2019/07/30
8月2日、渋谷KOARAにて開催。
東京拠点のハウスミュージックコレクティブ〈CYK〉のメンバーKotsuが、自身の主催する「UNTTILED」の2周年にて初の8時間セットを敢行する。
身体的かつ芸術的な側面もあるDJingに真っ向から挑むロングセット。しかしこれはあくまでも彼の完成形ではなく、ひたすらに続く長い旅路の一節にしか過ぎない。楽曲を購入し再生するという意味では、ある種の主観性は存在しつつも、オーディエンスや環境と呼応しながら変化し進行するその時間の果てに、何が発見されるのだろうか。それは音楽的な探求でもありながら彼自身の知覚的実験でもあるのだ。そしてそれは、この度2周年を迎える「UNTITLED」自体が持つ機能および意義とリンクしている。言語化しきれないその時々のムードをパーティーという形でアウトプットしてきた彼が、彼自身を起用することで発生する現象に関与してみてはどうだろうか。
UNTITLED 2nd Anniversary ~ Kotsu 8hours set ~
8.2(Fri) 9pm-5am
at KOARA SHIBUYA
1000YEN(w/1D)
category:NEWS
2019/03/18
出演はMoodman、Takumi Kawahara、Kittymanなど。 Flyer by Kotsu ハウスミュージックコレクティブCYKに所属するKotsuが不定期に主催するパーティー「UNTITLED」が3/20にKOARAにて開催決定。 info 先日のProject Pablo来日公演でのプレイが秀逸だった”至高のフロアマスター”Moodmanが遂に登場。加えてグラスゴーの実験的気鋭レーベルやメルボルン拠点の人気ポッドキャストなどからダウンテンポ~バレアリック~ワールドミュージックなミックスをリリースするTakumi Kawahara。Ohno Kishiro名義でアンビエンスなダウンテンポ~エレクトロニカ作品「No Flash」をリリースしているKittymanが登場。 CYKクルーの一員として活動するかたわら、UNTITLEDのホストでもあるKotsuが華を添える。 今回のUNTITLEDはある種の”ハード”に対する逆位相を模索する。”ハード”とは音楽要素についてのみを示唆しているのではなく、社会や環境その他諸々を含む。春の暖かさが徐々に感じられてきた3月。深みのある音楽世界との邂逅を約束する。 UNTITLED #14 3/20(水/祝前日) 21:00-5:00 Entrance:¥1000 at KOARA SHIBUYA Moodman Takumi Kawahara Kittyman Kotsu -About UNTITLED- CYKクルーの一員として活動するKotsuにより、第三水曜日の神南KOARA SHIBUYAに一時的に立ち現れるオルタナティブ・ベース。 1-DrinkとToby Feltwellを招聘した1周年パーティーを経た、2年目のUNTITLEDにはDJ NOZAKIやRomy Mats、JR Chaparroなどが参加。 また今回の開催に合わせて、KotsuによるPre Mixを公開。 https://soundcloud.com/kosuke-takemura/untitled14-pre-mix
2019/04/26
インスタレーション形式のアートエキシビション、音楽イベント、展示会を企画。 東京拠点のハウスミュージックコレクティブ〈CYK〉のメンバーKotsuが同世代の仲間と共同でキュレーションプロジェクト〈OVERPASS〉を始動する。 渋谷と代官山の間にホテルや飲食店を中心にした渋谷ブリッジ内にあるスペースCONNECTを拠点に、インスタレーション形式のアートエキシビション、音楽イベント、展示会などを企画していく。 〈OVERPASS〉 OVERPASSは音楽やアート、ファッションなど国内外に点在するあらゆるカルチャーをよりシームレス化させ、人間の持つ根源的なパワーを充填⇄解放させるべく立ち上がったプロジェクト。渋谷と代官山の中間に出来た渋谷ブリッジ内にあるスペース『CONNECT』を拠点にあらゆる形態でのコンテンツを発信する。現行クラブカルチャーにヒントを得た当プロジェクトは、ある種のフィジカルな空間性と時間制を意識したプログラムを用意する。 contact : overpassconnect@gmail.com HP : https://overpassproject.tumblr.com at Connect Address B-3, 1-29-3, Higashi, Shibuya, Tokyo 東京都渋谷区東一丁目29番3号 B棟 ※渋谷ブリッジ内マスタードホテル横 5月の企画は以下からチェック。 5/9(Thu) 14:00-22:00 Title:“Gowanus” NY ZINE & Graphic Exhibition by Kotsu & Neon Exhibition by Waku ENTRANCE FREE & FREE BEER Kotsu & Waku NYはブルックリン。DJ/graphicデザイナーであるKotsuが、2019年3月にNYで起きた5日間を記したZINEを展示/販売。”Gowanus”のネオン・ファクトリーにて修行を積んだWakuによるネオン・エキシビションを同時開催。 <Kotsu (UNTITLED|CYK)> 1995年千葉県市川市生まれ。