2020/12/25
12/23〜1/4
クリエイティブチーム「AC部」の初の大規模個展「九越 -Transmorph-」が、日本橋三越本店「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」で12月23日よりスタートしている。
AC部は1999年に結成されたクリエイティブチーム。多摩美術大学在学中にNHK「デジタルスタジアム」年間グランプリを受賞し、キャリアをスタートした。以後、TV・CM・プロモーションビデオ・ウェブサイトと表現の場を広げ、近年においては、TVアニメ「ボブネミミッミ」や、スケッチブックを矢継ぎ早にめくる手動アニメーションである高速紙芝居が知られている。サブカルチャーの領域では高く評価されてきたAC部だが、本展ではコンテンポラリーアートとして本格的に作品を発表する初めての機会となるとのこと。
『九越』-Transmorph- のメインとなるテーマは、AC部がミュージックビデオを手掛けたBATTLESの作品『Sugar Foot』。今作は、AC部にとって初めての海外アーティストとのコラボレーションとなった。
『Sugar Foot』は約1年のビデオ制作期間を経て、11月に公開された。新型コロナウイルス感染拡大の影響でさまざまな活動が制限された2020年。中止になってしまったイベントの無念を晴らすべく開催された「大宇宙ロボット祭」が舞台となっている。お祭りには神輿やねぶたなど、日本的なモチーフが多数登場。お祭りから場面は転換し、未知の脅威がロボットを襲う。ラストシーンでは地球がロボットに変形し、ウイルスを思わせる脅威に打ち勝つ内容となっている。
本作について、この時代を生きる鑑賞者に勇気を与えるべく制作されたミュージックビデオであるとAC部は語っているとのこと。また、これまでのAC部の作品では見られなかった新しい映像表現が導入されている点も本作の特徴。展覧会では、ビデオ内で描き切れなかった『Sugar Foot』の世界観をアート作品が補完するように構成されている。オブジェや大作ペインティング、複数のメディアを組み合わせた作品、株式会社リコーの最新技術を用いた2.5Dプリントなどを展示販売するようだ。
AC部「九越 -Transmorph-」特設サイト : http://ac-bu.info/transmorph/
category:NEWS
tags:AC部
2020/02/10
2月9日リリース 昨年のWWW公演を含む来日ツアーが各所で爆発的に盛り上がったMatt StephensonによるプロジェクトMachine Girlがデモ音源集『MG DEMO DISC』をbandcampにてサプライズリリース。 本作は2015年『Gemini』、2017年『...Because I’m Young Arrogant And Hate Everything You Stand For』、2018年『MRK90 Mix Vol. 1』と『The Ugly Art』の未発表のBサイド音源全14曲。ツアー漬け日々の合間を縫ってスピーディーに制作されるMachine Girlの楽曲。本人は今回のリリースをクリエイティブの腸内洗浄と称している。 また、Machine Girlは、Bonnie Baxter(Kill Alters)とのプロジェクトProlapsのデビューアルバム『Pure Mud Volume 7』をシカゴのレーベル〈Hausu Mountain〉を通して発表したばかり。そちらは3月20日にカセットとCDでリリースされる。 Machine Girl – “MG DEMO DISC” 1. INTRUSIVE [2017 DEMO] 2. 4TINFOLLIM [MG0218 DEMO] 3. SHAYE SAINT MASSIVE [2019 DEMO] 4. MACHINE LEGION [2014 DEMO] 5. THERE’S ACID IN MY MEZCAL PT 1 [2018
2020/02/10
最多4部門受賞 『殺人の追憶』『母なる証明』『グエムル -漢江の怪物-』などの傑作を世に送り出してきた韓国の巨匠ポン・ジュノ(Bong Joon-Ho)の新作『Parasite』(邦題:パラサイト 半地下の家族)が歴史を更新する快挙。2月9日(現地時間)にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第92回アカデミー賞において、アジア映画としては初の作品賞を受賞。これは英語以外の外国語映画としても初となる。さらに脚本賞、 国際長編映画賞、監督賞を含め、最多4部門受賞となった。 他にも第72回カンヌ国際映画祭の最高賞となるパルムドール、第77回ゴールデングローブ賞においては外国語映画賞も受賞している『パラサイト』は、「フォードvsフェラーリ」「アイリッシュマン」「ジョジョ・ラビット」「ジョーカー」「マリッジ・ストーリー」「1917 命をかけた伝令」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」などの抑えての受賞となった。 ポン・ジュノはスピーチでこのように語った。「”最も個人的なことは最もクリエイティブなこと”、偉大なるマーティン・スコセッシの言葉です。私がこの国で知られていなかったときに、私の作品をいつも候補にいれてくれたクエンティン・タランティーノ。本当にありがとうございます。愛しています。もしアカデミーが許してくれるならテキサス・チェーンソー(悪魔のいけにえ)でトロフィーを割って他のノミネート監督と分かち合いたい。明日の朝まで飲み明かします。」 また、本作のサウンドトラックは、Caleb Braaten主宰でPharmakonやLust for YouthなどをリリースするNYの老舗インディレーベル〈Sacred Bones Records〉からリリースされている。 サウンドトラックの詳細はこちら。
