2020/10/30
1月15日リリース
イングランド中部の工業都市ノッティンガム出身のJason Williamson(ジェイソン・ウィリアムソン)とAndrew Fearn(アンドリュー・フェーン)によるデュオ、Sleaford Modsがニューアルバム『Spare Ribs』を2021年1月15日にリリースすることを発表。
同作より、英新鋭パンク・アーティストのビリー・ノーメイツをゲストに迎えた新曲「Mork n Mindy」のMVを公開。同MVは、英映画監督ベン・ウィートリーが監督を務め、ノッティンガムのジェイソンが生まれ育った家のレプリカで撮影された。ジェイソンの言葉を借りると“1982年の公営住宅のヒーターの音と食べ終わりかけた日曜の夕食の匂い…その場所では、美しさは自分の想像力の殻の小さな亀裂の中だけに存在している”そんな不穏な労働者階級の当時の生活が表現された映像作品に仕上がっている。
社会に対する不満や怒りをDIYなラップトップ・パンク・サウンドとメッセージ性の強い歌詞と共に労働者階級の代弁者として、英国でカルト的人気を誇るスリーフォード・モッズによる6作目『Spare Ribs』は、ロックダウン最中に3週間かけて地元ノッティンガムのウェアハウスで録音され、メルボルンのパンクバンドで同じく〈Rough Trade〉に所属するアミル・アンド・ザ・スニッファーズのエイミー・テイラーらも参加している。今作では、新型コロナウイルス危機においての英国政府の無頓着な対応に象徴される政府の権利意識に対する2人組の憤慨が爆発しており、彼らの比類なきドライなユーモアのセンスを使って政府を痛烈に批判し、抵抗している。
「俺たちの命は、ほとんどの政府にとって消耗品であり金融制度システムの下では二の次に過ぎないものだ。俺たちは家畜のようなものであり、利益を得るための棚の上の部品であり、何らかの危機ーそれが捏造されたものであれ、捏造されていないものであれーが起こり、生産性を脅かすことになれば、すぐにでも破棄される。これは不変なことで、特に現在のパンデミックではそれが明らかにそして顕著になった。…人間の体が、全ての肋骨(Ribs)なしでもまだ生き延びることができるのと同じように、俺たちは皆、資本主義が維持されるための“代わりの肋骨(Spare Ribs)”であり、無知と遠隔的な支配のせいで、パーツ交換が可能な存在なんだ」
– Jason Williamson
アルバムのタイトルについてジェイソンは「コロナウイルスの第一波で死んだ人の数を考えてみた」と言う。「エリートにとって人の命は消耗品なんだ…俺たちは常に“Spare Ribs(代わりの肋骨)”という状態にある」と語っている。 スリーフォード・モッズの最新アルバム『Spare Ribs』は、2021年1月15日 (金)世界同時リリース。日本流通盤CDには解説書が封入される。アナログ盤は、通常のブラック・ヴァイナルに加え、数量限定クリア・グリーン・ヴァイナルが同時発売。本日より各店にて随時予約がスタートする。
Sleaford Mods – “Spare Ribs”
Label: BEAT RECORDS / ROUGH TRADE
Release date: 2021/01/15
Listen to ‘Mork n Mindy : https://sleafordmods.ffm.to/morknmindy
Pre-Order Spare Ribs : https://www.sleafordmods.com
Pre-Save Spare Ribs : https://sleafordmods.ffm.to/spareribs
category:NEWS
tags:Sleaford Mods
2020/10/29
11月3日リリース 東京を拠点にするバンド、Ms.Machineがスウェーデン語で”秋”を意味するタイトルの新曲『Höst』を本日リリース。 楽曲はこれまでのハードコア、ポストパンクといった視点から離れたアプローチになっており、ボーカルSAIが呟くように紡ぎ出すリリックは現代の社会に閉塞感を抱えながらも生き抜く人々に寄り添うとのこと。 アートワークはバンドが結成当初より親交のあるREIによるもので、透明感の中に強さを感じる作品に仕上がっている。CD版は11月1日に恵比寿BATICAにて開催されるイベント「Just For」より発売。アルミパックの中にREIによるアートワークの写真とメンバー手刷りのCDを同封されている。 Ms.Machine – “Höst” Release date : 3 November 2020 Stream : https://linkco.re/sRYmTPmC Bandcamp : https://ms-machine.bandcamp.com/track/h-st
2020/12/04
15歳のエモ ノースカロライナ州ヘンダーソンビル拠点にするシンガーソングライターAsh Gutierrezによるプロジェクトglaive。現在15歳。名前は”死にゲー”の代表作品『DARK SOULS III』の武器に由来している。 今年のパンデミックの始まりと共に音楽キャリアをスタートさせ、ここ数ヶ月の活躍で大きく人生を変えていっているglaiveが、11月にリリースしたデビューEP『cypress glove』から「dnd」のMVを公開。MVのディレクションはStefan Kohliが手掛けている。 glaiveは、DiscordやSoundcloudを通して、同じ感覚を持つコミュニティやアーティストに出会い、今年5月から楽曲を次々にリリース。客演も数多くこなし、Spotifyの公式プレイリスト「hyperpop」でもカバーを飾った。トラップを通過しているは前提としてある現行プロダクションを踏まえた上で、90〜00sエモバンドのようなキラキラしたギターサウンド、甘すぎるほどのメロディがglaiveの特徴。 制作プロセスは、ベッドルームで新曲を制作後、完成したら最初に母親に聴かせる。その次にネット上の友人に聴かせて、どちらかが気に入らなければリリースしないようにしている。Z世代の新たな感覚を持ったアーティストが続々と注目を浴びる中、glaiveはZ世代の中でもその次のアルファ世代に近い。2021年も期待と注目を浴びることは間違いない。 glaive – “cypress glove” Label : Interscope Records Release date : 19 November 2020 Stream : https://smarturl.it/cypressgrove Tracklist 1. eyesore 2. astrid 3. dnd 4. touché 5. hey hi hyd 6. 2009 7. pissed
2019/10/01
Soundcloudにて本日公開 9月27日に都内某所で開催された「AVYSS 1st Anniversary “SECRET PARTY”」。本イベントでのYUKI PACIFICのMixが自身のSoundcloudで公開。今回のMixについて「閉塞的な今の社会に抗うイメージ」だと語っている。 YUKI PACIFICは、関西で活動するDJ。高校時代より神戸にてDJ活動をスタートし、Dark Jinja、K/A/T/O MASSACREなど注目のイベントに出演。様々なサウンドをコラージュし、新たな価値を構築する、既存のDJの概念に囚われないパフォーマンスが注目を集めており、今年8月からはLa Repriseと共に「Subversion」を主催している。また、これまで111X、x/o、Flora Yin-Wongなどの海外アーティストとの共演を果たしてきた。
新曲「Shining Star」の映像作品を公開
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死の必然性と存在の一時性をめぐるファンタジー
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リアル、バーチャル、ARが重なり合う more