2018/11/09
Ghostemaneのツアーに参加。
日本ではカオティックハードコアというジャンル名があったが、世界ではそれは所謂「メタルコア」やそのサブジャンル「マスコア」というものに当たるとされている。細かく言うと括る幅が変わってくるが。
マサチューセッツ州はボストンのバンドVeinもその文脈で語られるバンド。2013年結成のVeinは、これまでにもEPで注目を浴びていたが、今年ついにリリースされたデビューアルバム『Errorzone』で期待を上回るパーフェクトな作品性を世間に提供した。1曲目でいきなり、ジャングルのパターンが入ってきたり、得意のギターの高音のアクセントを多用、頭が混乱するような展開。それらは同郷であり、重鎮のConverge、The Dillinger Escape Plan、レジェンドBotch、それら先駆者達の系譜を受け継いでいる。特にConvergeの影響は濃いようだ。意外とキャッチーな曲が多いことがフレッシュさを感じる。そしてCave InやDeftonesを思い起こさせるパートがあるのが個人的に熱い。
そしてハードコアという世界を超えて別のシーンにも届き始めているようだ。現在彼らは、インダストリアルとトラップのハイブリッドアルバム『N/O/I/S/E』をリリースしたGhostemaneのツアーに参加している。
category:NEWS
tags:Vein
2022/01/06
新曲「The Killing Womb」のMV公開 カオティックハードコア、メタルコア、マスコアなどと称されるボストン出身のハードコアパンクバンドVein.fm (Veinから改名)が、2ndアルバム『This World Is Going To Ruin You』のリリースを発表。リードシングル「The Killing Womb」をMVと共にリリース。アルバムにはGeoff Rickly (Thursday)、Jeff Smith (Jeromes Dream)、Bonesが参加している。 ドラムンベース、インダストリアル、ホラー映画/ホラーゲームのサウンドトラックなどの影響を汲んだ2018年のデビューアルバム『Errorzone』に続く本作は、宇宙からの回帰となるようだ。「ノスタルジー旅行というわけではない。完全な可能性へと自然に導いている。Errorzoneは別世界に入り込んだようなもので、このレコードはVein.fmが家に戻ってきたようなもの。」とボーカルのAnthony DiDioは語っており、アルバムのリリックでは人間の誕生から死までのタイムラインを描いているとのこと。また、「私は非常に反社会的な精神から来ている。」「私は人々が完全に断絶され、このアルバムを通して自分自身の個人的な旅を持って欲しい。」と、Anthony DiDioは付け加えている。 Vein.fm – This World Is Going To Ruin You Label : Closed Casket Activities Release date : 4 March 2022 Artwork : Autumn Morgan Store : closedcasketactivities.com/collections/vein Bandcamp : veinband.bandcamp.com/album/this-world-is-going-to-ruin-you Tracklist 01 Welcome Home 02 The Killing Womb 03 Versus Wyoming 04 Fear in Non Fiction 05
2019/06/05
6月14日リリース。 大阪を拠点にするハードコアバンドshe luv itが1stアルバム『she luv it』を6月14日にPUNK AND DESTROYのKazuhiko Sazanamiが主宰するレーベル〈mouse records〉からリリースする。またZomby、Tzusing、Pan Daijing、Merzbow、JiggaなどをリリースするUAEの〈Bedouin Records〉がアルバムをLP化することも決定している。アートワークはTakashi Makabe / Zodiakが担当している。 全8曲となる本作のCDリリース後にはiTunes、Apple Music、Spotifyなどでintro / skit / outroを除いた全5曲を展開。〈Bedouin Records〉からのLP (5tracks)も2019年中にリリースされるとのこと。 CDのPre-Orderはこちら。 以下、https://punx.exblog.jp/30305893/より。 西心斎橋から一本大きな道を隔てたエリアに存在するbar/space、”atmosphare”にて夜を深める人物らが中心となり結成された緩やかな集合体、she luv it. 10年代初頭の結成以降、ある種カルトな存在感を持ちながらフリーフォームに活動を続けるも、音源は初期に残したdemoとTONE DEAFとのsplit 7″epのみと寡作だった彼らの2019年1st アルバム。 トリプルギターにツインベースという無慈悲な編成が取った方法論は粗暴に落とし込むようなBEATDOWNを主幹におきながら、光がちらつくようなNOISEのレイヤー、UK/US/JP CRUST、NYのWINTERに通じるDOOM/SLUDGEの特異性、80’s関西パンクの暴力性から90’s関西HCの熱に魘されたような昂揚感が過不足なく、そしてANARCHO PUNKが提示したINDIVIDUALという選択肢とそれに伴うある種の冷酷さをもって、猥雑な夜の街をホワイトアウトさせる全8トラック収録。
2020/02/03
3月27日リリース 様々なキャリアを歩んできたメンバーが結集した大阪を拠点にするブルータルハードコアバンドshe luv it。彼らが昨年6月にリリースした1stアルバム『she luv it』をUAEからバンコクに移った〈Bedouin Records〉がLP化する。 トリプルギター、ツインベースで奏でるサウンドは、鈍く神経に響いて脳神経を反応させる。その音の渦はラフな宇宙のようで、フロアの床にめり込む。Zomby、Tzusing、Pan Daijing、Merzbow、JiggaなどをリリースしてきたSalem Rashid主宰の〈Bedouin Records〉はオリジナル盤発売時からLP化をアナウンスしていたが、今回ようやくプレオーダーの開始となった。アートワークはTakashi Makabe / Zodiakが担当。 Pre-Order : https://bedouinrecords.bandcamp.com/album/s-t-remastered ————————————- 西心斎橋から一本大きな道を隔てたエリアに存在するbar/space、”atmosphare”にて夜を深める人物らが中心となり結成された緩やかな集合体、she luv it. 10年代初頭の結成以降、ある種カルトな存在感を持ちながらフリーフォームに活動を続けるも、音源は初期に残したdemoとTONE DEAFとのsplit 7″epのみと寡作だった彼らの2019年1st アルバム。 トリプルギターにツインベースという無慈悲な編成が取った方法論は粗暴に落とし込むようなBEATDOWNを主幹におきながら、光がちらつくようなNOISEのレイヤー、UK/US/JP CRUST、NYのWINTERに通じるDOOM/SLUDGEの特異性、80’s関西パンクの暴力性から90’s関西HCの熱に魘されたような昂揚感が過不足なく、そしてANARCHO PUNKが提示したINDIVIDUALという選択肢とそれに伴うある種の冷酷さをもって、猥雑な夜の街をホワイトアウトさせる全8トラック収録。
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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