2018/09/26
Eli Keszlerとのデュオで出演
今年Latencyからミニアルバム『Raw Silk Uncut Wood』をリリースしたLaurel Haloの来日ツアーが決定した。昨年も来日した際はDJでの公演だったために、ライブセットでの来日は2014年に開催された『Hyperdub10』以来4年振りとなる。
さらに今回は『Raw Silk Uncut Wood』にも参加していたドラマー/パーカッショニストEli Keszlerを帯同したデュオ公演になる。Eli Keszlerは先日開催されたOneohtrix Point Neverの来日公演でもAaron David Ross(ADR)とKelly Moranと共にOPNバンドアンサンブルの要としてパフォーマンスを行なっている。
来日公演の東京には、以前Eli Keszlerと共演しているYPY率いるgoatが出演。京都公演には、今年イタリアのRest Now!よりアルバム『The Ambassador』をリリースしたKazumichi Komatsuが出演する。
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『Laurel Halo live with Eli Keszler Japan Tour 2018』
2018/12/06 (THU)
UNIT, Tokyo
guest: goat
OPEN 18:30 START 19:30
ADV. 4,300yen (ドリンク代別途)
2018年10月6日(土) ON SALE
チケットぴあ(Pコード:TBC)
ローソンチケット(Lコード:TBC)
e+ (https://bit.ly/2MoiI0i )
Clubberia
RA
2018/12/07 (FRI)
METRO, Kyoto
guest: Kazumichi Komatsu (Madegg)
OPEN 18:30 START 19:00
ADV.4,000yen (ドリンク代別途)
2018年10月6日(土) ON SALE
チケットぴあ(Pコード:130-319)
ローソンチケット(Lコード:55458)
e+ (https://bit.ly/2MoiI0i )
Laurel Halo
重く、細かく切り刻まれた電子音楽は、ライブパフォーマンスやDJ、アルバムやスコアの作曲まで、Laurel Haloの作品の中核を成している。ミシガン生まれ、現在はベルリンに在住する彼女は、ワイヤー・マガジンでアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得した2012年のデビューアルバム『Quarantine』をリリースしたロンドン拠点のレーベル”Hyperdub”を中心に作品を発表している。
2013年に”Hyperdub”からリリースした『Chance of Rain』と”Honest Jon’s”から2015年リリースした『In Situ』の2枚のアルバムは、彼女の長期間に渡るツアー時期に制作され、全編インストゥルメンタルのアルバムであり、ライブセットを発展させたハードウェアによるリズメロディックなダンスフロア向けの作品になっている。
2015年には日本のバーチャルポップスター、初音ミクとのコラボレーション・インスタレーション「Still Be Here」のサウンドトラックを手掛け、この作品は、2016年にベルリンのHaus der Kulturen der Weltで初演され、続いて2017年にロンドンのBarbicanでも披露された。
2017年に”Hyperdub”からリリースされた『DUST』は『Chance of Rain』と『In Situ』でのハードウェアによるマシン・ファンクの美学と、緩やかかつ賑やかなソングライティングを組み合わせ、改めて多くの評論家/メディアから高い評価を得た。また本作は多数のコラボレーター(Eli Keszler、Julia Holter、Lafawndah、Kleinなど)のフィーチャリングも話題となった。
その後、LaurelはオランダのデザイングループMetahavenが制作した長編実験ドキュメンタリー『Possessed』のスコアを手掛け、2018年の最新のリリースはクラシカルなインストゥルメンタルを集めたミニLP『Raw Silk Uncut Wood』。アルバム『DUST』やデュオライブも定期的に行なっているコラボレーターのEli Keszlerとチェリスト、Oliver Coatesをフィーチャーしている。本作はパリ拠点の先鋭的レーベル”Latency”よりリリースされた。またLaurelはマンスリーでロンドンのFM局、RinseにDJ MIXを提供している。
Eli Keszler
ニューヨークを拠点とするアーティスト/作曲家/パーカッション奏者。音楽作品のみならず、インスタレーションやビジュアル・アート作品を手がける彼の多岐に渡る活動は、これまでにLincoln CenterやThe Kitchen、MoMa PS1、Victoria & Albert Museumなど主に欧米で発表され、注目を浴びてきた。これまでに”Empty Editions”、”ESP Disk”、”PAN”、そして自身のレーベル”REL records “からソロ作品をリリース。ニューイングランド音楽院を卒業し、オーケストラから依頼を受け楽曲を提供するなど作曲家としても高い評価を得る一方で、近年はRashad BeckerやLaurel Haloとのコラボレーション、Oneohtorix Point NeverのMYRIADプロジェクトへの参加など、奏者としても独自の色を放ち続けている。なお最新ソロアルバム『STADIUM』はSHELTER PRESSより今年10月にリリースされる。
