2019/11/10
11月28日開催
「AKIRA Art of Wall」と「nana-nana」のコラボレーションパーティーが11月28日にContactで開催。Yung Lean、Merely、Viagra Boys、Nadia Tehranなどが所属するストックホルムのレーベル〈YEAR0001〉から、BladeeとプロデューサーYung Sherman、さらにMalibuがホストを務める〈United In Flames〉でのMixも話題のFemi、アジアンエレクトロニック / テクノシーンを牽引するTzusingに加え、国内からはLoota、Tohji、KIRIが出演。Thaiboy Digital、Ecco2k、Whitearmorらとのクルー〈Drain Gang〉としてのミックステープ『Trash Island』も素晴らしかったBladeeの来日パフォーマンスに加えて「AKIRA」というキーワードを軸に、絶妙にラインナップされた出演者。一夜を通してのフレッシュな興奮に期待が高まる。
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「AKIRA」とは、世界共通言語である。
1988年6月、大友克洋が2019年の暗黒郷Neo Tokyoを描くアニメーション映画を発表した。その斬新で予言的なSF的観点、細部にまで行き届いたクリエイション、主人公たちの苦悩、サイバーパンクの世界観。人種、年齢、ジェンダーに関係なく誰もが「AKIRA 」に憧れ、Neo Tokyoを夢見る。ついに訪れた2019年、そしてやって来る2020年東京オリンピック。
渋谷を象徴するパルコの新生に合わせ2017年10月より始まった「AKIRA Art of Wall」は、コラージュ・アーティストKOSUKE KAWAMURAが大友克洋と共に「AKIRA」を再構築し世界に発信するプロジェクト。日本そしてロサンゼルスを拠点とするライフスタイル・ブランド「nana-nana」とのコラボレーションはロサンゼルス、ミラノを経てついに東京へ。nana-nanaのシグネチャー 「A4」、「A5」 PVCバッグやiPhone Caseに「AKIRA Art of Wall」のアートをプリント。11月22日よりnana-nanaオンラインストアと渋谷パルコにて先行発売、11月29日よりGR8で発売開始する。それを記念し、「AKIRA」を愛する世界各国のアーティストが集結し一夜限りのパーティを開催。リミットのない透明な発想で現代に斬り込むスウェーデン、ストックホルムのコレクティブYEAR0001からはYUNG LEANと共にオート・チューンを用いたダークでアンジェリックなドレイン・ラップにより新時代を築き若者たちを率いるBLADEEが待望のパフォーマンスを、密教的でユーフォリックなクラブ・サウンドのFEMI、初期EDM、2000年代のサザン・ラップ、マイナー・キー・ユーロダンスを融合させるコンポーザーYUNG SHERMANがDJとして参加。さらにアジア勢からは、台湾と上海を拠点にL.I.E.S. RecordsやPANよりリリースを重ねるコンポーザー / DJのTZUSINGがテクノ、インダストリアル・エレクトロニクスをミックスさせた厚みのあるDJを披露。東京からはFRANK OCEANの「Blonde」の制作に参加し、国境を自在に往来するラッパーLOOTA、ハードとメロウを併せ持つ奔放なラップでユースから熱狂的な支持を得るTOHJIがパフォーマンスを、そして音楽、映像、ファッション、カルチャーを圧倒的選球眼でキュレーションするKIRIがDJで登場。もう一つの世界共通言語である音楽が2019年のNeo Tokyoに響き渡る饗宴となるだろう。(Text by HARUKA HIRATA)
“AKIRA Art of Wall x nana-nana Collaboration Launch Party
nana-nana 12th Anniversary in Tokyo”
DATE:
NOVEMBER 28th (8PM – 3AM) THURSDAY
LIVE:
BLADEE
LOOTA
TOHJI
DJ:
TZUSING
YUNG SHERMAN
FEMI
KIRI
at CONTACT
ADV: ¥2.500
DOOR: ¥3.000
公演詳細:http://www.contacttokyo.com/schedule/akira-art-of-wall-x-nana-nana/
category:NEWS
tags:Bladee / Loota / nana-nana / Tohji / Tzusing / Yung Sherman
2021/06/28
今後もいくつかの映像作品が公開予定 突如リリースされ、ユニークなスタイルとサウンドで話題となっていたTohjiとLoota、Brodinskiによる『KUUGA』から「Iron D**k」のMVが公開。 Tohjiがディレクションを行った映像は、Tohjiの荒々しい身体性とLootaの凛とした存在感の対比、eternalusaによるグロテスクな未知のグラフィックが、楽曲の持つイメージをより鋭く前衛的なものにしている。7月初旬に公開された「Naked」のビジュアライザーと共に、『KUUGA』という作品の持つ想像力が映像作品を通じて徐々に明らかになってきているが、今後もいくつかの映像作品が公開予定とのこと。 Video Credits Director/Editor: Tohji Camera: Yaona Sui 3D Artist: eternalusa Styling: Vanillani
2021/03/31
日本の風景、鉄のビートと狂気 先日リリースされた「Love Sick」でのコラボレーションも記憶に新しいTohjiとLootaが、フレンチエレクトロとUSトラップを繋ぎ、Kanye West『Yeezus』のプロデューサー陣の1人でもあるBrodinskiをプロデューサーに迎えたコラボアルバム『KUUGA』をリリース。 3月の初めに大阪で行われたシークレット・パーティーで披露された一連の楽曲は、Tohjiが既存の枠を越え新たな境地に達したことを感じさせ、その内容が既にSNSで大きな話題になっていた。自分たちの手で作られた空間で行われたその力強いパフォーマンスは、飽和したカルチャーに一石を投じる鋭さと前衛性を持ち、日本を中心に自分たちが新たな価値や文化を作っていくというTohjiの強い自負を感じ取ることができる。 昨年から今年にかけてアンビエントな心象風景を作品に落とし込んできたTohjiとLoota。今作から想像されるのは静寂に包まれた日本の風景、そこに隣り合わせた鋭いインダストリアルな質感をもった狂気であり、ビジュアルからもそのイメージを感じ取ることができる。静寂を打ち破る粗野な鉄のビートは、セクシュアルで肉体的なボーカルと混ざり合い精霊讃歌へと昇華されている。 アートワークはロシア人アートディレクターのAnton Revaとその弟Nikita Revaによるもの。廃墟らしき荒涼としたスペースに立ちすくむ2人の空気感が、このアルバムのもつシリアスで毅然とした力強さをさらに印象付けている。 Tohji, Loota & Brodinski – KUUGA Release date : 31 March 2021 Stream : https://linkco.re/cattayYH Tracklist 01 Aegu 02 Yodaka 03 Tob 04 Naked 05 Oni 06 Iron D**k 07. Errday
2021/08/05
スローモーション・トランス・トリップ TohjiとLootaがアンビエント・フローを再構築し続けている。〈Staycore〉や〈Presto!?〉から作品リリース、上海のヴィジュアルアーティストKim LaughtonとのA/VプロジェクトTAR Loop、最近ではBladeeとのスピリチュアル・ポップ・エクスペリメント『Good Luck』が話題となったプロデューサーMechatokを迎えた新曲「echo」をリリース。 2人は同じ空を見上げながらも、異なる形の喪失感に直面している。心の痛みを表す言葉をスローモーションのトランス・トリップに乗せ、それらを織り混ぜながら、新しいタイプのコール&レスポンス・サウンドスケープを作り出している。 —————– Tohji, Loota & Mechatok – echo Release date : 4 August 2021 Stream : https://linkco.re/88qxsyCs
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