2020/10/13
10月16日開催
週末としては初となるジャングルに特化した1日「MAXIMUM STYLE」。80年代後半から90年代前半、この世にジャングルという音楽が現れたと同時期に産まれ、そして大きな影響を受けてきたFrankie $、kenjamode、DILという3人が中心となって届ける新企画がContact Tokyoから始動。
司祭として登場するのが日本のジャングル黎明期よりこの音楽の使い手として知られる奇才ターンテーブリスト、”L?K?O”。超高密度パーティーTribal Connection主宰にしてジャングル界の生き字引こと”DJ YAHMAN”、レコードのみのプレイでタフでマジカル、かつ強烈なグルーヴを生み出す”DJ mew”、そしてBim One Productionとして世界基準のレゲエ/ダブを生み出してきた”1TA”がメインフロアを灼熱のジャングルへといざなう。Contactフロアには”Moodman”によるこの日のための至極のダブセットへとたどり着くストーリーを頂点に、Contact初登場、頭バー店長にしてベースフリークとして知られる”oshi”、彼女にしかなし得ない予測不可能なオリジナリティを数多のブースで奏でてきた”suimin”、高純度高クオリティのベースミュージックを鳴らす上海のアンダーグラウンドルーツの”Alta”、パーティーHanabila主宰にしてBack To Chillのブッキングにも携わる”Lonparis”がそれぞれが思うジャングルを自由にフロアへと落とし込む。グラフィックは1997年生まれの武蔵野美術大学出身のアーティスト、Ryota Daimonが担当。意図せず回転数を間違えられ、レゲエの亜種として英国でムーブメントを産み出したとされる音楽たちが、遠く離れた島国で鬱蒼とした人々を解放すべく息を吹き返す。持ち物は踊り狂う気概のみ。
【DJ MIX : – Frankie $ – Maximum Style (100% Jungle / 100% Vinyl) 】
MAXIMUM STYLE主宰の1人、英国出身Frankie $のレコードオンリーで収録された最新JungleミックスMaximum Style。オールドスクールからレイヴタイプまで多種多様なJungleで構成されつつも、パーティーのクライマックスが想定されたエモーショナルな展開が繰り広げられます。
MAXIMUM STYLE
2020.10.16 FRI
OPEN 10PM
at Contact Tokyo
¥1000 Under 23
¥1000 Before 11PM
¥1500 GH G Members
¥2000 GH S Members
¥2500 FB Discount
¥3000 Door
Studio:
L?K?O
DJ YAHMAN (Tribal Connection)
DJ mew
1TA (Bim One Production | Riddim Chango Records)
Frankie $ (N.O.S.)
DIL (TYTL)
Contact:
Moodman -Dub Set
oshi
suimin
Alta
Lonparis (Hanabila)
kenjamode (Mo’House)
Artwork by Ryota Daimon
詳細:https://www.contacttokyo.com/schedule/maximum-style/
L?K?O
クラブDJとしての”司祭性”とターンテーブリストとしての”実験性”を独自の文脈で融合させる異才。 National Geographic級の視野からセレクトされた異種音源を、新たな物語へと昇華させてしまうそのプレイは、時に”変態”と評されてしまう因果を背負いながらも、TTC、Lightning bolt、JASON FORREST等、海外の強者達の賛辞を欲しいままにしている。 また、OOIOO、オリジナルラブ、KILLER-BONG、灰野敬二etcノ百戦錬磨の鬼才とのセッションワークでは、ターンテーブルという楽器が持つ可能性の極北を体現。 そのバランス感覚溢れるオリジナリティがシーンにおける独自性を更に際立たせている。 08年、ASA-CHANG & 巡礼のタブラ奏者U-ZhaanとのユニットOigoru (オイゴル)による、初のオリジナルアルバム「Borshakaal brakes」をリリース。
MOODMAN (House of Liquid | Godfather | Slowmotion)
