2020/12/07
12月15日開催
レフトフィールドなテクノを取り上げるパーティ『 b r o a d 』や『解体新書』、ライゾマティクス主宰『Super Flying Tokyo 2019』への出演を中心に、ライブアクトとして国内外で活動するサウンドアーティストのSaskiaがディレクションを手掛けるイベント「Empty?Ah」が12月15日に開催。Contact Tokyoにて行われ、インスタレーションとDJをミックスした内容のイベントになるようだ。
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カオティックな時代における希望的な前進として、Contact Tokoyに一夜限りの空間作品「Empty?Ah」が出現する。脳や心といった身体に備わる機能が私たちにどのような影響を与えているか言語を通じて提示しながらも、空間自体 が身体を経由して理解するものとして存在することは、体験者が思考する場であると同時に思考から離れ体感するこ とができる表裏一体のスペースを意味する。それは思考することがいかに愚かでかつ重要であるかを問い、各個人が 言語化できていない曖昧なことに対しての理解を深め、それぞれの問題解決へと導くキッカケとなるだろう。音・光・言語が相互作用することで全ての感覚が歪む空間には、Saskiaによる非常に滑稽な妄想の端くれが浮かび上がるのだが、その夢を見る行為が次なるストーリーを紡ぐことを同時に示唆している。
その場との対峙として、より開放的ながらもユーモラスに音楽実験を重ねてフロアの機能と可能性を拡張するD J陣がバーフロアに登場。幡ヶ谷のForestlimitにてディープ・リスニング・パーティ『ideala』を主宰するAKIRAM ENとそのレギュラーメンバーであるEMARLE、渋谷の隠れ家バーTangleを拠点とするTonydotが、それぞれの環境で磨き上げ てきた感性のもとイマジナリーな空間を創造していく。そして今回、バイヤーとして長きに渡り日本のアンダーグラウ ンドミュージックを司り、竹久圏とのコラボレーションアルバム『Reflection』を発表したばかりのCOMPUMAがブースに帰還することが決定。ダンスミュージックに留まらず、より芸術的な音楽アプローチを模索するCOMPUMAが織りなす2時間のロングセットは、混沌とした1年を通じて走馬灯のように体験者の脳裏へと情景を運びながらも、それ らから解放する興奮と希望に溢れた未知なる時間を描くだろう。
人々の想いが共鳴する瞬間に生まれる数々のドラマは、矛盾ばかりで曖昧な表裏一体の世界により多くの光を灯し てきた。またとない一夜の奇跡に、ぜひ参加してほしい。
タイトル名:Empty?Ah
日付:2020/12/15(火)
会場:Contact Tokyo
時間:19:00~26:00
入場:23歳以下 ¥1000/ADV ¥1500(限定50枚)/DOOR ¥2000
チケット:https://www.residentadvisor.net/events/1432375
STUDIO X :
“Empty?Ah”
Saskia (Space/Sound)
Yuki Fujinaga (Visual)
Hitoshi Sato (Light)
Shintaro Kamijo (Technical Support)
CONTACT :
COMPUMA
AKIRAM EN
EMARLE
Tonydot
Graphic Design for Poster : Mikihiro Abe
公演詳細 : https://www.contacttokyo.com/schedule/emptyah/
<お願い>
当日、マスクの着用を必ずお願い致します。
万が一マスク着用を守っていただけない場合は、ご退店いただく事がございます。
あらかじめご了承いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
マスクをご持参されなかった場合は、エントランスにて販売しております。お気軽にお申し出ください。
category:NEWS
tags:Saskia
2022/03/29
7つの振り子の群れ ■展示説明 人類による「自然そのものを理解する」ための探究活動は、これまで、科学や芸術などに細分化されながら発展してきました。一方で、自然の中にはいずれの分野でも掬いきれない未分化な領域が潜んでいることも事実です。Creative Label nor(ノア)は、科学と芸術の間にあるジレンマに焦点をあて、いずれをも否定することなく新たな価値を創造するべく活動を行っています。 本展”syncrowd – seven chorus(シンクラウド – セブンコーラス)”では、会場内に大小様々な7つの振り子の群れ”syncrowd”が点在しています。”syncrowd”は、ホタルの発光や集団での拍手の同期など、日常でもしばしば見られる「同期現象」という物理現象を利用したキネティック・サウンドインスタレーションです。各振り子は、フレームの振動を通じて互いに干渉しあいながら「振り子の群れ(crowd)」を形作っており、その中で各振り子は物理法則に則ってまるで制御されているかのように同期(sync)していきます。 会場内の7つの”syncrowd”は、大きさによってそれぞれ独自のテンポで同期/非同期を繰り返しています。振り子がもたらすシンプルな音の反復が、干渉/揺らぎ(chorus)によって連続的にパターンを変化させ、会場全体で永続的に変化し続ける複雑な音のうねりを生み出します。その様は一見すると、より原初的な聖歌/合唱(chorus)のようでもあり、統制されたオーケストレーションのようでもあります。しかし本作品では、絶対的な統率力であるコンダクター(指揮者)不在のなか、自己組織的な在り方でそれを形作ります。物理現象が作る有機的な視覚・聴覚体験の中で歩き回ったり立ち止まったりしながら、森羅万象を司る自然の摂理に耳を澄ませ、体感することで、自由な想像と独自の発見をしていただければ幸いです。 ■展示概要 会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール 会期:2022年4月2日(土)〜 4月10日(日)※2022年4月6日(水)は休館 プレスビュー:2022年4月2日(土) WEBサイト:https://nor.tokyo/syncrowd-seven-chorus
