2021/09/14
アート、映画、アニメーションにまたがる16の映像
Oneohtrix Point Neverの最新アルバム『Magic Oneohtrix Point Never』のリリース一周年を記念し、初回生産限定コレクターズ・エディションBlu-ray盤を10月29日に発売することが決定。
Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)による空間オーディオ対応の音源は、昨年アルバムのミックス作業期間に考案・制作されたもので、音楽を手がけた映画『Uncut Gems』、『Good Time』以外で、OPNがこの没入型オーディオ技術を取り入れた作品を発表するのが今回が初めてとなる。
オリジナルのステレオミックスとDolby Atmosミックスのアルバム全編に加え、このBlu-ray盤には、OPN自らによる「Lost But Never Alone」のリミックスとPC Music主宰のA. G. Cookによる同じく「Lost But Never Alone」のリミックス、ネオ・フラメンコアイコンRosaliaをフィーチャーした「Nothing’s Special」、そして本日公開されたElizabeth Fraser(Cocteau Twins)との「Tales From The Trash Stratum」の4曲がボーナストラックとして収録。
さらにオーディオヴィジュアルの観点からOPNのキャリアを総括するような16本のミュージックビデオも収録。MVは、映画監督のSafdie brothers、現代アーティストのTakeshi MurataやNate Boyceらが監督し、俳優のRobert PattinsonやVal Kilmer、さらにIggy Popまで登場する。Four Tetが1時間におよぶリミックスを手がけ、ブルータリズム建築の名作として知られるロンドンのバービカン・センターをミュージックビデオにフィーチャーした「Sticky Drama」も収録。OPNは映像に対するこだわりにも定評があり、2016年にはLAのハマー美術館でもOPNの映像作品が展示されている。また本Blu-ray盤のメニュー画面は『Magic Oneohtrix Point Never』のアートワークも手がけたRobert Beattyが担当している。 また今回のBlu-ray盤のリリースに合わせ、Dolby Atmosヴァージョンの音源のストリーミングもスタートする。
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Oneohtrix Point Never – Magic Oneohtrix Point Never (Blu-ray Edition)
Label : Warp Records / Beat Records
Release date : 29 October 2021
Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12095
Magic Oneohtrix Point Never (Blu-ray Edition) Tracklist:
(Stereo and Dolby Atmos®)
01. Cross Talk I
02. Auto & Allo
03. Long Road Home
04. Cross Talk II
05. I Don’t Love Me Anymore
06. Bow Ecco
07. The Whether Channel
08. No Nightmares
09. Cross Talk III
10. Tales From The Trash Stratum
11. Answering Machine
12. Imago
13. Cross Talk IV / Radio Lonelys
14. Lost But Never Alone
15. Shifting
16. Wave Idea
17. Nothing’s Special
Bonus Tracks
18. Lost But Never Alone (A. G. Cook Remix)
19. Tales From The Trash Stratum (Oneohtrix Point Never & Elizabeth Fraser)
20. Nothing’s Special (Oneohtrix Point Never & ROSALÍA)
21. Lost But Never Alone (Forced Smile Edit)
Music Videos:
(Stereo)
01. Boring Angel – Directed by John Michael Boling
02. Still Life (Excerpt) – Directed by Nate Boyce
03. Problem Areas – Directed by Takeshi Murata
04. Still Life (BETAMALE) – Video by Jon Rafman. VFX by Daniel Swan
05. Sticky Drama – A film by Jon Rafman and Daniel Lopatin
06. Repossession Sequence – Directed by Nate Boyce & Daniel Lopatin
07. Animals (Directors’ Cut) – Directed & Edited by Rick Alverson, starring Val Kilmer
