2020/01/11
MVも公開
南アフリカ・ヨハネスブルグ拠点のクィアアートデュオ〈FAKA〉のメンバーであるDesire Mareaがソロデビューアルバム『Desire』をリリース。
Fela Gucciと共に活動する〈FAKA〉としてはChino Amobiらが運営する〈NON〉から2016年にデビューEP『Bottoms Revenge』を、2017年にはGqomにも接近した”愛”のEP『Amaqhawe』をリリース。様々なテーマが複雑に絡み合った本作にはSanele Ngubane、Pasja Sneijder、Nonku Phiri、Hlasko、Simon Wolfson、Gabriel Wolfson、Gyreなど複数の南アフリカのアーティストが参加。〈Bubblegum Club〉のJamal Nxedlanaが手がけたドラマチックな収録曲「You Think I’m Horny」のMVも公開された。
https://soundcloud.com/bobmarea/sets/desire
category:NEWS
tags:Desire Marea / FAKA
2021/08/12
始まりと終わりに対する反乱のサウンドトラック ロンドンのマルチディシプリナリーアーティストKleinが、新作アルバム『Harmattan』をクラシック音楽の名門レーベル〈Pentatone〉よりリリースすることを発表。 西アフリカの季節に由来するタイトルを持つ今作は「子供の頃から現在までの個人的な旅」と表現されている。ジャズにインスパイアされたピアノの即興演奏から始まり、少しづつアンビエントの領域を広げ、クラシック音楽の概念を拡張させるような展開を見せる。また、ウェールズ出身のシンガーCharlotte Churchや、ロンドンを拠点とするグライムMCのJawninoが、収録曲「skyfall」で参加。 今作のリードトラックとして「hope dealers」のヴィジュアル作品が公開。この曲は「グライムへのR&Bトリビュートソング」と紹介されており、具体的にはイギリスのグライムシーンに特化したテレビ番組「Channel AKA」や児童文学作家のMalorie Blackmanへのトリビュートであると説明されている。Klein自身はこの曲について「自分の居場所がないと感じていた子供達」とコメントしている。 詩人で評論家、理論家であるFred Motenは、このKleinのアルバムを次のように紹介している。 「”Harmattan” は、始まりと終わりに対する壮大な反乱のサウンドトラックであり、閉じ込められたドリルは、コミュニケーションから解放され、豊かで束縛のない共有へと再放出されます。アルバムは停止したり開始したりしながら、いくつかの非開始を経て拡張していきます。複数の楽器を操るKleinは、ニューヨーク、上海、シドニー、南アフリカ、東京、ロンドンで演奏してきましたが、拠点であるロンドンは訪問先が移動する交差点のようであり、すべての道はそこにつながり、そこで曲がることができる。それは私たちへのオマージュです。ブラス、オルガン、ハーモニカ、破れたブロケードや砂など、西アフリカの季節のように、我々が都市を行進するときにどのようにそれが聴こえるかで、地球は正方形に変わります。」 Klein – Harmattan Label : Pentatone Release date : 1 November 2021 Buy : https://klein1997.bandcamp.com/album/harmattan Tracklist 1. for solo / piano 2. roc 3. trapping in C major 4. unknown opps 5. the haunting of grace 6. ray 7. made for ibadan 8. skyfall feat. Charlotte Church & Jawnino 9. not a gangster but still from endz 10. hope dealers 11. champion
2020/09/22
10月30日リリース アフリカンダンスミュージックをリードする〈Nyege Nyege Tapes〉の姉妹レーベルである〈Hakuna Kulala〉からレーベル初のアフリカ以外のアーティストのアルバムがリリースされる。ロシアのアーティストWULFFLUW XCIV(aka WULFFLUW94)のデビューアルバム『Ngoma Injection』である。 昨年のNyege Nyege Festivalの後、彼がカンパラに滞在している間に制作は始まった。ダンスフロアにいる人々の脳と身体に刺激を与えるようにデザインされた今作はレーベルによると、インダストリアル、EBM、デンボウ、クドゥロ、Gqomを取り入れ、どのトラックも豊かなテクスチャーを持っているとのこと。容赦なく降り注がれるパーカッション、爆発的なサウンドのリフレイン、心を揺さぶるボーカル、サイバーパンクをイメージさせるアンビエンス。 WULFFLUW XCIV – “Ngoma Injection” Label : Hakuna Kulala Release date : October 30 2020 Bandcamp : https://hakunakulala.bandcamp.com/album/ngoma-injection Tracklist 1. Kuama 2. Ash Bay 3. ii 4. One54 5. Turberarossa 6. Bara 7. Nyege Digital Immersion 8. Durilla 9. Transmitted Quartal 10. Endelea
2019/07/25
「Ocean of Tears」、「Parachute」 2005年に結成され、2017年に惜しくも解散したNYはブルックリンの人気デュオChairlift。その中心人物だったCaroline Polachekが、今年6月にリリースしたソロシングル「Door」に続き、2曲のニューシングル「Ocean of Tears」「Parachute」をリリース。 この2曲のプロダクションには〈PC Music〉を主宰するA. G. Cook、Danny L Harleらが参加。さらに「Ocean of Tears」では〈PAN〉のEartheaterもギターで参加。これらの曲は今秋リリース予定のソロアルバム『Pang』に収録される予定とのこと。2014年にはRamona Lisa名義でもアルバムをリリースしていたが、改めて本名名義でのソロデビューアルバムとなる『Pang』。続報を待とう。
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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