2020/05/02
NYのレーベル・Primordial Void発
〈UNO NYC〉や〈HOSS Records〉からのリリース、Arca、Dean Blunt、Actress、Mykki Blancoなどのアーティストとコラボレーションやパフォーマンスを行うGobbyと、修正主義的なポップパンクから奇怪なサイコノイズなど様々なスタイルで実験的な活動を行うEZB。10年以上制作を共にしてきたNYのプロデューサー2人による初の本格的コラボプロジェクト・MūTが、 2nd EP『SanTanDer』を〈Primordial Void〉からリリースした。
長きにわたり一緒に音楽を作り続けてきた2人だが、社会的に離れていた時期もあったそう。その期間を経たのち、NYでの再会をきっかけにMūTを始動した。今回リリースされた 2nd EP 『SanTanDer』は、これまでの作品とは一線を画した仕上がりになっており、現在NYでワイルドかつ独創的な音楽を生み出している2人の雰囲気がしっかりと感じられる。 また、前作『self-titled predecessor』に引き続き、東海岸のエクスペリメンタル・ミュージックシーンでDIY的なヒーローの地位を確立したアーティストとして妥協を許さない姿勢とビジョンが本作でも示されている。
「このEPはGobbyが僕のアパートに住んでいた寒い冬の間に作られたもので、当時は夜通し一緒に仕事をしたり、逆のスケジュールでお互いにタッグを組んだりしてた。僕が夕方に作業したものを、朝には彼が調整してくれたんだ。」と、 今回の制作についてEZBは語った。10年前から出していたアイデアも曲中に取り込んでいるが、これらは意図的に作られたのではなく、MūTとして2人が一緒にいるときに生まれたものだと言う。
「MūTはお互いを完全に理解し、完全な信頼関係を築いた結果であって、僕たちは何年も離れていても共通の語彙を共有している。それは、毎日の単調な日々への苛立ちのサウンドトラックであり、今までにない友情の記録でもある。この『SanTanDer』は、その間に一緒に作った膨大な量の素材のうちの、ささやかな一片だ。」-EZB
EP『SanTanDer』 – MūT
Label Primordial Void
Now on listen
https://primordialvoid.bandcamp.com/album/santander
Tracklist
1. SanTanDer
2. Chump Change
3. Xylophobicactualization
4. The Happy Hour DJ
category:NEWS
tags:MūT
2022/09/07
〈AD 93〉より Avalon EmersonとAnunakuによるプロジェクトA+Aが1st EPを〈AD 93〉よりリリースする。 美しく、力強いダンス・ミュージックを作ることを基本とし、2人はロンドンとツアー中に一緒に作った4曲を収録。Avalon Emersonの2020年のEP以来のリリースとなる。Anunakuは近年、TSVIやParaadisoといった名前で数多くのレコードをリリースしている。2回のUSツアーと多忙なスケジュールを経たこの作品は、A+A名義でのライブの開始を告げる。 A+A – 060 Label : AD 93 Release date : 30 September 2022 Vinyl / Stream : https://ad93.lnk.to/060 Tracklist 1. Eternal September 2. Felice 3. North Star 4. Rite at the End
2024/03/12
3/29 京都West Harlem -Introduction- ハウスミュージックコレクティブCYKのKotsuによる京都West Harlemベースでのニュープロジェクト『Epoché』を始動。初回のゲストにはニューヨークから兼ねてからの友人でありピュア・エナジーを解放し続けるパーティー「GROOVY GROOVY」主宰のスピリチュアルリーダーAkanbiを迎える。 当プロジェクトは京都に拠点を移し3年という月日が経ったKotsuがこのWest Harlemにおいて活動する新世代への継承の形を具現化するべくより”パーティー”体にフォーカスした企画である。 今回はローカルアクトとして、ボーダーレスなアクトを招聘しこの地に希望のうねりを生み出してきた代表パーティーMAVEを主宰するntankと、レギュラーパーティーFOGを主宰し、現場へ足繁く通いつめたインプットを積極的に発信し始めているSou Kitaharaをピックアップ。 加えて東京からTYO GQOMのメンバーであり、先日ntankとの2人会を幡ヶ谷ForestlimitでメイクさせWest Harlemでも出演多数のK8を東京からダメ押し的に迎える。 今夜、パーティーだと息巻く表情は朗らかで清々しい。太陽は顔を潜め、暗がりの街へ人々は音楽により導かれる。心は発火、燈され光が空間に立ちこめる。その光の集結は太陽の再出現を誘うべく儀式のようにうねり始める。朝になり役目を終えた僕らの発光は、それぞれに蓄積されながらそれぞれは解散していくのだ。 Akanbi [US] Akanbiの音楽に対する情熱と熱意は稀で薄まることのないエネルギーの泉である。彼は明瞭な意図をコミュニティにもたらし、表面を越えたスピリチュアルな周波を活用する。 AkanbiはNYCで新世代の熱心なレイバーたちを率いている。ナイジェリアのラゴスで限られたインターネットアクセスの中で育ったが、新しい音楽を欲していた彼は2010年にNYに移り、ダンサーとして最終的にはDJ、そしてレイヴアクティベーターとして、ダンスミュージックの隅々までを真正面から没頭した。 彼はクレイジーなブギーミュージック、セクシーなローラー、鞭を打つようなバンガー、ひっきりなしに続くパーカッション、アフロビート、深く響く低周波、そしてスローバーニングな実験的な降下を意図的にブレンドした独自のDJスタイルを培ってきた。 2014年には、NYCでGROOVY GROOVYをスタートする。ジャッジメントフリーな雰囲気で、ワイルドなダンスフロア、スピリチュアルで精神的かつ肉体的な若返り、急進的な政治、そして紛れもなくロックしているタレントを提供する。 Sustain Release, Nowadays, Public Records、世界的にも伝説的なサウンドシステムのWax Treatment, Tresor, Berghain/Panorama Bar, Corsica Studios, Boiler Room x Primavera Sound Barcelona, DekmantelのLente KabinetとSelectors Festivalなどといったパーティで感動を与えてきた。 『Epoché 』 3.29 FRI 22:00Open at West Harlem 〒604-8002 京都府京都市中京区石屋町123−1 ウィステリアコート先斗町 2F DOOR:2500YEN+1D U23:2000YEN+1D -DJ- Akanbi (GROOVY GROOVY/NYC) K8 (TYO GQOM/TOKYO) Kotsu(CYK) ntank (MAVE) Sou Kitahara (FOG)
2019/02/06
2曲入りの『Limestone island』リリース。Jesse Osborne-Lanthier参加。 Northern ElectronicsやPosh Isolationを中心に数多くの作品を残し、時にはJealous God、Ascetic Houseなどからもリリース、昨年はイエメンの子供達へのチャリティーEPでも話題になったVargとAnnaMelinaによるプロジェクトFLORAが2曲入りの新作『Limestone island』をbandcampでリリース。 収録曲2曲はどちらもAnnaMelinaによるボーカルが乗っており、エモーショナルなメロディが全編に渡って広がっている。Jesse Osborne-Lanthierも参加しており、素晴らしい歌と共にMatti Byeによるピアノも泣ける。アートワークは本人達が手がけている。 購入はこちらから。 また、United Standardが手がけるコンピレーション用の新曲『only u / storm』もYouTubeでビデオが公開されている。
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受け手の自由に寄り添う作品
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