2018/11/28
rkssがリミックス&エディット集をリリース。フリーダウンロード。
今年8月にLee Gamble主宰のレーベルUIQからアルバム『DJ Tool』をリリースしたロンドン拠点のプロデューサーRobin Buckleyのプロジェクトrkss。EDM Kicks Vol 1というサンプルパックのみで制作されたアルバムはそのコンセプトも含めて話題になった。
今回『DJ Tools: Illegal Material』というタイトルでrkssがリミックス&エディット集をリリース。Daft Punk、Underworld、Stardustなど大ネタを詰め込んだこちらの作品はフリーダウンロードで入手可能。アートワークはJesse Osborne-Lanthierが手がけている。
ダウンロードはこちらから。
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2025/01/07
紡がれるモルダーとスカリーの会話 紡がれるモルダーとスカリーのコミュニケーション。Dylan Hennerが〈AD 93〉よりミックステープ『X-Files: Covers, Compositions, and Copyrighted Material』をリリース。100本限定カセット発売。 オリジナル曲と他のアーティストの楽曲をコラージュし、前作「You Always Will Be」、「The Invention of the Human」と同様、両面ミックス。 Dylan Henner – X-Files: Covers, Compositions, and Copyrighted Material Label : AD 93 Release date : December 26 2025 https://dylanhenner.bandcamp.com/album/x-files-covers-compositions-and-copyrighted-material
2025/10/08
PinkPantheress 特別企画第一弾 AVYSSは先日PinkPantheressへの日本初のテキストインタビューを実施。今週からは特別企画として、日本の音楽ライター陣によるさまざまなな角度からのPinkPantheress像を掘り下げる短期集中連載をスタート。初回はJun Fukunaga氏による、TikTokバイラルと彼女の関係を中心としたコラムを掲載。 今夏、TikTokで「握手をしながら『これって違法?』と問いかける」ミーム動画が爆発的に広がった。そのBGMとして使われていたのが、PinkPantheressの最新曲「Illegal」だ。 PinkPantheressといえば、Ice Spiceとの「Boy’s a liar Pt. 2」が2023年に世界的大ヒット曲となったことでグローバル・ポップスターの仲間入りを果たしたアーティストだ。そんな彼女の新曲が、なぜ再びTikTokで人気を博しているのだろうか? 本稿では、PinkPantheressのキャリアと音楽性を振り返りながら、このバイラルヒットの背景を探っていく。 Text by Jun Fukunaga Graphic Design by JACKSON kaki TikTokスターから文化的影響力を持つ存在へ PinkPantheressは、2001年生まれのイギリス人アーティストだ。現在24歳の彼女は、ロンドンの大学に在学していた2021年に音楽活動を開始。いくつかの楽曲がTikTokでバイラルヒットした後、同年リリースしたデビューミックステープ『to hell with it』で高い評価を獲得し、BBCが選ぶ期待の新人リスト「Sound of 2022」で1位に輝いた。 その後も快進撃は続き、2023年には先述した「Boy’s a Liar Pt. 2」を収録したデビューアルバム『Heaven Knows』をリリース。さらに2024年にはBillboard Women in Musicで年間プロデューサー賞を受賞しただけでなく、デジタル時代における音楽への貢献と功績により英・ケント大学から名誉博士号を授与されるなど、今では単なるアーティストを超えた文化的影響力を持つ存在として認知されている。 過去の音楽の再解釈から生まれる「ニュー・ノスタルジック」サウンド PinkPantheressの音楽の最大の特徴は、過去の名曲、つまり彼女自身が直接体験していない時代の音楽をサンプリングし、現代向けにアレンジする「ニュー・ノスタルジック」サウンドにある。 この手法により生まれた「Pain」(Sweet Female Attitudeの「Flowers (Sunship Edit)」をサンプリング)や「Break It Off」(Adam Fの「Circles」をサンプリング)は、TikTokでバイラルヒットし、UKシングルチャートにランクインを果たした。これらの成功は、彼女のアプローチが単なる懐古趣味ではなく、現代的な魅力を持つことを証明している。 また、この音楽的アプローチを支えているのが、彼女独自の楽曲構成論だ。「曲は2分30秒より長い必要はない」という考えのもと、従来のポップスに見られるブリッジや繰り返されるバース、長いアウトロを意図的に排除し、多くの楽曲を2分以下で完結させる。この短さは感情を凝縮したまるで”エスプレッソ・ショット”のような効果を生み、聴き手に強烈な印象を残す。さらにこうした特徴を持つトラックの上に、息づかいが感じられる会話的なウィスパーボイスと、内省的で日記のような歌詞を組み合わせることで、独特な世界観を構築している。 ただし、先述した『Heaven Knows』では3分を超える楽曲や生演奏といった要素が加わったほか、ディスコハウス、ジャージークラブといった新ジャンルへのアプローチに取り組むなど、自身が確立したアイコニックな音楽性を拡張した。一方で今年リリースした最新ミックステープ『Fancy That』では、再びサンプリング中心の短い楽曲スタイル(とはいえ初期音源よりは長く、2分台の楽曲が多い)に回帰しており、キャリアを通じてその音楽性は変遷を続けている。 TikTokで生まれた新たな文脈がバイラルヒットの要因に さて、ここからが本稿の本題だ。なぜ「Illegal」がTikTokでバイラルヒットを記録しているのか、その背景を詳しく見ていこう。 「Illegal」は先述した『Fancy That』の収録曲でUnderworldの1994年の名作「Dark & Long (Dark Train)」をサンプリングしたUKガラージ調の楽曲だ。本人が「大麻ディス・トラック」と呼ぶこの曲は、当初男性エスコートについて歌う内容だったが、最終的により身近な”個人的な悪い薬物体験”をテーマにした楽曲として制作された。MVでも、PinkPantheressが薬物を購入し幻覚を体験することを想起させるストーリーが描かれている。 ところが、TikTok上では握手をしながら「My name is Pink and I’m really glad to meet you」という歌詞をリップシンクし、育った環境の違いや価値観の相違を「Hey! OoOooOooOooo is this
2019/11/14
12月6日リリース 先日セルフタイトルのデビューアルバムをリリースしたブリストルのデュオGiant Swanのメンバーで上海〈SVBKVLT〉やメキシコシティ〈Infinite Machine〉からも作品をリリースするMun Singと、同じくブリストルのミステリアスDJ / プロデューサーNE$$が運営するパーティー / レーベル〈Illegal Data〉が初のコンピレーション『Illegal Data Compilation #1』を発表。 今作に参加するのは、エレクトロニックシーンで今最も注目されるプロデューサーの一人で今年は〈Tri Angle〉からEP『And Departt From Mono Games』や、フリーDLのエディット集『ell oh eff tea too oh won ate』も話題になったAYA (fka LOFT)をはじめ、O$VMV$M、TEEN、Don Sinini、DæmonとIzeをゲストに迎えたZgjimの楽曲など、未知数の興奮が詰まった16曲入り。先行でAYAの「I Will Not Come At Your Beck And Call I Am At Home Preemptively Mashing Up The Dance…」が公開。またブリストルでリリースパーティーも開催される。 Pre-Orderはこちら。12月6日リリース。
10/28 IC3PEAK COMING HOME TOUR TOKYO at O-WEST more
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PinkPantheress 特別企画第一弾
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