2020/02/14
3月7日開催
アジアの女性やクィアのアーティストへフォーカスしたLisa TanimuraとMari Sakuraiによる新パーティ「AI2X2X」(アイニセンニジュウ)が始動。エレクトロニック / テクノにおけるオルタナティブな存在 “object blue”、ソウルから〈FREE COLLISION〉の中心人物である “Leevisa”、台北FINALからモデルとしても活動する “Luu.Qoo”、さらにMIRA 新伝統、坂田律子をラインナップ。ジェンダー、人種、環境といった現代の社会問題に触発されながら進化する、新時代迎えたエレクトロニック・ミュージックのハードな躍動を。『愛』。
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両手一杯の愛と共にアジアを駆け巡るアシッド・ラブ・パーティーAI2X2X(アイニセンニジュウ)始動!ロンドンよりobject blue、ソウルよりLeevisa、台北FINALからLuu.Qoo、ローカルからはMIRA 新伝統、坂田律子、そして主宰Mari Sakurai等が出演。
世にはびこる停滞感を吹き飛ばすため、心の底から楽しく遊ぶため、Lisa TanimuraとMari Sakuraiによる、「愛」をテーマに掲げアジアを駆け巡るアシッド・ラブ・パーティー『AI2X2X(アイニセンニジュウ)』が3月7日(土)、渋谷WWWβに爆誕!!!!
朝からフィードを騒がす暗いニュース、SNSに浮遊する様々なヘイト、遠いようで近い国でも今日もたくさんの人たちが涙を流しているのだろう。2020年が訪れたと言えど、いつか観た映画の中の幸せな未来とは程遠い。
この世界は一体どうなっちゃってるの?私たちはこれからどうなっちゃうの?そんな不安が頭をよぎるけど、私たちは美味しいご飯を食べたり、友達と遊んだり、好きな音楽を聴いたりしながら、明日も前を向いて生きていかなきゃならない。こんな時代だからこそ毎日をもっともっともっと楽しく生きたい。やっぱり今、私たちになによりも必要なのは愛・アイ・AI・♡!!!
パーティーに出かけよう。思考を止めて重低音に意識を委ねるうちに、互いの身体の境界線がぼやけていきみんなで音とひとつになる感覚。汗と興奮の匂いが入り混じったダンスフロア、目を閉じればまぶたの裏に広がる宇宙。そこには国籍も、ジェンダーも、セクシュアリティーも存在しない。そこに存在するのはこの宇宙にたったひとりの特別(スペシャル)なあなた。
言葉なんて必要ない。同じ時に同じ空間で同じ音楽に熱中する、目と目が合ってほほえみ合う、それだけで私たちはきっともっと通じ合える。さっさと鋭い音で陰鬱を殺して、みんなでぎゅうぎゅうのフロアで肩を寄せて溶け合おう。私たちには下を向いてる暇なんかない。
国境や言語を越えて、私たちを表す様々な分類や肩書きを越えて、2020年、愛を通じて、私たちは理解し合えると信じている。解放しよう、私たちの肉体と精神と愛を。
出演者には東京生まれ北京育ちロンドン在住にして、discwomanのメンバーであり、自由自在にダンス・ミュージックの境界線を打ち破り続けるobject blue、韓国・ソウルの最注目アート・音楽コレクティブ『FREE COLLISION』のメンバーとしてアンダーグラウンド・シーンを爆進するLEEVISA、そして台湾・台北の最強クラブ『FINAL』のレジデントとして活躍するLuu.Qooを招き、アジア、いや世界一熱い化学反応(ケミカル・リアクション)が生まれること間違いなし。
ローカル・シーンからはコラージュ的ダンスで独自のスタイルを極める坂田律子、フューチャリスティックな儀式的パフォーマンスで注目のMIRA 新伝統、そして圧倒的な強さを求めパーティ・ハードなベクトルを突き進むMari Sakuraiが登場、最強メンバーがお出迎え。
また「あなたがあなたらしく思い切り輝き、全てに愛を持って過ごせますように」を信念に活動するアーティスト集団432によるスペシャル・ラブ・フードポップアップやセントマーチンズの卒業制作である『TENSION MAGAZINE』が渋谷TSUTAYAで販売され話題を呼んだAOI ITOHによるラブ・パーティースナップ、特設ファー絨毯ラブ・インスタレーションなども行われる。
ドレスコードは『極盛(きわみもり)』♡。身も心も極めつけに盛り盛りで、最も輝く姿のあなたで会場へ足を運んで欲しい。
Lisa Tanimura & Mari Sakurai
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Local 1 World EQUIKNOXX
Local 2 World Chino Amobi
Local 3 World RP Boo
Local 4 World Elysia Crampton
Local 5 World 南蛮渡来 w/ DJ Nigga Fox
Local 6 World Klein
Local 7 World Radd Lounge w/ M.E.S.H.
