2021/02/26
Yaya Bey新作EP
ニューヨーク出身、現在はワシントンを拠点に活動するのシンガーソングライター/マルチアーティストとして活躍するYaya Bey(ヤヤ・ベイ)。
ダニー・ハサウェイのような温かい魂を持ち、アリス・スミス、メアリー・J・ブライジのような力強さを持った彼女が、Pitchfork、 FADER、Afropunk、Noisey、その他多数の海外メディアから高く評価され、注目を集めるきっかけとなった前作『Madison Tapes』に続く最新EP『The Things I Can’t Take With Me』を〈Big Dada〉から4月9日にリリースすることを発表し、新曲「fxck it then」をMVと共に公開した。
今回のリリースは黒人・有色人種・マイノリティによって運営される、黒人・有色人種・マイノリティのアーティストのためのレーベルとしてリスタートした〈Big Dada〉にとって、再始動後第一弾リリースとなっている。
浮遊するトラックの上でYaya Beyが歌い上げる「fxck it then」は、自分の輝きを再発見するための肯定的な賛歌として制作された。また、モーガン・B・パウエルが監督したMVがノスタルジックな8ミリフィルムで撮影されており、アレクシア・ブラウンによるスタイリングとYaya Bey自身のポラロイド写真も楽しむことができる。
今回のEPは、Yaya Bey自身が黒人女性として、女性らしさと愛について私的な探求を行なっており、深い傷の引き金となった大きな別れを経て、幼少期のトラウマが再燃していく様子が描かれている。現在制作中というアルバムのレコーディング前にまとまったもので、アルバム前のセラピー的な役割を果たしたという。アルバムで行う共同作業とは異なり、『The Things I Can’t Take With Me』は孤独な中で作られた、内省的な作品となっている。
最新EP『The Things I Can’t Take With Me』は4月9日からデジタルと数量限定のカセットテープにてリリースされる。
Yaya Bey – The Things I Can’t Take With Me
Label : Big Dada
Release date : 2021/04/09
Pre-order : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11733
Tracklist
01. the root of a thing
02. september 13th
03. we’ll skate soon
04. you up?
05. fxck it then
06. industry love / a protection spell
category:NEWS
tags:Yaya Bey
2021/01/26
ウェブサイトやロゴもリニューアル UKにおいてヒップホップのパイオニア的レーベルとして知られる〈Big Dada〉が、黒人・有色人種・マイノリティによって運営される、黒人・有色人種・マイノリティのアーティストのためのレーベルとして再始動することが本日発表された。 〈Big Dada〉は、1997年にウィル・アション(Will Ashon、2014年に脱退)によって設立され、過去20年間で常に最先端の音楽をリリースし続けてきたことで知られており、これまでにマーキュリー賞を2度受賞している。今回のリニューアルによって、これまでレーベルが築いてきた基盤に敬意を表しつつも、あらゆる音楽ジャンルの新しいアーティストを支援し続けるという姿勢を提示している。 —————- 〈Big Dada〉ミッションステートメント 〈Big Dada〉は、黒人・有色人種・マイノリティによって運営される、黒人・有色人種・マイノリティのアーティストのためのレーベルとして再始動する。* このチームは音楽とアーティストをサポートし、スポットを当て、育てるコミュニティを形成するというマインドを持った人々から構成されている。 〈Big Dada〉は、黒人や人種差別にさらされているアーティストの声を広めるために活動しており、固定観念を捨てて、自分が何者であり何者でありたいかを表現する自由を認め、奨励するために、音楽を取り巻く物語を変えようとしている。 新世代のアーティストをサポートし、リソースを提供し文化的アイデンティティを深めることで、〈Big Dada〉のこれまでの長い歴史と遺産の上に新たな未来が築かれることになるだろう。 *より適当な表現がない為、この表現を使用 リニューアルに伴い、ロゴやウェブサイトも刷新され、サステナブルな活動を行うラパヌイ(Rapanui)から生地を調達し、ロンドンを拠点に活動する黒人のインディペンデント刺繍職人によって仕上げられた新たな商品も発売される。新しいウェブサイトには、一般的な音楽の法律的アドバイスから、エージェンシーやディストリビューター、黒人や有色人種のアーティストのためのメンタルヘルスの相談に関することまで、あらゆる音楽業界の情報を提供するセクションが含まれている。今後新たなリリースが期待されるが、それまでは、Big Dada ClassicsやOn Repeat / Staff Picksのプレイリストで〈Big Dada〉の楽曲を楽しんだり、〈Big Dada〉のウェブサイトやSNSで様々な情報がチェックすることができる。 https://bigdada.lnk.to/bigdada
2020/06/09
収益は有色人種支援団体へ 有色人種の女性を中心にサポートし、文化の醸成を目的とするNYのクリエイティブ・スタジオ〈Chroma〉がキュレーションした19曲入りのコンピレーションアルバム『Source of Nurture』がリリース。アートワークはAya Brownが担当。 本作は、Kelsey Lu、Lafawndah、AKUA、Nídia、Ariel Zetina、Bergsonist、Riobambaなど有色人種の女性アーティストの楽曲で構成されており、全ての収益は、アメリカに住むアジア系アメリカ人や黒人のトランス女性など、有色人種をサポートする団体へ寄付される。 また、Chromaは「自分自身を大切にすることは、地域社会の復興のためにも重要であるという考えを尊重したい。今回収録したアーティストの参加を光栄に思い、彼女達の素晴らしさを皆さんと分かち合いたい」と語っている。 VA – Source of Nurture Label : Chroma Release date : June 5 2020 Bandcamp : https://chromanewyork.bandcamp.com/album/source-of-nurture Tracklist 01. Kelsey Lu – The Sun Sets In Pig Theatrics 02. Asmara x Kelela (DJ Dahi beat) – Send Me Out To My Type Of Party (MA MASH) 03. Maluca – NYC BABY 04. Lafawndah – Bump 05. Zsela – For
2019/03/13
ハイチ・クレオール語のラップ。 先日公開されたRAの特集「Japan City Guides」で、食品まつり a.k.a foodmanが発言しているように地方都市はどこも同じような感じかもしれないが、カナダのモントリオールも様々なコミュニティが重なり絡みあっている。 Jesse Osborne-Lanthierも、来日を控えるMarie Davidsonも、そしてハイチ系カナダ人プロデューサー/MCのJericoもアプローチは違えど同じモントリオールというブロックでシーンを形成している。Jericoはアフリカン/エレクトロニックのイベントであるコレクティブMoonshineに所属しており、今作『Run That』はMoonshineがレーベルとして送り出す初の作品となる。ハイチ・クレオール語のラップ、スクリューダウンバイレファンキ/ダンスホールな4曲入りEP。 購入はこちらから。
人生を回想して見えた深層心理作品
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デビューEP『蝶刻』リリース more
テクノロジーで拡張、先進性に満ちた音楽×映像のショーケース
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