08. The Pure and The Damned (featuring Iggy Pop) – Directed by Josh & Benny Safdie. Starring Robert Pattinson, Benny Safdie and Iggy Pop
09. Black Snow – Directed by Daniel Lopatin
10. We’ll Take It – Directed by Nate Boyce and Last Renaissance
11. The Station – Directed and animated by Daylen Seu
12. Long Road Home – Directed by Charlie Fox & Emily Schubert
13. Lost But Never Alone – Directed by Josh & Benny Safdie
14. No Nightmares – Directed by Nate Boyce
15. I Don’t Love Me Anymore (Karaoke Version) – Directed by Dasha Nekrasova
16. Sticky Drama (Four Tet Extended Version w/ Boiler Room & The Barbican) – Creative Directed by Oneohtrix Point Never, Directed and Edited by Ramone Anderson
category:NEWS
2021/12/08
『MOPN』のBlu-rayエディション発売 現今や現代を代表する音楽プロデューサーの一人となったDaniel Lopatinが音楽を担当した、シャネル 2021/22年 メティエダール コレクション ショーの映像が公開。 クリエイティブディレクターのヴィルジニー・ヴィアールとミュージックスーパーバイザーのミッシェル・ゴーベールに招待されたロパティンは、今回のショーのために音楽を制作し、シャネルアンバサダーのパク・スジュの新しいソロ音楽プロジェクトである「Ether」とともにパフォーマンスも披露している。 12月3日には、Oneohtrix Point Neverの集大成とも言えるセルフタイトル作『Magic Oneohtrix Point Never』の一周年を記念した豪華盤Blu-rayエディションも発売。本作品には、オリジナルのステレオミックスとDolby Atmosミックスのアルバム全編に加え、ボーナストラックとして『Renditions I』収録の2曲、そしてOPN自らによる「Lost But Never Alone」のリミックスとPC Music主宰のA. G. Cookによる同じく「Lost But Never Alone」のリミックス、さらにオーディオヴィジュアルの観点からOPNのキャリアを総括するような16本のミュージックビデオも収録される。またBlu-ray盤のリリースに合わせ、Dolby Atmosヴァージョンの音源のストリーミングもスタート。 Oneohtrix Point Never – Magic Oneohtrix Point Never (Blu-ray Edition) Label : Warp Records / Beat Records Release date : 3 December 2021 Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12095 Magic Oneohtrix Point Never (Blu-ray Edition) Tracklist: (Stereo and Dolby Atmos®) 01. Cross Talk
2020/09/24
10月30日リリース Oneohtrix Point Neverことダニエル・ロパティンが、現代の最も重要なプロデューサーの一人であることに異論を唱える人間がいるだろうか。自身の作品では刺激的なヴィジョンとサウンドをアルバムごとに提示し、また、様々なアーティストの転機作や代表作にプロデューサーとして関わってきたロパティンだが、2020年もその勢いは衰えることがない。まず、カンヌ・サウンドトラック賞にも輝いた映画『Good Time』でコラボレートしたジョシュ&ベニー・サフディ監督の新作『Uncut Gems』の音楽を手がけ、ダニエル・ロパティン名義でより構築的で洗練された楽曲を提示したサウンドトラックをリリース。また、同作に出演していたThe Weekndの最新作『After Hours』において、シングル「Scared to Live」の作曲に参加、ほか2曲でプロデュースを務め、作品の方向性を決定づけることになった。さらには、R&Bとチェンバー・ポップとインディ・ロックを自在に行き来する才能、Moses Sumneyの2枚組大作『Græ』 の12曲で作曲およびプロデュースを担当し、重要な役割を果たしている。そんなロパティンのコア・プロジェクトであるOPNの原点の振り返りであり、集大成であり、同時に最新型となるのが〈Warp〉からの4作目のセルフ・タイトル・アルバム、『Magic Oneohtrix Point Never』。セルフ・タイトルと言っても冒頭に“Magic”とつけられているのは、もともとOneohtrix Point Neverというアーティスト名が、ボストンのソフト・ロックのラジオ局である〈Magic 106.7〉を聞き間違えて言葉遊びでつけられたことに由来している。 