Local 8 World Pan Daijing
Local 9 World TRAXMAN
Local X World ERRORSMITH & Total Freedom
Local DX World Nídia & Howie Lee
Local X1 World DJ Marfox
Local X2 World 南蛮渡来 w/ coucou chloe & shygirl
Local X3 World Lee Gamble
Local X4 World 南蛮渡来 – 外伝 –
Local X5 World Tzusing & Nkisi
Local X6 World Lotic – halloween nuts –
Local X7 World Discwoman
Local X8 World Rian Treanor VS TYO GQOM
Local X9 World Hyperdub 15th
Local XX World Neoplasia3 w/ Yves Tumor
Local XX1 World AI2X2X w/ object blue
Local XX2 World FLATTOP x Eclipse – Super Freedom – w/ DJ Marcelle & Kampire
AI2X2X
2020/03/07 sat at WWWβ
OPEN / START 23:30
ADV ¥1,800@RA | DOOR ¥2,500 | U23 ¥1,500
object blue [London]
Leevisa [Seoul]
Luu.Qoo [FINAL / Taipei]
MIRA 新伝統
坂田律子
Mari Sakurai
Party Snap by Aoi Itoh
Pop Up and Food by 432
Dress Code: 極盛
directed by Lisa Tanimura & Mari Sakurai
promoted by Local XX1 World
【詳細リンク】https://www-shibuya.jp/schedule/012388.php
【前売リンク】https://www.residentadvisor.net/events/1390780
※コロナウィルス影響により公演中止。 チケットの払戻しがRAからお知らせがあるとのこと。
object blue [London]
東京で生まれ、北京で育ち、現在はロンドンを拠点のプロデューサー/DJ。2018年にシングル・デビュー、”Act like it then”がResident Advisor、Mixmag、FACT magazineの年間ベスト・トラックに選出され、続いて 〈Let’s Go Swimming〉からリリースされた「REX」はSoulfeederと FACT magazineの2018年のトップ・リリースに挙げられる。Rinseのレジデントも務め、Corsica Studios、Berlin Atonal、Unsound Krakowにてライブ、PrintworksやNo Bounds FestivalでもDJ等、Hyponikにてブレイクスルー・アクトやDummy Magazineにて2019年の注目アーティストとして選ばれ、その後もAndreas Kronthalerの音楽をVivienne Westwood SS20にて作曲し、Paris Fashion Weekでのライブ、Dimensions、Dekmantel、Sonar Hong Kong、Retextured Festival、Primavera Sound、Simple Thingsへの出演、Red Bull Music Festival London(Natalia Podgorksaと制作した360度のオーディオ・ビジュアル・インスタレーション”FIGURE BESIDE ME”のデビュー・ライブ・ショー)、3枚目となるセルフ・リリース3EP「What Did I Have Then」、Murlo、Seb Wildblood、Jasper Jamesのリミックス、SoundCloudの2020年注目のグローバル・アーティスト10人および2020年のSHAPEアーティストの1人に選ばれるなど、活動の幅を広げながら注目を浴び続けている。
Leevisa [Seoul]
ソウルのアンダーグラウンド・クラブ・シーンで活動してきたLeevisaは、ナイト・ライフ・カルチャーに影響を受け誕生した新しいアートのシーンを見てきました。その中で社会文化的文脈における音楽の重要な役割に気づき、音を探求し始める。2015年の終わりにDJを始め、NTS Radio、Worldwide FM、Rinse FMなどのさまざまなラジオ・プラットフォームのゲストとして参加。最初のEPアルバム「Candle(2018)」のリリースとリミックスを通して、彼女はプロデューサーとしてのキャリアをスタート。 2018年にはベルリンのCTMフェスティバルの20周年記念イベントにアーティストとして参加し、2019年にニューヨークと台北で初めてのパフォーマンスを行う。アートやファッション・ショーの分野まで様々な音楽を担当し、映画の音楽含め活動の幅を広げている。
Luu.Qoo [FINAL / Taipei]
