2020/05/15
ドネーション・アイテムを発表
Text by Shimpei Kaiho (WWWβ)
ここ数年で中国、ひいてはアジア発のオルタナティブなエレクトロニック/クラブ・ミュージックを発信する先鋭として、インハウス的なレーベル〈SVBKVLT〉と共にワールドワイドへ進出する上海のクラブALLがコロナ・ウィルスの影響下で5月をもって閉店に追い込まれる危機的な状況を迎え、ドネーションのプログラムとグッズを発表した。AVYSSの読者にも馴染み深いインターナショナルに活躍するアーティストを早い段階で積極的にALLが招聘していることで、東京含む数々のアジア・ツアーが実現している現状があり、東京のオルタナティブなクラブ・シーンにとって、間接的ではあるもののとても重要な存在であることは過言でない。
10年代初頭にスタートしたThe Shelterを前身に上海ALLはそのヴィジュアルの特徴とも言える3DCGを使ったアートワークやクラブ内のインテリアを手がけるデジタル・アートの先鋭Kim Laughton、当時プロモーターとしても活動していたTzusing、そしてディレクターのGaz Williams (SVBKVLT)を起点に2017年6月にオープンする。
https://www.facebook.com/tzu.sing/posts/1925580787713661:0
インターネットを経由したグローバルでインタラクティブなコミュニケーションとクリエーションが加速した10年代を背景にオーバーとアンダーグランドはその境界線を越え、概念含むジャンル(レイヴ、ベース、アフロ、インダストリアル、テクノ等)の解体と融合を高次元に試みるアート的な側面から新しいミックス感覚と創造を生み出したユースの新しいスタイル”Deconstructed Club”(脱構築)の退廃的で近未来的なサウンド、ヴィジュアル、ファッションをソースに中国/東アジア的なカルチャーのテイストを織り交ぜ、ローカル・シーンに根ざした独自のコンテンツを構築し、それと共振するインターナショナルなアーティストのブッキングで東アジアの各都市(東京は主にWWWβやForestlimit)やここ数年でオープン・ラッシュとなった中国のクラブ、深圳OIL、北京Zhao Dai、杭州Loopy、台北FINALと繋がりながら東アジアのオルタナティブなクラブ・シーンを形成する大きな存在へと発展した。
日本人アーティストは2018年に始まった渋谷WWWβとの交換プログラム「上東」も含め、¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(最多出演)、D.J.Fulltono、Mars89、Mari Sakurai、SHIZKA、ENA、suimin、CHANGISE、ELM S、S.O.U.J (PHOTON POETRY)、Le Makeup、CEMETERY等がこれまでALLに出演している。
クラブと並行してディレクターであるGaz Williamsは以前から運営していたレーベル〈SVBKVLT〉を続けながら(その昔DOMMUNEに出演)、これまでにHowie Lee、33EMYBW、Osheyack、Hyph11e、Scintii、Goooose、Zaliva D等をリリース、クラブと合わさり中国のローカル・アーティストを発信するプラットフォームとなり、今やそのテリトリーを広げ日本のPrettybwoyやインドネシアのGabber Modus Operandi、ケニアのSlikback (Hype11eとのコラボ)をリリースしている。昨年リリースされたレーベル・コンピレーション『Cache 01』では、欧州各国と中国のクラブを皮切りにワールド・ツアーを決行、ポーランドのUnsoundフェスティバル、ウガンダのNyege Nyegeフェスティバル、ロンドンではKode9主宰のレジデント・パーティ「Ø」、日本ではWWWとSTUDIO VOICEによる共同イベント「Flood of Sounds from Asia いまアジアから生まれる音楽」の深夜の部にてショーケースを開催、またアーティスト単体だけでなくコレクティブではGenomo 6.66MBPや演出家Tianzhuo Chen率いるAsian Dope Boysなる劇団?の活動の場となり、33EMYBWはAphex Twinがキャレーションする「Warehouse Project」に選出、ALLが過去3年耕してきたアーティストは着実にワールドワイドな活動へと広がりを見せている。
