2020/07/27
今年後半には2つのLPも
自分の顔のドアップのTシャツを着ている鬼才で変態Bernardino Femminielliが、2016年の『Plaisirs Américains』、『L’Enfer Et Ses Fils』、『Roi Des Pauvres』などのリリースラッシュ以来の帰還。
今作はJesse Osborne-Lanthier、Will Ballantyne (City)、Pierre Guerineau (Essaie Pas)、モントリオール/バンクーバーを拠点にする3名のアーティストが新たにスタートさせたニューレーベル〈Éditions Appærent〉の第2弾リリースとなる。長尺曲を含む4曲入りの今作はミニアルバム的な位置付けのようで、今年の後半リリースされる2つのアルバム『Johnny 4ever (Part I)』と『Nobody’s Boy: Johnny (Part II)』の前日談作品。以前のエレクトロニック要素は後退し、セッション重視による楽曲はフリージャズ、プログレを取り込み奇妙な倦怠感を生む。『L’Exil』は不成功の逆説的な賛歌、ショービジネスの風刺、社会のはぐれ者やヒーローへのオマージュ、亡命したアメリカ人ショーマンの経済的、芸術的、精神的な失敗を描いた物語。
Bernardino Femminielli – “L’Exil”
Label : Éditions Appærent
Release date : July 14 2020
Bandcamp : https://editionsappaerent.bandcamp.com/album/lexil
Tracklist
1. French Exit
2. L’Amour avec moi
3. L’Exil
4. La Ballade de Daddy & Johnny
category:NEWS
2020/09/14
収益はFor Our Sibsに寄付 ロンドンを拠点に、新しい才能が集結するクリエイティブコレクティブ〈NiNE8〉のメンバーであるLava La Rueが昨年のミックステープ『Stitches』以来となるニューシングル「G.O.Y.D.」をリリース。 Girl Of Your Dreamsを略したタイトルの今作のプロデュースはプロデューサー/DJでFrank Oceanのコラボレーターとしても知られるVegyn、さらにゲストボーカルにはClairoが参加。収益は黒人トランス、ノンバイナリー、GNC(ジェンダー不適合)、インターセックスなどを支援するコミュニティFor Our Sibsに寄付される。 Lava La Rue – “G.O.Y.D.” Release date : September 11 2020 Stream / Download : https://ffm.to/lavalarue-goyd
2020/03/17
3月29日リリース 東京拠点のバンドBearwearが3月29日にリリースする2ndミニアルバム『:LIVING IN THE ECHO CHAMBER』から先行配信デジタルEP『:P.S.』を本日リリースした。 Oudai Kojimaが手がけたショートフィルム「:LIVING IN THE ECHO CHAMBER (Episode 1)」に続き、収録曲の3曲を一つの映像作品にしたVISUAL EP『:LIVING IN THE ECHO CHAMBER (Episode 2)』も公開。 ギターのアルペジオのそれはAmerican FootballなどのUSの90sエモを継承しており、柔らかい陽性なムードはSaves The Day『Stay What You Are』のジャケットのようである。 監督は星野源、Joji、きのこ帝国などのMVも手掛ける映像監督Pennackyが手がけた。Pennackyは過去にもBearwearのMVを2つ手がけており、約1年半ぶりのコラボレーションとなる。楽曲のゲストボーカルにはTHEティバの明智マヤ。THEティバはリリースツアーの横浜編にも出演予定。2つの映像作品でお披露目された先行配信中の6曲が収録される2ndミニアルバム『:LIVING IN THE ECHO CHAMBER』は3月29日に発売。同日に新宿MARZにてリリースショーも開催。 Bearwear – “:P.S.” link : https://linkco.re/M5MC3FT7 Tracklist 1, HAPPENSTANCE 2, P.S. 3, I Think Bearwear pre. 2nd Mini Album “:LIVING IN THE ECHO CHAMBER“ Release Show 2020/3/29 新宿MARZ Act : Bearwear No Buses SUP OPEN/START: 18:00/18:30 ADV/DOOR: ¥2,500/¥3,000 +1D Bearwear Pre. 2nd Mini Album :LIVING
2020/09/11
10月16日リリース コペンハーゲン拠点のアーティスト、Christian StadsgaardのソロプロジェクトVanity Productionsがニューアルバム『But All Spiked』を10月16日にリリースすることを発表。 自身とLoke Rahbekが運営するレーベル〈Posh Isolation〉からリリースされる今作は5つの楽曲からなる組曲。様々な音響環境の中で、微妙に変化していき、時折、あからさまに不可解な雰囲気を漂わせながらも、楽曲の中心となるリフレインを変調させていく。それぞれが異なる意図を持ち、アメリカのミニマリストの影響も内包している。 今作からジョージアの映像作家Nia Gvatuaが監督を務め、ダンサーのPhilip Fedulovをフィーチャーした「But All Spiked」の映像作品が公開。Nia Gvatuaはジョージアの首都ティビリシで唯一のLGBTQ+バーのオーナーであり、その活動はVogueにも取り上げられ、注目されている。 Vanity Productions – “But All Spiked” Label : Posh Isolation Release date : October 16 2020 Bandcamp : https://vanityproductions-poshisolation.bandcamp.com/album/but-all-spiked Tracklist A1 / 1. White Ribbons On The Ceiling A2 / 2. Hair Painted With Copper A3 / 3. Devils On The Back B1 / 4. Marble Collar B2 / 5. But All Spiked
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