2019/11/20
MVも公開
昨年、〈PAN〉からリリースされたデビューアルバム『Another Life』も怪作だったMartti KallialaとVille HaimalaによるプロジェクトAmnesia Scannerがニューシングル「AS Acá」をリリース。
〈PAN〉を主宰するBill Kouligasとのコラボレーションアルバム『Lexachast』や、今年初めにリリースされたシングル「AS Lose」に続く新曲となる本作はペルーのミステリアスなアーティストLalitaをゲストに迎えている。スペイン語と英語を織り交ぜた歌詞に加え、強烈なビジュアルは同時公開のMVでも確認できる。
「AS Acá」のリンクはこちら。
category:NEWS
tags:Amnesia Scanner / Lalita
2020/07/10
PWR制作 ベルリン拠点のVille HaimalaとMartti Kallialaによる破壊的プロダクションデュオAmnesia Scannerが、先月〈PAN〉からリリースした2ndアルバム『Tearless』から「AS Tearless (feat. Lalita)」のアニメーションMVを公開。 アルバムは前例のない規模の大災害によって崩壊し、根本的に変化した常識が漂う新世界の地球、、運命、絶望、狂気、不条理、崩壊の物語のサウンドトラックである。アムステルダムのシンガーLYZZAと、ポスト・カオティック・ハードコアバンドCode Orange、そしてペルーのアーティストLalitaが参加した全10曲。 「AS Tearless」はLalitaとA.I.ボーカリストOracleとのデュエットソング。デザインスタジオPWRが制作したAMVはアルバムのアートワークをアニメーション化しており、「トラウマによって解離された記憶を換気するかのように、ポップカルチャーを無意識で漁った」と説明されている。
2024/07/22
人間、テクノロジー、興奮、恐怖、受容 「AS Over」は、ブーム対破滅、超楽観主義対超悲観主義といった、終わらないサイクルを祝福するスキゾポップ。Freeka Tetは、Amnesia Scannerのオリジナル・トラックを解釈し、あるいはキャンセルして、彼のバージョン「FT Over」をシングルに収録している。このシングルは、2023年にPANからリリースされたトリオ初のコラボレーション・アルバム『STROBE.RIP』に続く作品。 「AS Over」には、Freeka Tetが監督とプロモートを手がけたビデオが付属している。人間、テクノロジー、興奮、恐怖、受容の永遠のループについての風刺的寓話であり、プラスチックを主人公と敵役として語っている。この作品は、形式的にも内容的にも、AIによって生成されたビデオの現在の限界に存在している。 Amnesia Scanner & Freeka Tet – Over Label : PAN Release date : July 17 2024 Stream : https://pan.lnk.to/Over Tracklist 1. AS Over 2. FT Over
2023/04/28
Amnesia Scannerは自分たちが構築した世界に生きている Amnesia Scannerの3作目のフルアルバム『STROBE.RIP』は、Freeka Tetとのコラボレーション作品として〈PAN〉よりリリースされる。Freeka Tetはアルバムと関連するライブパフォーマンスにヴォーカリストとして参加。リードシングル「Ride」がビデオと共に公開。 『STROBE.RIP』はライブパフォーマンス、インスタレーション、ビデオ、フィジカルプロダクトシリーズの一部である。2014年以来、Ville HaimalaとMartti Kallialaは、オンラインとIRLの領域にまたがる実験を通して、Amnesia Scannerを進化させ、再定義し続けてきた。フランス出身でニューヨークを拠点に活動するFreeka Tetが参加した『STROBE.RIP』はハッカーマインドから影響を受け、新しい形のサウンドへと導いた。プログラマーでありエンジニアであるFreeka Tetの作品は、商業と芸術の境界を曖昧にさせる。直感的な表現は、新しいテクノロジーとクリエイティブなコーディングと組み合わせている。ミームやコードをより人間的で感情的な言語に変換するために、人工的拡張、高度に操作された音、テクスチャー、画像、アイデアなど。 Ville HaimalaとMartti Kallialaは、「Amnesia Scannerは今、自分たちが構築した世界に生きている」と語り、この行為に対する真摯な姿勢を示す。『STROBE.RIP』の人間的な次元は混沌としている。逆ヒーローズ・ジャーニーは、揚げたバロックと準天然を融合させ、幻惑的で深い共鳴をもたらす、トロフィー、歌詞、ジャンル、音色のパレットをサイコティックにメガミックスする。 オープニング・トラックの「Tongue Demons」はこれを完璧に表現しており、爆音シンセとドラムパターン、デジタルブラスのコード、それらが壊れたメロディへの道を開いている。「Giggle」と「Bounds」は、このアルバムのメロディックな展開を示す内省的な作品で、後者は深いパッドとピッチアップ&ダウンのボーカルで満たされ、ストレンジな2ステップバラードのようなポーズをする。 160bpm、4 to 4のパルシングキック、「Disperse」のパームミュートコードは、トラックリストのちょうど真ん中にある「Ride」への完璧なビルドアップとして機能する。地獄の夏ヒット、ひん曲がったサックス、バレアリックアコースティックアルペジオによってあなたは楽園へ。そしてニルヴァーナのアンプラグドから、スレイヤーのダブルキックドラムペダルへと変化し、Freeka Tetがスクリーモを担当するスラッシュトロニカになる前のものである。 「Clown」では、特に唱和されたリフレインがソフトになり、「abandoned.club」のトリップホップ的な音色では、さらにエーテル的で、チョップ&スクリューされたボーカルが「I lost myself in the club」と歌っている。「Scorpions, Bats & Spiders」は、ジャーナリストによって作られ、Deconstructed Clubの死を宣言する抽象的な逸品。「脱構築」「クラブ」「パネルディスカッション」という言葉は、まるでこのジャンルの想像上の墓標に刻まれるかのように、トラック全体に渦を巻いて綴られる。アルバムを締めくくる「Cat」のノコギリのようなベースは、Benny Benassiの「Satisfaction」のようなユーロエレクトロを提供し、運命のアウトロ「Merge」は、クラストコアアンサンブルのイメージを描き出す、ノイズとピクセル化したドラムの勝利の集合体でアルバムを締めくくる。 Amnesia Scanner & Freeka Tet – Ride Label : PAN Release date : April 27 2023 Stream : https://pan.lnk.to/Ride
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