2019/05/31
6月15日、connect galleryにて。 自主企画のプロジェクトの発案・運営・管理から、アーティストマネジメント、各イベントコーディネートやアートディレクションを行うチームGRIDIN’が、アートコレクティブ〈SIDE CORE〉に見出された芸術家BIENと、昨年には〈UNDERCOVER〉のショーの音楽も担当したDJ/プロデューサーMars89の2人によるアートインスタレーションを企画。 展示初日は、Mars89がロングセットによるライブDJプレイから始まる。幻想的かつ、重厚な音の侵略を体験しつつ、踊るという行為=外界への身体的な働きかけに着目。会場内には、BIENによる物語を紡ぐための仕掛けが設けられ、そこには、来場者によるフィジカルな参加が生み出す、破壊の痕跡を可視化させる狙いがある。そして、BIENはそれらの残留物を用いて、再生を暗示させるような制作への挑戦を展示の2日目にかけて試みる予定、とのこと。 極めて短い時間で、異なる表現方法を軸に、瞬間的な変化が多発する同展は、起こりうる全て出来事を切れ目のない創作の循環へと収斂させる実験とも言えます。そして、今回の展示が単なるコラボレーションという枠を超え、私たちの中に潜在的な知覚の力を呼び起こす機会へと昇華されることを願っています。 GRIDIN’ Presents “Hole in the View” BIEN × MARS89 日時:2019年6月15日(土)18:00-23:00 、16日(日)12:00-20:00 会場:connect gallery 〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目29−1(渋谷ブリッジ内) 入場料:1day 1000yen / 2days 1500yen 協力: A MACHINE × DAIKEI MILLS
2024/11/06
東京国立博物館・庭園内の4つの茶室にて 12/7(土)東京国立博物館・庭園内4つの茶室「春草廬・転合庵・六窓庵・九条館」にて、 aus、Ulla、Hinako Omoriによるインスタレーション「Ceremony」を開催。 ausによるキュレーションのもと、茶室における静寂と不在・作法から着想を得た3組による新作の音楽を公開します。 畳の上でのサイレント・リスニングを模したフライヤーデザインは、三宅瑠人が手がけている。 ※ Ulla、Hinako Omoriは当日会場におりませんので、ご了承ください。 ※ イベントは30分ごとの予約制となります。 ■ aus, Ulla, Hinako Omori「Ceremony」 日程:12/7(土) 会場:東京国立博物館・庭園内 茶室「春草廬・転合庵・六窓庵・九条館」 時間:11:30〜14:30 参加アーティスト: aus Ulla Hinako Omori ■ イベント詳細 https://flau.jp/event/ceremony/ ■ web予約 https://flau.stores.jp/items/6722eaf9df6a593750074418 aus 東京を拠点に活動するアーティスト。 10代の頃から実験映像作品の音楽を手がける。 テレビやラジオから零れ落ちた音、映画などのビジュアル、言葉、 長く忘れ去られた記憶、 内的な感情などからインスピレーションを受け、 世界の細かな瞬間瞬間をイラストレートする。 長らく自身の音楽活動は休止していたが、昨年15年ぶりのニューアルバム「 Everis」をリリース。同作のリミックス・ アルバムにはJohn Beltran、Li Yileiらが参加した。Craig Armstrong、Seahawksほかリミックス・ ワークも多数。 Ulla ベルリンを拠点とする実験音楽家。Ullaのアルゴリズミックなテクスチャは精密なアンビエントとジャジーなエレクトロニクスの間を揺れ動く。彼女の作品はエレクトロ・アコースティックやグリッチに焦点を当てており、Quiet Time、Experiences Ltd、West Mineral Ltd、Motion Ward、Longform Editions、3XLといった人気レーベルからリリースされている。現行のアンビエント〜アヴァンギャルドにおける最重要アーティストの一人。 Hinako Omori 横浜出身、ロンドンを拠点に活動するコンポーザー。クラシックピアノを習い、サウンドエンジニアリングを学ぶ。クラシック、エレクトロニカ、アンビエントを取り入れたサウンドスタイルで、Houndstoothから2枚のアルバムをリリース。キーボーディスト / シンセシストとして、宇多田ヒカル、Ed O’Brien(レディオヘッド)、Floating Pointsなどのツアー、レコーディングに参加。ロンドン・ナショナル・ギャラリー、テート・モダン、バービカン・センター、ICA、Pola Museumなどパフォーマンス多数。
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