2016年からDJ活動を始めたLuu.Qoo、同時にストリート・ダンサー、ファシッョン・デザイナー、モデル、女優、プロモーター等、幅広く台北のアンダーグラウンド・シーンで活躍している現在再注目されてるアーティスト。 抜群なリズム感でアシッド・テクノ、ダーク・エレクトロ、ハウス等を自由自在にコントールする彼女のストーリー性溢れるDJスタイルを確立する。様々な顔を持ちながらも、硬派な音楽のテイストは常に変わらず、台北を代表するクラブFINALのレジデントとしても活躍している。
MIRA 新伝統 (Raphael Leray / Honami Higuchi)
Audio / Visual / Performance。2019年2月 AMENより”TORQUE” 短編映画・サウンドトラックをリリース。AQNB / SOUL FEEDER / TONE SHIFT / SBVRSV PRESS / A CLOSER LISTEN にて評価を得る2019年12月WWWにてYves Tumor 来日ライブ “Neoplasia” オープニングアクトを務める。
Ritsuko Sakata / 坂田律子
DJではなんとなくトロピカルに、いろんな国の音楽をかけてます。台湾レコード鑑賞会(mixCD「台北の夜」シリーズ)、バイクエンジン音mix CD「rev」、Dominican bass mix CD「me dembow 」、ミニミニミニプログレ円周率ユニットpagtas vo&g、 fuelphonic(モジュラーとバイク)他。
東京を拠点にシーンの最深部から、Boiler Roomや野外パーティrural、Red Bull Music Festivalなど数々のパー ティに毎週欠かさず出演している。2019年は新パーティKRUEやChamp Roadを始動。
ロンドン芸術大学Central Saint Martinsを2019年に卒業。卒業制作である”TENSION MAGAZINE”は渋谷TSUTAYAで販売された。 10年以上の海外在住経験のもと、特にアジア人女性の世界での立場をテーマに写真作品を展開中。
432は、今起きている様々な出来事を、ファッションだけに留まらずものづくりやイベントを通してポジティブなエネルギーに変換していきます。
今、私たちが生きている「現在」という時間は「過去」に変わり、まだ見ぬ「未来」もやがて「過去」になります。
その刹那的な「現在(今)」の感覚を様々なツールを使い、東京から発信していきます。
ファッションにおいては「現在・過去・未来」を超えこの地球に眠っている古着を、私たちの432というフィルターを通し、様々な角度からスポットライトを当てていきます。
また、古着や布を再利用し、リメイクとしてアレンジを加え、生まれ変わった古着の新しいものづくりを目指します。
やっぱり、毎日身につける服は、いつでも身近なものだから、選択の1つが古着であることは、地球の環境に配慮する生き方や、無駄な廃棄物の削減に繋がり、様々な深刻な問題の悪いサイクルを良くすることができるでしょう。
432による活動は、オリジナルグッズとセレクトした古着とリメイク作品の販売の他、インスタレーション、ワークショップ、国内外のアーティストのサポートを得て様々なアート作品のコレクティブイベント、ヴィーガンフードの体験、などを行なっていきます。
これまでに無かった新しい価値観や体験を知った時、あなたは、より一層あなたらしく生きていくことができるでしょう。
是非、実際に現場まで気軽に足を運んできてくださいね♪
私たちは、全てにおいて、ほんの小さなアクションが大きな変化へ繋がると信じています。
いま、あなたが感じている人間関係の違和感や、環境や社会に対する疑問、そして自分自身のことなど、あなたがあなたらしく思い切り輝き、全てに愛を持って過ごせますように。
そんな想いを込めて活動します。
432Hz・・・
音は、振動と周波数で出来ています。
人間の体の70パーセントはH2O(水)によってできているため、音楽による振動は細胞にまで影響する。
この周波数は、宇宙の規則性に沿った奇跡の周波数で、光・時間・空間・物質・重力を統一するとともに私たちのDNAのコードにまで深く根付いている周波数です。そして、本来地球が持つ周波数と共鳴できると言われています。
432hzは右脳を活性化し、人間らしく生きて、自分を愛し、周りの人や環境に向き合いポジティブなエネルギーを共有できる。
(右脳→イメージ力、直感力、感性、潜在意識、リラックスを司る役目)
オーガナイザー、ライター、ブランディングマーケター。イギリスのど田舎、ロンドン、ベルリン在住を経て、現在は東京在住。ファッション、電子音楽、広告らへんの人。
category:NEWS
tags:LEEVISA / Lisa Tanimura / Local World / Mari Sakurai / object blue
2022/01/06