本作の出発点は、リサイクルショップで大量に購入したニューエイジのカセットテープを使ってコラージュを作っていたロパティンが、OPNの名前の起源について考えたことにあったという。それはもともと、ラジオ局の名前が内蔵されたものであったのだと。そこから着想を得て、『Magic Oneohtrix Point Never』はひとつのラジオ局を聴く体験を模したものになっている。朝に始まり夜通し続いて終わるラジオの放送区分を思わせる構成で、朝の挨拶で始まり、中盤はポップ音楽の断片が挿入され、終わりにかけてよりディープな展開へと至る。だがそこにはOPNらしくエラーや異物感がふんだんに含まれており、たとえばアメリカの古いFMのジングルやDJの決め台詞のサンプルがニューエイジの自己啓発の文句とぶつかり、ダークなユーモア感覚を生み出している。ニューエイジを脱構築したサンプル・コラージュの傑作『Replica』のような展開、〈Warp〉での初作にしてOPNの名前を広く知らしめた『R Plus Seven』における静謐な旋律、『Returnal』の強力なノイズ、『Garden Of Delete』や『Age Of』でのポップ・ミュージックへの意識的な接近、あるいは映画音楽の仕事を思わせる交響曲的な構築といったこれまでのOPNの音楽的要素を自在に行き来しながら、架空のラジオ局というコンセプトのもとそれらは奇妙に統合されている。 強烈なインパクトを持つアートワークを手がけたのは、ロパティンとはノイズ・シーンでの関わりから古くからの友人だったというRobert Beatty。Tame Impalaの『Currents』やケシャの『Rainbow』などサイケデリックなアートワークで知られる彼とOPNとの共作となっている。 世界的なパンデミックという奇妙な事態に世界が飲みこまれ、多くのひとが外部との接点をインターネット以外に失うなか、ロパティンはニューエイジとソフト・ロックが流れる偽のラジオ放送『Magic Oneohtrix Point Never』を通して、変わらず現代を鋭く批評しているのである。 収録曲「Cross Talk I」「Auto & Allo」「Long Road Home」の3曲を一挙解禁するシングル・パッケージ『Drive Time Suite』もアルバム発表に合わせて公開。 Oneohtrix Point Never最新アルバム『Magic Oneohtrix Point Never』は、10月30日 (金) 世界同時リリース。国内盤CDにはボーナストラック「Ambien1」が追加収録され、解説書が封入される。また数量限定でTシャツ付セットの発売も決定。アナログ盤は、通常のブラック・ヴァイナルに加え、限定フォーマットとしてクリア・イエロー・ヴァイナルと、BIG LOVE限定のクリア・ヴァイナル、さらにBeatink.com限定のクリア・オレンジ・ヴァイナル、そしてレア化必至のカセットテープも発売される。 Oneohtrix Point Never – “Magic Oneohtrix Point Never” Label : Warp Release
2020/10/30
10月31日〜11月15日 The Weeknd、Arcaが参加したOneohtrix Point Neverの集大成的最新アルバム『Magic Oneohtrix Point Never』が本日リリース。 世界中のリスナーが待望していたアルバムの発売を記念して『TOKiON the STORE』にて、OPNにフォーカスしたポップアップストアが、10月31日から11月15日の期間限定でオープン。最新アルバムやそのデザインを落とし込んだTシャツはもちろんのこと、過去にリリースされ話題を集めたグッズや音源も販売される。前作『Age of』のリリース時に発売され、ソールドアウトとなっていたTシャツやロングスリーブTシャツ、アメリカの「Dover Street Market Los Angeles」で行われたポップアップのため、OPNとも親交の深い映画監督で、アーティストのハーモニー・コリンがデザインを手掛けたTシャツも日本 で初めて販売される。同じく日本では未発売だった、アルバム『Garden of Delete』(2015) リリース時のロングスリーブTシャツやアルバム『R Plus Seven』(2013)のTシャツなど、見逃せないアイテムとともに、最新作のリリースを盛り上げるコンテンツが展開される。 Oneohtrix Point Never POP-UP STORE 会期:10月31日〜11月15日 会場:TOKiON the STORE 住所:東京都渋谷区神宮前6-20 MIYASHITA PARK North2F 時間:11:00〜21:00 生み出す音楽で世界を魅了するOPNを、ヴィジュアルでも具現化した本ポップアップのグッズは、 『TOKION』のオンラインでも販売する。 https://estore.tokion.jp/collections/all/013-oneohtrix-point-never Oneohtrix Point Never – “Magic Oneohtrix Point Never” Label : Warp Records Release date : October 30 2020 Tracklist 01. Cross Talk I 02. Auto & Allo 03. Long Road Home 04. Cross
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