最も特筆すべきALLの功績は自らのアイデンティを掘り下げ、アジアの音楽市場の拡大を横目に、誇張さえも感じさせる生々しい大胆な”中国”の美学とコンセプトを視角的に表現したヴィジュアルやファッションを通して欧米で生まれたスタイルやサウンドを自らの”バイブス”として打ち出した点であり、筆者の体験として重要な2016年のKato Massacreの周年で初来日を果たしたHowie Leeがハイ・レベルなDJスキルとミックス・センスで表現したコンテンポラリーな”Made In China”のセット、その後Tzusingも続くように「東方不敗」(L.I.E.S.)で見せたローカルの物語性溢れる作品、その流れで初めて訪れたALLは最先端を追い求めるローカルのとんがりキッズで埋め尽くされる唯一無二の真新しいバイブスと中国の経済的高揚から来る新しい文化への熱気に包まれる上海に感銘を受け、結果WWWβで企画した「上東」へと繋がっている。
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国/人種やジェンダーから発展し、より”個”へと深化する音楽の存在的発展が期待される現代において、一時より”アジア”のトレンドは落ち着きを見せているものの、以前「上東」の初開催で行ったFNMNLのインタビューでTzusingが話していた下記の言葉を今一度思い出したい。そしてその”個”を創り上げるサウンド、ビジュアル、ファッションの”全て”を新世代のオルタナティブとして体現するALLへ敬意を表すると共に、脱構築のその先へと向かう第2世代から生み出される刺激的な革新の未来をALLが担っていることは間違いない。SAVE THE ALL!!
Tzusing – 「グローバル化がもっと進めば国境・人種といった人間をカテゴライズするような括りは消えてなくなるかもしれない。でも、僕らはまだそういうポスト・レイシャルな世界には生きてないよね。だからこそ、アンダーグランドな音楽の世界においてアジアの存在感を示すのは極めて重要だと思うんだよ。アジア人が西欧圏のメディアに取り上げられている姿を見てきたことは僕にとって重要な意味を持ってる。Smashing PumpkinのJames IhaとかMC Jinとかね。エレクトロニック・ミュージックで言えば、日本も田中フミヤや石野卓球、Ken Ishiiとかすごくインパクトがある。インターネットがない時代にRichie HawtinはどうやってKen Ishiiを見つけたのか、未だにずっと不思議に思い続けているよ。おそらくだけど植民地化の影響で、アジアの人たちはずっと『クールでヒップなもの=西欧圏のもの』という考え方に囚われてきたんだと思う。もちろん何もかもを白黒はっきり分けられるわけじゃない。ただ、否定し難い文化的な支配がここ何十年かあったのは間違いないことだって僕は感じるし、そういう文化の中には、アジア人としての僕らの存在は織り込まれていないよね。こういうことを考えていて、僕はリプリゼンテイションが重要だと思い至った。そうすることで僕らは自分たちのエスニックなバックグラウンドを自分で認知することが可能になるし、そのアイデンティティを柱にしてサブカルチャーにも参加できるようになる。そう考えてるよ。」
以下ALLから本ドネーションについてのメッセージが届いている。
ALL or Nothing
こんにちは!
