2020/11/02
主宰レーベルより3タイトルがリリース
映像ディレクター Spikey Johnによるニュープロジェクト『SPIKEY FILMS』が始動。『SPIKEY FILMS』は、Spikey Johnの視点で切り取ったシーンを、映像としてアップロードするプロジェクト。
現在(いま)のカルチャーを高水準の作品として昇華、その作品群がデジタル上にインスタレーションとして出現。それぞれのフィールドに精通したプロのクリエイター陣がブレインとなり傑出したクオリティで展開する。
Spikey John’s comment
– 今回は超炭酸水VOXとの取り組みということですがどのように捉えていますか?
僕も企業と仕事をしたいなとは思っていました。遊びでクリエイティブをやるのはいつでも出来るし、今までやってきたので。そのノリも持ちつつ、ちゃんとしたモ ノを作るのはすごい面白いんじゃないかと思って。
– ブランドとの関わり方は?
好きなことやらせてもらっていますね。一般的な企業タイアップでの映像を撮る時 よりもかなり自由度高くやらせてもらっています。作品、アート性を重視していくプロジェクトなのでいいなと思っています。
– このプロジェクトのスタイルは?
クリエイターとアーティストで、その場での化学反応を大事に作っていくというか。 型を決めて、それにハマった人達とやっていくというよりは、毎回違ったスタイル で作品を作れたら面白いかなと思っています。ラッパーやアーティストは決めていくんですが、その中で決まったフォーマットで映 像を撮ったり、絶対にこういう演出を入れよう、みたいなのはなくて。 毎回「アーティスト」と「Spikey John」の間に生まれる世界観を作っていけたら、という感じですね。
– 映像制作において重要視していることは?
クオリティは絶対に維持したいですね。自分自身が制作において一番大事にしてい るのがクオリティ。カメラの画質とかもそうですけど、最低水準の映像としてのクオリティはまず担保したい。その上で面白い演出や見せ方を心がけています。今はMVもアーティスト自身が自主で制作できる時代なので「プロとアマの差」はすごく大事にしています。
Spikey John’s comment
今回は自分のレーベル【 NHOJYEKIPS 】で音楽から映像まで全てトータルプロデュースして0から創り上げました。Kanin dot Coは東京に来てから付き合いのあるアーティストの中でも最も親交のあるアーティストの一人。数回撮ったこともあり、撮り方や見せ方はずっと考えていました。その中でもモノクロは映えるんじゃないかと思っていて。モノクロにすることで無駄な情報が遮断されて、より洗練された作品が作れると思っていました。 DJ UPPERCUTにBEATを依頼して、上がってきた音が予想以上に良かった。Kaine dot Coのリリックが乗ったときに、この音であればどんな映像でもコンセプトを伝えられると確信しました。「違和感」のある映像にしたいと思っていたので、BEATのイメージをもとに路地裏、回転するカメラワーク、ストロボで世界観を作っていきました。
カルマと称される終わり無き因果の存在を俯瞰して見たとき、そのイメージに近い「螺旋」というワードをタイトルへと落とし込んだ1曲。HIPHOP的イデオロギーを含む幸福論を体現しながら、心ならずも課せられる責務と共存していく姿勢や度量の大きい人間で有り続 ける事への志も感じられる。レーベル・NHOJYEKIPSの特色を生かして映像を起点に作り込まれた本作は、そのコンセプトから忠実に擦り合わせたビートを完成させ、画竜点睛としてのボーカルをマックスまで引き立てるというクリエイティブな仕様も特徴的だ。妥協に流された成熟をアンチテーゼに、高みを目指し続ける足取りや自らの最大限をもって与えたいとする無償の優しさは偉大なオーラとなって、然るべくして輪の中心に存在するKaine dot Coというブランドを確立、多くのリスナーが彼とその音楽に啓蒙される事にな るだろう。
Kaine dot Co – 螺旋
Label : NHOJYEKIPS
Release date : 2nd November 2020
Stream : https://linkco.re/H62UN75P
誰しも免れる事の出来ない死、そこを終着点とすることなく永遠に語り継がれる名を残したい。そんな、何者かになりたいと日々抗う人々の心中を代弁しながら自らの名を呈してそれぞれの理想郷へと力強く牽引した1曲。 手持ちのリリックを基として制作されたトラックは、生バンドでのライブを見越した豪華で壮大な仕上がりとなっている。 イントロには自由をベースにダイレクトに自らを表現出来るスタンダップコメディのフレーズを取り入れ煌びやかな幕開けを演出、彼の 武器であるマッシヴな声色とそのデリバリーは変わらぬ貫禄の中に居心地の良さを感じる。最後の一秒までこだわり尽くされたアートは途中で止まる事を許さず、視聴後にもイヤーワームとして響き続けながら脳内に深く刻まれ たインパクトは、まるで彼が目指す終幕を超越して語り継がれる$サインとリンクしているかのようだ。
$MOKE OG – Dollar $ign
