2020/10/28
『The Main Thing』より
すでに10年以上のキャリアを誇るニュージャージー出身のUSインディーロックバンドReal Estateが、本日、最新アルバム『The Main Thing』収録の「Gone」のMVを公開。
映像は今年の春、Real Estateが「Quarantour」と名付けたAR(拡張現実)ライブ体験の中で撮影された。
僕らはいつも冷蔵庫の中でプレイしたいと思っていたんだ
– Real Estate
5作目となった『The Main Thing』は、仮タイトルを『Special Album』と題して自身たちを追い込み、無数のセッションと1年間にわたるレコーディングを経て完成させた。キャリアを通して、暖かでありながら緻密なポップ指向の音楽を造り続け、他の誰にもマネのできない浮遊感あるメロディーを追求してきた。前作『In Mind』では、ツアーに出たミュージシャンの非日常性を背景に、普通の日常への渇望が描かれたが、本作『The Main Thing』では、望んだはずの静かな暮らしに潜む不安と向かい合うことで、これまで以上に覚悟を持って音楽制作に打ち込んだ彼らの思いが反映されている。代表作『Days』にも参加したケヴィン・マクマホンをプロデューサーに迎え、初の試みとして、シルヴァン・エッソやザ・ウォークメンのマット・バリック、ブラジリアン・ガールズのアーロン・ジョンストンら、外部のミュージシャンがゲスト参加。アルバム・タイトルはロキシー・ミュージック後期の名曲から取られ、その名に恥じぬ特別な作品へ仕上げられた。
Real Estate – “The Main Thing”
Label : BEAT RECORDS / DOMINO
Japan edition : https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10777
Tracklist
01. Friday
02. Paper Cup (feat. Sylvan Esso)
03. Gone
04. You
05. November
06. Falling Down
07. Also A But
08. The Main Thing
09. Shallow Sun
10. Sting
11. Silent World
12. Procession
13. Brother
14. You (Live in Chicago 2019) *Bonus Track for Japan
category:NEWS
tags:Real Estate
2021/03/22
電子タバコ・アンセム「Where’s My Juul??」でブレイク 2019年の年末、それまで音楽経験がなかったLil MarikoことKatherine Zhangが、パートナーでありプロデューサーのFull Tacともにリリースした電子タバコ・アンセム「Where’s My Juul??」で突如として世界的ブレイクを果たす。 自身のニコチン中毒の経験も反映させ、シリアスとギャグの絶妙なバランス、狂気を感じる笑顔、実験性と遊び心を持ち合わせた楽曲はTikTokなどでもバイラルを生んだ。当時の楽曲制作についてLil Marikoは、Mindless Self IndulgenceやThe Prodigyにインスパイアされたとも語っている。その後もDorian Electraの「Sorry Bro」のリミックスプロジェクトやアルバム『My Agenda』に参加し、オンラインリリースパーティーにも出演を果たしている。 そんなLil Marikoが、昨年のシングル「Don’t Touch」と「Shiny」を含んだ7曲入りのセルフタイトル・デビューEPを自身の誕生日を記念してリリースした。冒頭の「Hi, I’m a Slut」からトレードマークのスクリームを封印した楽曲から始まり、新たな展開を期待させる今作の全てのプロデュースは引き続きFull Tacが担当。さらに「Disgusting」では、Zheaniが客演参加。また、合わせて「Shiny」のMVも公開されている。 Lil Mariko – Lil Mariko Release date : 18 March 2021 Stream : https://distrokid.com/hyperfollow/lilmariko/lil-mariko Tracklist 01. Hi, I’m a Slut 02. Don’t Touch feat. Full Tac 03. 100 Dicks 04. I’m Baby 05. Disgusting feat. Zheani 06. Shiny feat. Full Tac 07. Catboys
2021/01/26
MVも公開 コロナウィルスによるパンデミックの始まりと共に音楽キャリアをスタートさせ、Spotifyの公式プレイリスト「hyperpop」でもカバーを飾り、100 gecsなどを中心とするようなシーンを代表する存在の一人となったAsh Gutierrezによるプロジェクトglaiveが、16歳の誕生日を記念するニューシングル「cloak n dagger」をリリース。 今作は昨年11月にニューアルバム『COA』をリリースしたばかりのericdoaとのコラボレーション。「ハイパーポップとは」と言及する人々やメディアが増える中、二人は中指を立て、もう少し先の未来を見ているようだ。トラックは、Dua LipaやCharli XCXなどと楽曲制作してきたWhethanが共同プロデュースで参加。MVはJake Nanezが手掛けている。 glaive, ericdoa – cloak n dagger Label : Interscope Release date : 16 January 2021 Stream : https://smarturl.it/cloakndagger
2018/11/08
Real Estateのギタリスト、Julian Lynch復活。来年1月に5年ぶりのアルバムリリース。 Julian Lynchが帰ってくるらしい。現在はReal Estateでギタリストとして活動しているということはご存知だっただろうか。2016年加入ということは、、そう、DucktailsことMatt Mondanileが例の騒動で脱退。後任としてJulian Lynchが加入していたのだ。 Julian Lynchといえば、Olde English Spelling Beeからリリースされた名盤の象ジャケ『Orange You Grad』、その後の馬ジャケこと『Mare』である。当時モコモコしたエクスペリメンタルな音のアーティストは多かったが、彼はメロディがとく素晴らしい。『Orange You Grad』の収録曲『Rancher』は名曲である。 てことで、前作『Lines』から5年ぶりのアルバム『Rat’s Spit』はUnderwater Peoplesから1/18にリリース。国内盤はPLANCHAからリリースされる。 国内盤の詳細はこちら。 先行で収録曲『Meridian』が公開。お、歌ってる。
リアル、バーチャル、ARが重なり合う more
最新アルバム『Believer』でコテージコア、テクノラスト、2000年代のラップを融合 more
生活と感情、白昼夢のような虚構
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