goat
以前はスタンダードなロック編成でありながら、ギター、ベース、そしてサックスさえもミュート音などを使ったパーカッシブな演奏をし、12音階を極力外してハーモニクスを多様する事によりいわゆるバンドサウンドとは異なるサウンドを作り出していた。2017年よりメンバーと楽器を変更し、リズムが交差し共存しながらも続いていく、繰り返しのリズムアプローチへの探求を深めていく作曲へとシフト。これまでHEADZより1st album『NEW GAME』、2nd album『Rhythm & Sound』をCDリリースし、2018年にはその二枚のアルバムから選曲したLPをEM recordsよりリリースした。
Kazumichi Komatsu
16歳よりコンピューターを使った作曲をはじめる。これまでに「flau」「Angoisse」「Manila Institute」「Rest Now!」等のレーベルより3枚のアルバム、複数のEPをリリース。池田良司、ティム・ヘッカー、ジュリア・ホルター、マーク・フェル、アルカ等のアーティストの来日公演をサポート。
自然や街のなかの様々な音をフィールドワークを通して採集し、それらの音素材をもとに抽象的なサウンドスケープを構築する。近年は局所的な環境や情報を反復することで非指向的な安定未満の状態へと変化させるようなアンビエントミュージックの実験を行なっている。またクラウドネットワーク以降の現代的なメディア環境において詩(ミーム)の可能性を検証するインスタレーション作品をサウンドデザイン、コンポーズ、グラフィックデザイン、ポエトリーなどを基調に展開している。
category:NEWS
tags:Laurel Halo
2018/06/14
Latencyより Madteo、ENA、Yves De MayなどをリリースするフランスのLatencyよりリリースになるLaurel Haloの新作「Raw Silk Uncut Wood」。 本作にはPANやNNA TapesからリリースしているEli Keszlerやチェロ奏者のOliver Coatesが参加している。 Laurel Halo – Raw Silk Uncut Wood Label : Latency Release date : July 13 2018 https://laurelhalo.bandcamp.com/album/raw-silk-uncut-wood-2 Tracklist 1. Raw Silk Uncut Wood 2. Mercury 3. Quietude 4. The Sick Mind 5. Supine 6. Nahbarkeit
2023/07/12
ニューレーベル〈AWE〉より 不慣れな場所に一人でいると、ある種無言の観察が促される。何がこの人たちを動かしているのか?どのような出来事がここで起こったのだろうか?時が経つにつれて、これらの場所や声は遠い記憶となり、夢や幻想を散りばめるようになる。 現在ロサンゼルスを拠点に活動するLaurel Haloは、10年以上にわたってさまざまな町や都市に足を踏み入れ、一瞬、あるいはそれ以上の時間を過ごしてきた。彼女の新しいインプリント〈Awe〉からのデビュー作『Atlas』は、その感覚を音楽にしようとする試みである。電子楽器とアコースティック楽器の両方を使用し、Laurel Haloは、オーケストラの雲、モーダル・ハーモニーの陰影、隠された音のディテール、デチューンされた幻覚的なテクスチャーで構成された、官能アンビエントジャズのコラージュを作り上げた。音楽は、現実と空想の場所、そして語られなかったことを表現するための一連の地図として機能する。 『Atlas』の作曲過程は、彼女がピアノと再会した2020年に始まった。彼女はピアノの物理的なフィードバックと、感情や軽さを表現する能力を楽しんだ。翌2021年、パリの伝説的なIna-GRMスタジオが彼女をレジデンスに招いたとき、彼女は時間を惜しまず、その前の数ヶ月間に録音したシンプルなピアノのスケッチをダビングし、ストレッチし、操作した。 2021年と2022年の残りの期間、ベルリンとロンドンを行き来しながら、Laurel Haloはギター、ヴァイオリン、ヴィブラフォンを追加録音し、サックス奏者のBendik Giske、ヴァイオリニストのJames Underwood、チェリストのLucy Railton、ヴォーカリストのCoby Seyなど、友人やコラボレーターのアコースティック楽器も録音した。これらの音はすべて、アレンジメントの中で形を変え、溶け合い、再構成され、そのアコースティックな起源が不気味なものとなった。 このアルバムは、ハーモニーの密度と音の巧妙さにもかかわらず、集中力と目的を持って展開し、活動的であり続けている。