ハウス・ミュージックの同世代コレクティブ『CYK』のメンバーとしてWWW Xやbonoboなど大小様々なのヴェニューでオーガナイズ。数々の海外DJと共演した。クルーとして京都、熊本などの国内や、韓国や香港などの海外ギグを敢行した。また個人でもパーティー『UNTITLED』を不定期で開催し、DJとして2019年3月にブルックリンのbossa nova civic clubとNY拠点のインターネットラジオThe Lot Radioでギグを敢行。ディスコやハウスのグルーヴに酔いしれる一方、広義なテクノに在るストイックなマシーンサウンドとの対話を繰り返す日々。”レイヴ”への渇望、実験性、越境、シンセサウンドへの愛etc…その時々の感覚に忠実になりつつ、フロアの人々が抱えるあらゆるものを知覚し、増幅させる。もはやそこにジャンルなどは存在していない。また、多様化しつつあるあらゆるカルチャーをフラットに再定義しつつDJだけでなく、グラフィックデザイン、ZINE製作などあらゆるフォーマットでアウトプットを行なっている。 <waku(ネオン・アーティスト)> 2017年より国内有数のネオン工場、島田ネオンにて修行を開始。製作開始から程なくして雑誌POPEYEで活動が掲載され、Partners Magazineへの作品提供を行うなどし、国内メディアから注目を集める。2018年5月からナムジュンパイクの作品を手がけたDavid Ablonに師事し、単身New Yorkへ渡米。現地滞在中には、アーティストSho Shibuyaとのコラボレーションを+81Galleryにて発表し、Reconstrvctでの二度に渡る展示会を成功させた。さらに、Lomography Galleryで開催されたSolomon Bennett の個展へ作品提供を行うなど精力的に活動を展開。それぞれの活動が各方面からの高い評価を集め、2018年11月にオープンしたIndustry city内の集合施設ジャパン・ビレッジに、初の常設作品が発表された。2019年現在は帰国し、東京を拠点にしながら創作活動を継続中。 5/10(Fri) 19:00-23:00 CYK TOKYO RADIO Vol.10 feat House Of Friends(AUS) With Fresh Sound
2023/02/03
3/11 WWW X CYKのKotsuが4年ぶりのオールナイトロング・セットをWWW Xにて敢行。東京、京都を軸にコレクティブでの活動含め幾多のDJ、パーティ、フライヤー制作を重ねながら独自のシーンを形成してきたデザイナーが個として解き放たれる究極の集大成。 “Reflection” 今回のALL NIGHT LONGセットを敢行するにあたって、自分が様々な土地に訪れたり、あるいは京都や東京で日々経験されることを放出する”反射体”としての実相=自己と、自己完結的で内省的な深層=自己。その二つの狭間に生じる“ゆらぎ“を取り出し提示してみたいと考えています。 分かりやすく言うと前者は(コミュニケーション方法が会話であれDJであれ)対人と関係する時の自分、後者は特に一人でいるときに現れているような純粋無垢(と思われる)な自分。もしかしたら”Kotsu”と”本名としての自分”みたいな関係かもしれません。 その双方が自分にとって並列であり、どちらに寄せるでもなく、また同一化を求めているわけでもありません。あくまでもその二元論がDJingによって融解し曖昧さを持ち始め、覚醒し出すプロセスを歩みます。 “ずっとここに居たいわけで無ければ、今すぐ飛び去りたいわけじゃない、ただ軽やかにいたい”。 どっちつかずと言われればそれまでですが、これは京都に拠点を移して以降のマインドセットとして自分の中に確実に存在しています。変化することを希求する…。それはゴールがそこにありいずれ救われるものとしてのプロセスではありません。軽やかに変化しながら境界線を曖昧にさせることによって生じるリズムを取り出したい。そんなことを考えています。 コードが複雑化した中で、脱領土化し、止めどない足踏みによって再領土化する。これはその連続における私の痛切なエッセイです。それはロードサイドミュージックの断片でもあれば至極都市的なダンスミュージックの感触かもしれません。 それは誰かの共感であれば誰かのフィクションかもしれません。ただ、そのグラデーションの現出こそが”ゆらぎ”を認める第一歩になる気がしています。この一晩に開放されるWWW Xというスペースにおいてそれは展開されます。個人的実証を起点としながらもオープンな場所であることに喜びを感じます。 ダンスミュージックにおける反復の中で自分を投影してみたり、あるいは自らを離散させながら自由に漂ってみてくれたら嬉しいです。 Kotsu KOTSU All Night Long -Reflection- 2023/3/11 23:30 at WWW X ADV/BEFORE1AM/U23 ¥2,000 DOOR ¥2,500 TIX https://t.livepocket.jp/e/20230311wwwx Kotsu All Night Long set -Reflection- VJ: kenchan / Toshifumi Kiuchi (LAID BUG) artwork: Kotsu / TBA / TBA Over 20 only・Photo ID required 20未満入場不可・要顔写真付ID
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