80年代末に活動開始。高橋透、宇川直宏とタッグを組んだGodfather、House of Liquid、Slowmotion等のレジデントパーティの他、Taicoclub、Free Dommune、Raw Lifeなど、インディペンデントな屋外フェスへ多数出演。記念すべき第1回目のDJを担当したDommuneでは、自身の番組Moodommuneを不定期で放送している。2013年、約6年ぶりにオフィシャルミックスCD「SF mixed by MOODMAN」を発表した。
DJ YAHMAN (Tribal Connection)
2002年にジャングルの使い手集団CHAMPION BASSを同志と設立。2009年にJUNGLE ROCKと共にTribal Connectionを結成し(後にDJの大出泰士が合流)同名のジャングルパーティを運営。ジャングルの多元と可変を使い分け、オールド/ニューの時間軸を破壊、ストリクトリーなジャングルセットに限らず、生来の雑食性から“ジャンルの外”とされる音の中に存在するジャングル感を嗅ぎ取り抽出して放つ折衷ミックスも行う。タイ、ベトナム、韓国、中国でもプレイ。〈Soul Jazz Records〉のジャングル入門編的コンピ「RUMBLE IN THE JUNGLE」、FFFの100%ジャングルアルバム「Keep The Fire」、CONGO NATTYのアルバム「Jungle Revolution」などの日本仕様盤CD解説を執筆、2019年3月からジャングルを主題とする非営利・不定期発行のZine=JUNGLE DOCUMENTシリーズを企画・制作・編著・発行して、文章面でもジャングルの楽しさヤバさをアピール。 時折、広大かつ独自解釈なラテンダンスミュージック・DJクルーのLATIN RAMBOではラテンマンに変身。ジャングルパーティTribal Connectionは奇数月第2土曜日・渋谷の虎子食堂にて開催中。
DJ mew (武蔵野音閃)
2002年にDJ活動をスタート。当初は主にヒップホップのDJとして活動しながらPSGやKOCHITOLA HAGURETIC EMCEE’SのバックDJ、ラッパーへのトラック提供などもこなしていた。その後、より自由にフロアを踊らすことへ貪欲になり現在のスタイルが確立された。ヒップホップが持つ独自のグルーヴやベース・ミュージックが持つ太さ、さらにバンド活動で養ったロックの音楽感を軸にダンスグルーヴを繋いでいくスタイルである。 自身のイベント”恥骨粉砕”を吉祥寺を中心とした様々なクラブ/ライヴハウスにて主催。DJとバンドが入り乱れるフレッシュなブッキングを展開し、武蔵野の人気パーティとなる。 2011年には中野HEAVYSICK ZEROにて5時間のロングセットやWOMBでの世界的なアーティスト達のフロントアクトなど経験値が更に高まる場所にも恵まれた。2012年にはDOMMUNEにて3時間セット、2014年にはバンコクで、2017年にはベルリン、2019年には念願のロンドンでプレイ。 ミックスCDのリリースとしては2011年以降、全編チルアウトなミックス「BUNKER」、クラブミュージックの中でも特に強く影響を受けたベースミュージックを中心としたミックス「BANGER」「ANCHOR」をリリースしており、2019年にはイギリスの新興レーベル〈KOOL-AID ON THE TAPES〉よりジャングルやベースミュージックを織り交ぜたカセットテープもリリースした。また今年10月には新しいミックスCDをリリース予定。 昨今はイギリス・ドイツ周遊で得た感覚を落とし込んだベースミュージックのミックスがSoundcloud上で話題となり、UKのいくつかのウェブマガジンでも取り上げられたのをきっかけに、コンスタントにミックスをアップしており、国内外のラジオプログラムへのミックス提供も増えている。
1TA (Bim-One Production | Riddim Chango | BS0)
レゲエ/ダブを軸に世界中に点在する”リズム”を有機的に結合していくオリジネーターDJ。また、Bim One Productionのプロデュース兼レーベルRiddim Chango主宰の一人でもあり、ベース・カルチャー発信集団BS0のメンバーでもある。2003年頃から数々のミックス CDやトラック提供、リミックスなど作品を残し、2010年から2012年までロンドンに長期滞在を決行。これまでにロンドン随一のトロピカル・ベース・パーティ「Arriba la Cumbia」でのレギュラー出演や、バルセロナの老舗ビッグ・クラブApollo2の人気パーティ「Rumba Club」で日本人初のゲストDJとして招かれた。2011年にはヨーロッパ最高峰といわれるレゲエフェス”Rototom Regaae Fes”にDJとして出演、2012年3月に行われたUK滞在集大成となるヨーロッパツアーも各都市で大成功を収めた。現在Bim One名義を中心に数多くの音源作品をリリース中。
