼らの真摯な姿勢こそが、アルバムを貫いている一番の縦糸とだということが一聴して伝わってくる。この作品を、自らが今感じているものの一つの証として創りあげるためにも、バンドには自分たちが急ぎすぎて現実からかけ離れたところまでいってしまわないうちに一度足を止めてみる必要があったのだ。 また今作に関連するアートワークはインターネット上で自由に使用できる画像が集められたウェブサイト、unsplash.comからの素材が使用されており、特定の文脈から解放されたバンドの美学を体現している。アルバム・ジャケットにはUnsplashとその写真家の名前がクレジットされている。 BC,NR待望のデビュー・アルバム『For the first time』は2月5日リリース。CD、LP、カセット、デジタルと各種フォーマットで発売され、数量限定でサイン入りヴァイナル、ホワイト・ヴァイナル、更にBIG LOVE限定のクリア・ピンク・ヴァイナルが発売される。 Black Country, New Road – “For the first time” Label: BEAT RECORDS / Ninja Tune Release date: 2021/02/05 Pre-order / Stream: https://bcnr.lnk.to/ftft Japan editon : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11526 Tracklist 01. Instrumental 02. Athens, France 03. Science Fair 04. Sunglasses 05. Track X 06. Opus 07. Black Country,
2020/12/09
12月11日午前5時 JST 2021年2月にデビューアルバムのリリースを控え、1月に行われる予定のロンドンのIslington Assembly Hallでの2公演は3分で完売するほどの人気を誇る最大級の注目を集め、争奪戦の末〈Ninja Tune〉と契約したバンド “Black Country, New Road”。そして2019年にリリースしたデビュー作『Schlagenheim』が各所で絶賛され、来日公演は即完、更に最近ではBattlesへのリミックス提供などで話題となった “black midi”。 今最も刺激的な両バンドによるコラボレーションが実現する。カバー曲やオリジナル音源、即興などを含むライブ映像がBandcampの新しいストリーミングサービスにて24時間限定で日本時間の12月11日午前5時より配信される。今回は両バンドが活動拠点としている他、今のロンドンの音楽シーンを語る上で欠かせないヴェニュー、Brixton Windmillへ捧げたドネーション・ライブとなっており、配信から得た収益はライブハウスへ寄付される。 以下リンクより配信チケットが購入可能、チケット購入の際はBandcampへの登録が必要となっている。 Black Midi, New Road “Windmill Brixton” https://windmillbrixton.bandcamp.com/merch/black-midi-new-road
2021/01/12
デビューアルバムより 全員がケンブリッジ周辺の出身で、現在はロンドンを拠点に活動、アイザック・ウッド(ヴォーカル/ギター)、ルイス・エヴァンス(サックス)、メイ・カーショウ(キーボード)、チャーリー・ウェイン(ドラム)、ルーク・マーク(ギター)、タイラー・ハイド(ベース)、ジョージア・エラリー(ヴァイオリン)の7人から成るバンド、Black Country, New Road。 2月に〈Ninja Tune〉からデビューアルバム『For the first time』のリリースを控え、大きな注目を集める中、アルバムより新曲「Track X」をリリース。アルバムに関する全てのアートワークを手がけるBart PriceによるMVも合わせて公開された。設定より日本語字幕の選択が可能となっている。 一度もライヴで演奏したことのない「Track X」は、ギター、ベース、サックスのサウンドが今まで以上にソフトで、シンセとボーカルがメロディアスに展開される、これまでのBlack Country, New Roadとは一線を画すような新しいタイプの楽曲。フロントマンのアイザック・ウッドと、MVを手掛けたバート・プライスは次のように語っている。 「Track X」は2018年に作った曲だけど、ライブではやっていない曲なんだ。今回のアルバムのレコーディング中に復活させることに決めて、スタジオで完成させた。ストーリーは古いけど、良いものであり、今語る価値がある。みんなが一緒に歌って楽しんでくれると信じている。 – Isaac Wood 「Track X」のミュージックビデオは、子供の頃のことや家族との幸せな時間、ウォルマートの駐車場で巨大な鳥の大群にチートスを食べさせるような友人との愚かな瞬間、そしてTumblrやYouTubeの猫の動画といった様々な物事に対するノスタルジーを表現している。でも同時に、廃屋のショットのような過去の儚さや、理想化された映像のような、僕らが覚えていることは本当のものではないのかもしれないという感覚によって、バランスを取っているんだ。こういう感情や考えをすべて組み合わせて、2000年代のアメリカのホームビデオっぽい映像を作りたかったんだ。 – Bart Price また、新曲の公開に併せてロンドンのQueen Elizabeth Hallでアルバムリリースを記念した配信ライブを行うことを発表、配信は日本時間の3月7日(日)午前5時より行われる。チケットは以下のリンクより購入可能。 チケット : https://prescriptionpr.createsend1.com/t/j-l-aikjlul-l-i/ Black Country, New Road – Track X Label : Ninja Tune Release date : 11 January 2021 Buy / Stream : https://bcnr.lnk.to/ftftYo
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