既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ALLはちょっと困った状況にあります。ウィルスに感染する前から経営的には楽ではありませんでしたが、私たちはクラブを代表するものとして妥協することなく生き延びることができました。今では数ヶ月分の収入を失い、大きな壁にぶつかっています。もしALLが5月末までに30万RMB/CNY(約450万円)を調達できなければ、閉鎖を余儀なくされるだろうと投資家から言われています。もちろん他の多くのビジネス(と個人)が同じ状況にあることは理解していますが、5月の厳しい期限がなければ、このような発表はしていません。
プロモーターや友人はすでに状況を把握しており、5月を大きな月にするために全員が参加しています。定番のクルーやコレクティブからのスペシャルなイベントに加えて、新しいイベントもたくさん用意しています。
同じく上海のElavatorや深圳のOILとのクラブ・エクスチェンジ(Elavatorはメデューサ・ナイトをALLにて開催)。LUREは新しいアパレル・ショップ「Frog Bed」のローンチ・パーティ、PAUSEは一夜限りの復活。金曜と土曜の夜以外には、クラブをオートチューンしたKTVに変えたり、初のALLマーケットを開催したり、Alvin Liがキュレーションした2日間のビデオ展示会を開催したりしています。
月の終わりにはALLの最後のパーティーか、クラブの存続を祝う会を開催します。
下記のクラウドファンディング・プロジェクトでは、Kim Laughton、Asian Dope Boys、Genome、Antigen X MondayOFF、SVBKVLT X 33EMYBWの新作シャツ、ALLの新作グッズ、上海のナイト・ライフの記念品などを販売します。
またアシックスの友人たちは、今月を通して多くのイベントをサポートしてくれます。その詳細*は以下の通りです。
前にも言ったように、危機的な状況でない限り、支援をお願いすることはありませんが、残念ながら現状はそうせざる終えません。今は厳しい状況ですが、長い目で見ればコミュニティが強化され、より深いつながりが生まれ、新しいものが生まれると信じています。私たちは、5月以降も私たちを存続させるためにあらゆる手を尽くしてくれている皆さんに本当に感謝しています。
谢谢
ALL : https://www.instagram.com/all_club_/
*ユース・カルチャーに焦点を当て、豊かで多様な芸術文化シーンを探求し、発展させることを目的としたアスレチック・フットウェアの製造を専門とするアシックスは、今年5月に音楽芸術チームのライブ・パフォーマンスをサポートします。 未だかつてないこの困難を乗り越え、常に創造と探求の情熱を持ち続け、実験音楽とニューメディアアートの異なる魅力を、視覚的にも聴覚的にも体感してほしいと思います!asics
ドネーション・アイテムは下記のBANDCAMP内で購入できる。
https://allclubshanghai.bandcamp.com/
category:FEATURE
tags:ALL
2018/12/26
東京と大阪の公演に先立ち上海ALLでも開催決定。 1/11東京、1/13大阪で開催予定のDark Jinja × Genome 6.66 Mbpに先立ち、12/28の上海ALLでもGenome 6.66 MbpとDark Jinjaのコラボレーションイベントが開催決定。 Dark Jinjaからは主宰のPHOTON POETRYをはじめ、Kazumichi KomatsuとᎯκ۫۰が参加。Genome 6.66 Mbpサイドは先日リリースされたEPが素晴らしかったNoctilucents、Khemist、Kilo-Veeが出迎える。 2018年12月28日(金) Genome 6.66 Mbp VS Dark Jinja Ꭿκ۫۰ (Dark Jinja) Kazumichi Komatsu (Dark Jinja) PHOTON POETRY (Dark Jinja) VS Noctilucents (Genome 6.66 Mbp) Khemist (Genome 6.66 Mbp) Kilo-Vee (Genome 6.66 Mbp) Entrance: 100 CNY Venue: ALL Club Address: 2F; 17 Xiangyang Bei Lu https://soundcloud.com/photonpoetry/sets/l93crkg25yvi https://soundcloud.com/bio-future-lab/kazumichi-komatsu-jean
2019/05/10
