PANが新シリーズをスタート|第1弾はTzusingとM.E.S.H.

NTS RadioでもコラボしたTzusingとM.E.S.H.がスプリット12インチをリリース。

 

 

アジア最高のテクノプロデューサーの1人であるTzusingは、<Clan Destine>の伝説的カルトシリーズ『DARK ACID』の第3弾でその名をシーンに轟かせる。その後、L.I.E.S.以降のリリースで、オリエンタルなサウンドを注入し始めた。特に『A Name Out Of Place』の3枚はキラーな曲が多い、個人的にはSamo DJとのコラボ曲の『Hollabackboi』が好き。DARK ACIDの頃は仕事の関係もあって毎年のように来日していた。

 

M.E.S.H.は<PAN>に所属を置くベルリンのプロデューサーで、LoticやKABLAMなどと共にイベント/レーベル<Janus>のメンバーである。2015年に日本で開催されたPANのショーケースでも来日しており、エクスペリメンタルとクラブミュージックの間の絶妙な音を作る。

 

そんな2人が、Bill Kouligas主宰の<PAN>からスプリット12インチをリリース。今回はPANが始めた新シリーズで、限定300枚のリプレス無し。クラブユースの4曲入り。Tzusingはこれまでのカラーをさらに進めた2曲で、どちらも声ネタがポイント。M.E.S.H.はダンスホールを微妙に取り入れ、M.E.S.H.の曲にしては珍しいグリッド感。正直どちらもキラーチューン。レーベルではすでにソールドアウトしている。レコード屋で見つけたら即買い。

 

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