category:NEWS
2019/07/03
8月16日リリース。 photo by Luis Ojima ベルリンを拠点にするプロデューサーRui Hoが〈Planet Mu〉のサブレーベル〈Objects Limited〉から新作EP『In Pursuit of the Sun 逐日』を発表。〈Genome 6.66 Mbp〉を経て、〈Objects Limited〉からは今作で2作目となる。 今作は別名義DJ Ruanでも実験を重ねていたようなルーツである中国のフォークロアとトランスやジャングルを融合させた内容になっているようだ。さらに新曲4曲に加えて、HDMIRROR、Louis Me、Belaのリミックスが収録されている。 Pre-Orderはこちら。8月16日リリース。 Rui Ho – “In Pursuit of the Sun 逐日” 01. Wings Of Light 02. Acceleration 03. The Heat 04. Ardour 05. Wings Of Light (HDMIRROR Remix) 06. The Heat (Louis Me Remix) 07. Ardour (Bela Remix)
2020/09/02
10月23日リリース 昨年、再びレッチリのギタリストに復活したJohn Frusciante(ジョン・フルシアンテ)が本名名義のニューアルバム『Maya』を発表。 今作はジョン自身が飼っていた亡き愛猫Mayaに捧げられており、91年から96年頃のUKブレイクビート・ハードコア/ジャングルにインスパイアされた作品となっている。以前から電子音楽プロジェクトTrickfingerとして作品を発表していたが、今作はあまりにもパーソナルなテーマとなる為に本名名義でのリリースとなった。「以前のように歌ったり、歌詞を書いたりすることに興味がないんだ」と語るように、本名名義としては初のボーカル一切無しのインストアルバム、さらに今作はUKの〈Planet Mu〉傘下にあるVenetian Snares主宰レーベル〈Timesig〉からのリリース。 そういえば、今年4月にバーチャルアバターチャットゲームIMVUで開催されたフェス「nu:cenosis」にもVenetian Snaresとのユニットで出演し、Kamixlo、SWAN MEAT、QUALIATIK、Himera、Ize、Dasyikii (Dasychira + Yikii)、99jakes、Fire-Toolz、bod [包家巷]などと共演していたことを思い出した。 John Frusciante – “Maya” Label : Planet Mu / Timesig Release date : October 23 2020 Pre-order : https://planetmu.bleepstores.com/release/200467-john-frusciante-maya Tracklist 01 Brand E 02 Usbrup Pensul 03 Flying 04 Pleasure Explanation 05 Blind Aim 06 Reach Out 07 Amethblowl 08 Zillion 09 Anja Motherless
2019/04/18
〈Misery Club〉のFantasy Campをゲストに迎えた3rdシングル曲。 鳥取在住のSkyraが、アメリカ・ペンシルバニア在住のFantasy Campをゲストに迎えた3rdシングル「Cry Cry Cry」を先月リリース。今回、そのMVが公開された。 Lil Peepも所属していた〈Gothboiclique〉以降の重要コレクティブ一つ〈Misery Club〉はFantasy Campの他に、Lil Zubin、Wicca Phase Springs Eternal、foxwedding、Nedarbらが所属している。 「Cry Cry Cry」のMVは、Lil TracyのマネージャーであるNick Blancoが撮影。Nick BlancoのYouTubeチャンネルから公開となった。同チャンネルにはLil Peepをはじめ、他にもLil Tracy、Mackned、Dpippin so pretty、Horse Head、Nedarb、Lil Bなどのビデオが公開されている
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