オープニング・トラックの「Abandon」では、持続的なうねりがテープ・ヒスの雲を通して現れ、ロマンティックなストリングスと句読点のような鍵盤がムードを壊し、抽象的な世界へと溶けていく。「Naked to the Light」は、華やかなピアノの旋律と煌びやかなストリングスが並存する曲で、優しさと幽体離脱を感じさせる。一方、「Sick Eros」は、イタリアの映画監督Antonioniからヒントを得たもので、不協和音のストリングスを使って、人間関係の不和を映し出している。魅惑的なのは1テイクで録音されたピアノ・バラード「Belleville」や幻覚的な間奏曲「Sweat, Tears or the Sea」のような、失われた宮崎駿作品のOSTサウンド、的なもの。タイトル曲に到達する頃には、Laurel Haloは私たちを砂漠へと連れ去り、乾いた暑さの中、ハリウッド・オーケストレーションで夕日の中を駆け抜けていく。最後に「Earthbound」の慎重なドローンと溶けたサックスで現実に引き戻される。 『Atlas』は潜在意識のためのロードトリップ・ミュージック。繰り返し聴くことで、暗い森の中を夕暮れ時に歩くような、深い感覚的な印象をリスナーに残すことができる。そのユーモアと鋭い着眼点は、感傷的という概念を払拭する。彼女の他のカタログとは完全に一線を画す『Atlas』は、最も静かな場所で繁栄し、大げさな表現を拒絶し、畏敬の念を抱かせる。 Laurel Haloの新しいレーベル〈Awe〉からのデビューリリースにふさわしく、そのスローガンはアルバムのムードと類似している: 畏敬の念とは、自然、宇宙、カオス、ヒューマンエラー、幻覚など、自分ではコントロールできない力に直面したときに感じる。 Laurel Halo – Atlas Label : Awe Format : Vinyl / Digital / CD Release date : September 22nd, 2023 Pre-order / Pre-save : https://awe.lnk.to/Atlas Tracklist 01. Abandon 02. Naked to the Light 03. Late Night Drive 04. Sick Eros 05. Belleville 06. Sweat, Tears or the Sea 07.
2023/12/18
真正の電子スペクトル 現代電子音楽の要人でもあるLaurel HaloとYPYを迎えたパリのレーベルLatency10周年パーティが緊急開催。レーベル主宰のSIDNEYとSULEIMAN、ローカルから本年Giant Swan、Mark Fell、Rian Treanor等を招聘した解体新書主宰のRomy Mats、大阪の老舗レコード店Newtoneのバイヤーを長年務めるAkieを迎える。 Latency [FR] 2013年にSouleymane SaidとSidney Gerardによってパリに設立されたLatencyは、アートやパフォーマンスと対話しながら、広大な音楽スペクトルを掘り下げるインディペンデント・レコード・レーベルである。このレーベルは、Laurel Halo(アメリカ)、名パーカッショニスト、Mohammad Reza Mortazavi (イラン)、オーストラリアのデュオHTRK、ドイツのエレクトロニック・パイオニア Moritz von Oswaldといったアーティストの多様な作品をフィーチャーしたフィジカル盤とデジタル盤の両方をリリースしている。 過去10年間、Latencyはアンダーグラウンド・シーンに大きな影響を与えてきた。同レーベルは、ローマのVilla Medici 、パリのPantheon、ベルリンのAtonal、Marian Goodman Gallery、ニューヨークのPioneer Worksなど、様々なイベントや文化施設でコンサートやダンス・パーティをキュレートしてきた。レイテンシーの独特な美学は、Louise Lawler、Jill Mulleady、Samia Halaby、Slavs & Tatars、Marguerite Humeau.など、現代アーティストとのコラボレーションによるジャケット・アートにも反映されている。 Latency 10 Years 2023/12/21 THU 24:00 ADV ¥2,500 / DOOR ¥3,500 TIX https://t.livepocket.jp/e/20231221wwwb LIVE: YPY DJ: Akie Laurel Halo [US] Romy Mats SIDNEY & SULEIMAN [FR] photo: Martine Syms artwork: Johannes Schnatmann Thanks to Yusuke Nakano Over 20 only・Photo ID required 20歳未満入場不可・要顔写真付ID 詳細: https://www-shibuya.jp/schedule/017379.php
受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more
東京・大阪を回るジャパンツアー開催
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