人生は短いのだから、幸せになろう、やりたいことをやろう 韓国・ソウルのDJ/プロデューサーLeevisaが、死と信仰に関するアイデアをもとにしたコンセプチュアル・レーベル〈Perpetual Care〉より新作EP『Koreography』を発表。 Leevisaの作品は、クラブカルチャーの枠にとらわれない多様なものであり、アフターアワーレイヴの中に飛び込む『ロスト・イン・トランスレーション』の瞬間と表現されている。ファッションブランドのランウェイの楽曲も制作し、モデルとしても活躍しながら、Unsound、CTM、Elsewhere、HKCR、NTSなどの世界中のフェスやプラットフォームで愛されている。 以下は、作品の物語です。(彼女は生きています) Leevisaは慶南に生まれた一人っ子で、30歳の若さでこの世を去った。彼女は人生の半分を軍浦市で、残りの半分をソウルで過ごした。多くの苦難を経験した後、彼女は鍾路区に安らぎを見出した。 両親に愛されながら、彼女は小さな町で育った。都市の再開発の真っ只中にある町。美しい山と田畑が広がり、道路を挟んでアパートや藁葺き屋根の家が並ぶ風景が広がっていた。そこで4歳からバレエを始め、鋭い眼光で世界を夢見て練習に励んだ。踊ることで自信と想いを表現することができた。13歳になると、母親が全財産を売り払う必要を無くすために、彼女は練習を辞めた。物事は彼女が思ったように上手くいかない。良いことは短命で、逆に痛みや傷は永久に残ることを学んだ。 ダンスへの情熱を捨て、本、映画、音楽、ファッション、アートを愛するようになり、デザインを学ぶために美大に入学。しかし、残念なことに、彼女は多くの時間を一人で過ごし、仲間からの指導や助言が得られなかった。 Leevisaは純粋な気持ちで人を愛したが、自分の感情をどう表現したらいいのかわからなかった。期待に応えられない場面も多かった。それでも、彼女は精一杯生きてきた。旅が好きで、いつも道行く人と触れ合っていた。「人生は短いのだから、幸せになろう、やりたいことをやろう」その言葉を胸に、彼女は生きてきた。Leevisaは友人や家族の記憶に残り続ける。 追悼は2022年2月4日(金)午前10時より、Perpetual Care Cemeteryで行われる。 Leevisa – Koreography Label : Perpetual Care Release date : 4 February 2022 Bandcamp : https://perpetualcare.bandcamp.com/album/koreography Tracklist 1. Avant Garde Challenge 2. Indoor Labor 3. Three Shifts 4. Sori Wa Spirit
2020/01/29
Naomi Campbell出演 object blueは、ロンドンの〈Tobago Tracks〉からEP『Do you plan to end a siege?』でデビュー以降、AtonalやUnsound等にも出演、Yaejiのリミックスも手がけ、昨年WWWβでの来日公演ではそのCDJ使いも話題になった。また来日公演後には〈Discwoman〉への加入も発表され、ますますその活動が注目されている。 今回、Naomi Campbellが出演した〈Vivienne Westwood〉のSS20キャンペーンビデオが公開。object blueは、リバースされたようなループが印象的なアンビエントトラックをサウンドトラックとして提供している。 今回の映像に使用された楽曲は昨年10月に〈Vivienne Westwood〉のランウェイ用に提供された楽曲のショートバージョンであるようだ。
2024/04/26
普通を失った人々の日常 Leevisaは韓国に住んでいたが、最近カナダのトロントに移住した。突然の、そして少々予想外の決断だった。海外生活への漠然とした不安や期待とそれに伴うギャップ、浮遊するよそ者としての疎外感、そして韓国人としてそれまで経験してきた様々な音楽の内的再構築。Leevisaのフルアルバム『Metro Blue』には、突然故郷を離れたミュージシャンの想いと経験と体験が詰め込まれている。彼女が他人として振り返る、ある日常。 現代社会の日常を生きる感覚を描写すると、非日常の中にある退屈で単調な無意味さ、といったネガティブなトーンになりがち。しかし、その感覚と時間を詳細に振り返ってみると、振動のない無色透明なものではなく、むしろ小さなトゲの連続でできていることに気づく。ポジティブな喜びからネガティブな憂鬱へ、あるいは無意味な白昼夢や重荷になる心配事からつかの間の美しさの火花。あまりに短く不安定な瞬間であるため、長く記憶にとどまることはない。 アルバムには、地下鉄4号線、銅雀大橋に降り注ぐ太陽の光、小さな印刷所で働く、昼食のオムレツ、UKガラージのトラックを書こうとしたり、忙しい通勤中の訃報、そして普通を失った人々の日常が収められている。 クラブ、美術館、インスタグラム、サウンドクラウドは、Leevisaが方法論を磨く断片であり、《メトロ・ブルー》が自由なアティテュードを組み立て、彼女の実体験を形にしていく場所。 Leevisa – Printshop Label : Perpetual Care Release date : April 25, 2024 Stream : https://sq.lnk.to/PERCARE019 Leevisa – Metro Blue Label : Perpetual Care Release date : June 20, 2024 https://leevisa.bandcamp.com/album/metro-blue Tracklist 1. You’re A Star 2. SK Garage 3. Keystone 4. Printshop 5. Omelette 6. It’s Not Your Fault 7. Seoul Metro Blue 8. 2U
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