5/25、6/1開催。 現代オルタナティブを喚起するクラブ、上海ALLと東京WWWβによる交換プログラム”上東”第5弾。東京公演ではALLにてウィークリー・パーティ務めるレジデントIllseeとHYMN、ローカルからSailor Kannako等が出演。上海公演にはCHANGSIEとELM Sが出演決定。 上東(ジョウトウ)は急速に発展するアジアのオルタナティブなダンス・ミュージックの連帯と意識を高め、独自のローカル・カルチャーを形成すべく、上海のクラブALLと東京のクラブWWWβによって発足された交換プログラム。上海と東京を交互にALLからTzusing、Howell、Hyph11E、SCINTII、33EMYBW、Osheyack、Zaliva D、GOOOOOSE、WWWβからD.J.Fulltono、Mars89、Mari Sakurai、SHIZKA、suimin、ENA等が出演し、アジアの音楽特集をリリースしたカルチャー雑誌STUDIO VOICEのサポートや共同イベント含め、これまでに7回を定期開催。第5弾ではALLの前身Shelter期よりレジデントとして活動し、ウィークリー・パーティCosign主宰のIllseeとShanghai Community Radioを立ち上げ、同じくウィークリー・パーティCosign主宰のHYMNが出演、ローカルから昨年ライブをスタートさせたSailor Kannako、釈迦坊主のバックDJを務めながらエクスペリメンタル/エレクトロニックシーンまで行き来するlIlI、自身のパーティKRUEや都内各所のパーティで躍進するMari Sakuraiが出演。脱構築以降の実験的なテクノを含むエレクトロニック・ミュージック、UKスタイルなベースやレイヴ・ミュージック、そしてトラップ以降のヒップホップ等を通過した”ニューウェイヴ”として浮かび上がる現代オルタナティブの視座”オルト・ウェイヴ”(Alt Wave)な暗黒ナイト。 また一週間後に開催される上海公演には欧州を皮切りに世界へ飛び出すアップカミングなDJ CHANGSIEと〈C.E〉からリリースも果たし、独自のセレクトでアップデートを続けるELM Sが上海ALLのルーツでもあるUKスタイルとサウンドをテーマとしたクラブ・ナイトに出演。 SAT 25 MAY 2019 at WWWβ Tokyo OPEN / START 23:30 ADV ¥1,800@RA | DOOR ¥2,500 | U23 ¥1,500 Illsee [Cosign / ALL Shanghai] HYMN [Cosign / ALL Shanghai] Mari Sakurai Sailor Kannako – LIVE lIlI ※You must be 20 or over with Photo ID to enter. SAT 1 JUN 2019 at
2021/06/17
Baby Loci、sudden star、speedy lee genesisによるプレイリスト公開 コンテンポラリーなリズム&モードを探求する「Local World」、”ハイパー”をマキシマムに拡張する「ether」のコラボレーション・ナイト「Local World x ether」がclubasiaにて6月19日に開催される。全19組の出演者が入り乱れ、インスタレーションも交えた次世代のブレイク&マッシュ・パーティとなる一夜を直前に控える中、「Local World」主催の解放新平が「ether」の文脈を改めて紐解く。さらに「ether」のメンバーによるプレイリストをAVYSSにて公開。 Text by 解放新平 (Local World / melting bot / WWWβ) 2016年よりWWWにて海外アーティストの招聘含むパーティ・シリーズとしてLocal World始動(過去23回開催)、翌年にクラブ・オルタナティブを掲げるWWWβを始動、その約5年の月日を経て、オルタナティブ(表現として)なエレクトロニック/ダンス・ミュージックを軸にシーンを現場のプロモーターとして振り返ると、コロナ禍で多少の減速はあったものの、着実に変化は起こっている。 これまでの多くの新しさや音楽的な進歩はエレクトロニック/ダンス・ミュージックであればリズム、テキスチャ、地域性などを交え、ジャンル名や事例、そのジャンルの歴史や周辺で起きてきた文脈で紐解き、まとめて感じることが出来ていたように思える。この一年のコロナ禍で現場での連帯を失い、多くの音楽がネットを通じ、パーソナル・レベルで更新されていく世界で〈ether〉(エーテル)の新しさを言葉にすると、ここ数年で浮かび上がってきた最新モードの一つHyperpopを当てはめるのが一番手っ取り早いが、そのパブリックのイメージと個々の感覚のズレは日々大きくなってゆくことから、自分が実際現場を通じて実感した下記の変化から、〈ether〉を見てみることにした。 ・非中央集権主義→アジアとアフリカの市場拡大から刺激されるクリエーションとアイデンティティ ・歴史的文脈からの脱却→権威の弱体化、縦ではないフラットな価値観 ・クィア・カルチャーの台頭→ビジュアルとアクティビズムの活性化 の3つに大きく分けることができる。