2021/05/04
Async FigureのデビューEP
Tzusingが先日ローンチしたレーベル〈Sea Cucumber〉はダンスフロアに対応する音楽に焦点を当てており、地域や特定のジャンルに限定していない。レーベル立ち上げのきっかけになったのは、上海で行われたAsync Figure(SudaとMM)のDJセットだったという。その日にプレイされた素晴らしいトラックの数々はAsync Figure自身の作品であることが後でわかり、それらはリリース予定がないことを知ったTzusingはレーベルの立ち上げを決意した。
〈Sea Cucumber〉第一弾は、そのAsync Figureの3曲入りデビューEP『Figure I』。Async Figureは、UKを拠点とするアーティストMMとSudaによるプロジェクトで、2018年の「Unsound Festival」で初めてパフォーマンスを披露した。今作には3つのハイテンションでメロディアスなクラブトラックが収録されており、レーベル3連作の第1弾となる。
「DJとしての長年の経験から、ダンスフロアを彩る音楽の多くは、友人から送られてきたデモであり、その多くは正式なリリースとして日の目を見ることはありませんでした。Sea Cucumberはこの問題を解決するために最善を尽くします。」
Async Figure – Figure I
Label : Sea Cucumber
Release date : 23 June 2021
Mastered : Gabriel Schuman
Cover Photo: Yuan Xiaopeng
Buy : https://asyncfigure.bandcamp.com/album/figure-i-2
Tracklist
1. Harsh Realm
2. Panic FM
3. Waking World
category:NEWS
tags:Sea Cucumber
2021/04/27
Kim Laughtonが手掛けた映像も公開 〈L.I.E.S.〉や〈PAN〉などから作品を発表するDJ/プロデューサーTzusingが主宰するレーベル〈Sea Cucumber〉がローンチされた。 昨年公開されたRAでのインタビューでも触れられていた〈Sea Cucumber〉が正式に発表され、MechatokとのA/VプロジェクトTAR Loopの活動でも知られるヴィジュアルアーティストKim Laughtonが手掛けた3Dアニメーション映像も公開。映像の音楽はAsync Figure、レーベルロゴはTimothy Lukeが手掛けている。 http://seacucumber.info/
2020/03/12
4月10日開催 京都から東京へ拠点を移したDJ・Toreiがセルフレーベル〈Set Fire To Me〉をスタートし、第一弾としてTorei自身の作品『SFTM001』をリリース。そのリリース記念した同名パーティーがWWWβで開催。レゲエをルーツとしたダンスミュージックの現在形、オルタナティブなラスタカラーで染まる一夜となる。 関西随一のサウンドシステム、最高音響を完備した京都のクラブ『West Harlem』からキャリアをスタートさせたTorei。彼のプレイは新旧織り交ぜたオルタナティブなハウス・ミュージック感覚と、レコード・バイヤーとして専門にしたテクノやベース・ミュージックの知識を折衷させ、カラフルなグルーヴを生み出す。そこに彼の音楽的なルーツとして染み込んだ“レゲエ“が、本パーティーのキーワードとのこと。過去に〈Black Smoker〉や〈The Trilogy Taps〉からもミックスをリリース、レゲエやR&B、ダンスミュージックを広義に発信するLil Mofo、全国津々浦々飛び回る生粋の‘DJ’でありダンスホール・レゲエをルーツに持つnutsman、〈Riddim Chango Records〉主宰の一人であり大阪Dub Meetingにも所属、『SFTM001』にリミキサーとして参加したHiroshiらと共に一夜を作り上げる。 Torei – “SFTM001” Label : Set Fire To Me Order : https://setfiretomelabel.bandcamp.com/album/sftm001 Tracklist 1. The Quiet Boss 2. Fish Shooter 3. RRR #1 4. RRR #1 (Element Remix) Artwork by David Yuto Mixed, Mastered by e-mura (Bim One Production / Mura-sta) Set Fire To Me -SFTM001 Release Party- 日程:2020年4月10日(金) 会場:WWWβ Adv. / Door:¥1,000 / ¥1,500 / U23:¥1,000 Open
2020/07/01
7月3日リリース 東京を拠点に活動するDJ/プロデューサーToreiが主宰するレーベル”Set Fire To Me”の第2弾は、KEIHINと共にパーティー”ALMADELLA”を主催してきたDJのRILLAが登場。 長年のキャリアで培われたセンスと初期衝動を融合した”First Drop”、架空の民族の儀式とサウンドシステムの邂逅を表現した”Just A Second”に加え、ObjektやYaejiなど気鋭アーティストらよりサポートを受ける、英レーベル”Scuffed”からのリリースも好評なStones Taroによるジャングル・リミックス、新宿のレコードストアReggae Shop NATのレーベル・ラインより発表したDJミックス”Strange Addiction”も話題の、本レーベル主宰のToreiによるサイケデリックなダンスホール・リミックスを収録。ジャケットはレーベル第1弾に引き続き、東京拠点のアーティストDavid Yutoが手掛けている。 https://soundcloud.com/user-665224946/sets/sftm002 RILLA –『SFTM002』 Label : Set Fire To Me Release date : July 3 2020 Bandcamp : https://setfiretomelabel.bandcamp.com/album/sftm002 Tracklist 1. First Drop 2. First Drop (Stones Taro’s Jungle Remix) 3. Just A Second 4. Just A Second (Torei’s Psy-Hall Remix) RILLA 嗚呼、人情とベースライン。福岡より上京した、あの屈強な霊長類(学名:ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)を思わせる特徴的な風貌を持ったその男とダンス・ミュージックを出会わせたのは専門学校時代の友人という縁、DJをはじめたのも友人の「お前レコ ード持ってるならやってみろよ」という言葉、そして現在のDJの基礎、いわゆる“やられた音”としてその後のその男の趣向を決めたのは、そのDJ練習の音に嫌気 がさした、隣人の保母が差し出してくれたDJ KENSEI氏のミックステープであった。ここでも縁、いやそれは言い換えれば人情でもある。そこでヒップホップに衝撃を受け、そしてブレイクビーツ、エレクトロニカへと開眼していく。2002年、名門CISCOテクノ店への入店とともにバイヤーとして働くうちに、ジャングル、テクノ、ダブステップと、そのサウンドの趣味を広げた。いつしかその名前がRILLA と定着しはじめた頃、東高円寺の名店GRASSROOTSに出入りするうちにさらに耳が深く、広がることでいまのDJスタイルへと日々進化していく。それもこれも人との出会い人情であった。ヒップホップもレゲエもダブステップもテクノもハウスも、その男がかける音は基本的にベースラインのグルーヴがある(聴こえずとも)、そしてどこか遠くが温かい(聴こえずとも)。5年間務めたGRASSROOTSでのレギュ ラー・パーティ”GUERILLA”~”LOCUS”、KEIHINとのテクノとダブステップ、そして未知の体験を提 供する不定期開催の”ALMADELLA”を経て現在京都在住。今宵もどこかで、人情とベースラインでスピーカーと身体を揺らしている。嗚呼。(※家庭の都合でDJを休止していたが、現在復帰に向け準備中)
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