2020/08/28
9月12日開催 Crossfaithが初の配信ライブを開催する。「SPECIES VIRTUAL WORLD TOUR ‘OPEN THE DIMENSIONS’」と題した本公演、昨今の状況下で彼らの魅力を存分に凝縮したワンマンライブとなるようだ。 今回、世界最大のライブ・エンターテイメント企業Live Nationが手掛けるライブ配信プログラム「TOKYO SESSIONS」の第1弾アーティストとして登場。ミュージシャンとビジュアルアーティストのコラボレーションを通じ、配信ならではの方法で、そして新しい音楽の楽しみ方として昨年の自主企画イベント「NITROPOLIS vol.2」でも共にした日本のクリエーターチーム「MES」がビジュアル演出を手掛ける。 日本向けの配信に加えて、海外ファンの視聴も考慮し、アジア・オセアニア、ヨーロッパ、米州など、それぞれのタイムゾーンに合わせて計4回配信が予定されている。また、米国発の動画配信サービス「マエストロ」を使用し、最先端のインタラクティブな視聴体験が準備されているとのこと。 チケットは只今よりチケットぴあにて販売スタート。チケット購入者は配信日以降も9月22日(火)23:59までアーカイブ映像を楽しむことが出来る。 -以下、アーティストよりコメント- COVID-19の脅威により世界経済は止まり、今までの日常は形を変え、またライブ音楽の世界の時計も止まってしまった。見えない1枚の大きなフィルターを通さなければ自由にライブを観る事すらできなくなってしまった現在が此処にあります。 この時間の中で、そのフィルターをCrossfaith流にぶち壊す事が出来ないかと模索してきました。 そして今回のストリーミングライブ’Open The Dimensions’を提示します。 ‘Open The Dimensions’とは丸くなっている手紙を拡げる様に、4次元から5次元へ我々があなた達を連れて行く事です。すなわち「新たな次元を開く」と言う意味合いで、他のアート、音楽はもちろんの事、今までのCrossfaithのライブとは一線を画す内容になります。 ライブハウスの床に染み付いたお酒や、ピットの汗の匂い、または破れたTシャツ達。そのどれもが今は過去ですが、私達はライブ体験の劣化版でなく未来をあなた達に届けたかった。 正にコロナに囚われてしまったライブ音楽という体験の今後における可能性、そしてそのテリトリーを取り戻す、または新たな我々の遊び場へ誘う、新たなライブ体験を2020年、我々Crossfaithがあなたへお送りします。 ■配信概要 ▼配信企画名 TOKO SESSIONS episode 1 Crossfaith x MES ▼配信特設サイト https://www.tokyosessions.com ▼配信日時 日本国内向け:2020年9月12日(土)OPEN 20:30/START 21:00 ※日本時間 ※見逃し配信:公演終了後〜9月22日(火)23:59 [海外向け配信日時] アジア・オセアニア向け:2020年9月12日(土)OPEN 19:30/START 20:00 ※オーストラリア東部時間 ヨーロッパ向け:2020年9月12日(土)OPEN 20:30/START 21:00 ※イギリス夏時間 アメリカ向け:2020年9月12日(土)OPEN 20:30/START 21:00 ※アメリカ東部夏時間 ※いずれもアーカイブは現地時間9月22日(火)23:59まで視聴可能 ▼料金 視聴チケット:2,500円(税込) 視聴チケット(サポート1,000円込み):3,500円(税込) 視聴チケット(サポート1,500円込み):4,000円(税込) 視聴チケット(サポート2,000円込み):4,500円(税込) 限定Tシャツ付き視聴チケット:5,500円(税込)サイズS/M/L/XL [サポート込みチケットについて] Crossfaithよりコメント – 今回は通常のチケット価格にプラス1,000円、1,500円、2,000円のサポートチケットを販売することにいたしました。これまでのようなライブ活動が出来ない状況において、皆さまからの応援・ご支援は大きな力となります。無理のない範囲でご賛同いただけると幸いです。 ※配信ライブの内容は全て同じで、配信に関する優劣はございません。 [Tシャツサイズ] 身丈 S/65 M/69 L/73 XL/77 身幅 S/49 M/52 L/55 XL/58 肩幅 S/42 M/46 L/50 XL/54 袖丈 S/19 M/20 L/22 XL/24 ▼チケット販売期間・販売サイト 2020年8月29日(土)~9月22日(火)22:00(チケットぴあにて販売) ▼配信ライブに関するお問い合わせ info@livenation.co.jp
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