より音楽的にフォーカスすると、 ・脱構築/エクスペリメンタル→ジャンルの流用と越境の標準化 ・過去ジャンルの発掘→90sレイヴ再興等(一部は00年代へ移行) ・メインストリーム(トラップやEDM等)の影響→ポップスとアンダーグラウンドの変容 ※これ以上あげるとキリがないのと項目ごとに説明するとかなり長くなるので省きます こういった変化が背景や下地にあり、その真新しい文脈の中で生まれるサウンドやビジュアルのセンスをパーティという空間を通して具現化しているのが〈ether〉(エーテル)である。〈ether〉は欧州にいたBaby Loci、USにいたsudden starを中心に昨年帰国後東京にて発足、ポッドキャスト〈Adults Play Radio〉を運用しながらメンバー・チェンジも経て(本年speedy lee genesisが加入)、ウェルネス&オーガニックをコンセプトとしたマルチメディアクルー/コレクティブと自称している。過去3回、シークレット、SPREAD、Forestlimit (K/A/T/O MASSACREとのコラボレーション)でインスタレーション交えパーティを開催している。同世代を軸としたラインナップでありながらも、世代に捉われることなく、また音楽、ファッション、アート、そして現代的なアクティビズムが有機的に交わる、所謂”パーティ”だけではない今後の活動も楽しみな存在である。その一部が垣間見える3人のメンバーによるプレイリスト、そして2020年代の訪れを強調した”ハイパー”なクラブ・オルタナティブを今週末clubasiaにて開催されるパーティで是非体感&目撃して欲しい。 – Baby Loci レイヴサウンドを経て、クラブエディット、ニュースクールゲトーなどのベースミュージックに人間らしさを求めDJとして活動。speedy lee genesis らとオーガニック•ウェルネスのコンセプトを落とし込んだコレクティブetherを始動し、さらにsudden starとDIYアーティストをキュレートするAdults Play Radioを香港コミュニティラジオでレジデントとして配信中。 https://soundcloud.com/babyloci 「エーテルのクラブミュージック担当🥵Baby Lociが選ぶ十曲。ゲトーエレクトロにハマり始めた頃のリピ聴きナンバーワンから、コロナ初期のオンラインレイヴに出てくる代表的なナイトコア、ポップソングに軽めのビートいれるブートレグ、ASMRアカペラのようなアフターのアフターに聞ける曲まで。」 https://soundcloud.com/babyloci/sets/avyss-press-playlist/s-4MXqVGnk1ZC – sudden star トラップ、ナイトコアのZ世代ノリをアグレッシブなUKベースのドリル、ジャングルに織り込むライブ感覚DJ。Baby Loci, Speedy Lee Genesisと共にEtherで活動し、HKCRでのレジデントも務める。最近はDIYの服も制作中。 https://soundcloud.com/sudden_star 「最近自分が音楽を聴くときに感じたいフィーリングをプレイリストにしました。前半はポストロックなノリで、後半はもう少しクラブ寄り。6/19のイベントでの、ジャンルで区別できないキュレーションも意識してます。身近な存在で尊敬している人たちの曲もいれました。」 – speedy lee genesis speedy lee genesisは、現在からstylistic beautyをとらえ、変容するDJ・演出家です。メインパーティーはNeoplasia(東京)、Ether(東京)です。 https://soundcloud.com/slgene 「昨年は、沖縄・琉球やインドネシアのガムランのフレーバーの混じった音楽を聴いて過ごす時間が長かったです。耐えられないことが起きて何処かへ消えてしまいたくて、でもどうしようもない!みたいな日々だったから、このセラピーのスケールに助けられました。なんとなく、ソーシャルを感じない、インターネットの下層に埋もれたページを彷徨っているのと似た気持ちになります。いまとなってはもう何処にもそんなスペースは無いのかも知れませんが。プレイリストには、神秘主義的なものから、トラップ、2000年サミットのアンセム、ニューメタルアルバムのインタールード的なものまで、お気に入りの曲をいれました。現実がしんどくて沈黙するしかないって感じの人も、どうか気負わずに19日のエーテルに遊びに来てくれたらなと思っています。」 YAS-KAZ – FINALE – CALENDER https://open.spotify.com/track/65UsVlWyMowdBfv6T5rPb6?si=549146773361443b Chief Keef –
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