Label : NHOJYEKIPS
Release date : 2nd November 2020
Stream : https://linkco.re/t33NUTVE
孤高のルーキーSearchによる1st シングル。 DJ UPPERCUTの手によってアレンジされ、磨きをかけられたトラックの基はDJ FRIPと共に自身が制作。聴き心地はアンビエントな要素を感じる事ながら、飾らない声をもって真意を謳い、丁寧に刻むリズムは現実的な仕上がりとなっている。簡単にコントロールする事の出来ない人の心、しかし一度動くとそのベクトルはリミットを持たず無規則だ。そんな心を動かす事の出来る音楽が良い音楽であると定義し向かうは頂。「この楽曲は一言で表すことなんて出来ない」そう思い入れる様子は、数多の感情が混一された第一手を他人の言葉で仲介すること自体ナンセンスなのかもしれないと考えさせられるほどである。自らの音楽を達観しながら自己満足で終わらせる事なくTOPを目指す目色は堂々たるものであり、レーベルメイトでさえ把握しきれていない、その人間性もルーキーにふさわしいシルエットを象っている。
Search – Everyday Everynight
Label : NHOJYEKIPS
Release date : 2nd November 2020
Stream : https://linkco.re/Qr5cXZht
category:NEWS
tags:Spikey John
2019/11/06
WW MANが渋谷をジャック YENTOWNやkiLLaなど数多くのラッパー / アーティストの作品を手がけ、ミュージックビデオの一つのトレンドを作り出したと言っても過言ではない映像作家Spikey Johnが、セイコーの新ストリートファッションウォッチWW(ツーダブ)の発売を記念し、スペシャルムービーを制作。 あらゆる“ストリート生まれ”のものを愛し、常に社会通念や古い考えに立ち向かうWW MANが、ストリートカルチャーの歴史が詰まった渋谷のビルの壁や屋根、鉄骨の上をインラインスケート で駆け巡り、社会の抑圧から解き放つ感情をダイナミックな映像で表現。また、広大な渋谷の街並みをド ローンで撮影し、躍動感溢れる映像に仕上がっている。音楽はDJ UPPERCUT、ドローンは北川哲一郎、CGはアルゼンチンのLAPOSTAが担当。 2000年に誕生したシ リーズ「WIRED」を、今一度「WIRED reWrite」することを意味するWW。次世代の時計のあり方を模索するなかで原点に立ち返り、一つひとつのパーツの意味 と改めて向き合い開発されたことで、今までなかった直感的な操作性を生み出しているとのこと。 WIRED 特設サイト:https://w-wired.com/ww/pc/
2019/03/15
監督はSpikey Johnによるもの。 Tohji、gummyboy、DJのstei、映像担当なども加えたクルーとしても活動するMall Boyzの1stEP『Mall Tape』から1曲目「Higher」のビデオが公開された。 MVを手がけたのSpikey John。彼らのルーツのショッピングモールをコンセプトに制作されたEP『Mall Tape』は、「ニートtokyo」主宰でもあるSEEDAの参加曲も含めた全4曲入り。 Tohjiの企画イベント「Platina Ade」が3/25 (月)に渋谷WWWにて開催が予定されている。出演はMall Boyz、Tohji、gummyboy、stei(様々なゲストを迎えたDJ setを披露する予定)に加えて、TYOSiN、NTsKi、活動休止したTENG GANG STARRのkamui、MANONとのコラボシングルを発表したSleet Mage、steiも所属するコレクティブdosing、そしてニューアルバム『Gradation』をリリースしたばかりのLootaの出演も発表され、さらにシークレットゲストも控えているようだ。
2018/07/02
“生きる尾崎豊”、YDIZZYが久々の新曲『not (dead)』のMVを公開。プロデュースはChaki Zulu、MVはSpiky Johnが担当。 昨年末から沈黙状態にあったkiLLaの中心人物YDIZZYが復活し、新曲とMVを公開した。プロデュースはChaki Zulu、MVはSpiky Johnが手がけている。MVのように、渋谷の夜に震える不穏な低音が新しい始まりを予感させる曲だ。またkiLLaのメンバーもMVに出演しており、kiLLaの今後の動きとYDIZZYのアルバムに期待が寄せられる。 ちなみに動画のクレジットにある”GROUNDDIM”は新しいプロダクションチームであろうか。 昨年、Chaki Zulu全面プロデュースでリリースされたアルバム『DIZZiNESS』はこちら。 kiLLaといえば、個人的にはKEPHAの新しいリリースも待ち望んでる。これまでにアップされていたMVがいくつも削除されてしまっているのが気になるところだ。
SoundCloud発、中国ラップスター more
東京・大阪を回るジャパンツアー開催
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