2025/05/24
ジャケットの写真は父親が撮影したもの
2004年生まれのSSW・倫瑠が4曲入りの1st EP『A HUMAN TOUCH』をリリース。ジャケット写真は父親が撮影したもの。リリース当日の5月24日には「AVYSS Chain in 森、道、市場2025」に出演する。
『A HUMAN TOUCH』は、DIY的なラフさと緻密なサウンドデザインが共存することで生み出される独特の空気感をまとったEP。最近制作された3曲とライブでも披露してきた楽曲のリミックスバージョンの計4曲が収録されており、トラック・歌唱・ミックスなどの全てを倫瑠自身が手掛けている。
【Comment】
SWAG
倫瑠 – A HUMAN TOUCH
Release Date : May 24, 2025
Stream : https://linkco.re/q15gXRsr
Tracklist
1, casual
2. idiot
3. end
4. ホライズン(Remix)
category:NEWS
tags:倫瑠
2023/06/05
現代美術家・町田太一による個展 町田太一は1992年生まれ、群馬県伊勢崎市出身の現代美術家。ゲームのイメージとセクシャリティの可能世界を描き出す作風で、幼い頃の触覚的な記憶や、ゲームや映画から着想を得た非現実的なイメージを巧みに表現する。社会生活における理想的な循環や、自身の分身を象ったミュータントたちの生活様式を、絵画、3Dプリンターを使って具現化するマルチメディアな美術作家として知られる。 初個展「Normal Mutant Daily」(TAV GALLERY, 2019)では新作のキャンバス作品を中心に、主観的な倫理規範に従って、ミュータントたちの単純化された日常を描いた。管理社会に適応したミュータントたち「Fit Jail」シリーズは、身体の形に合った刑務所にぴったりとフィットするミュータントの姿を描いている。タバスコの栄養を吸って成長したミュータントは、吸引口の触手とは対照的に、体が非常に小さい。これらの表現から明らかなように、町田太一は自身のフェティッシュと現実の多面性を混在させ、様々なフェティズムが許される新たな社会生活のイメージを提示するアーティストである。 初個展と同時開催された二人展「KAZUKI &TAICHI」(Kg corner printing,2019)では、アーティストKazquizと共に、初のインディーズゲーム作品「KAZUKI & TAICHI」を発表した。プレイヤーは町田太一の制作した主人公に成り代わり、一人称視点で巨大なオフィス空間を徘徊するこのゲームは、特殊な移動プロレスを通じて、町田自身の青年期の歴史に触れることが可能となっている。 近年の技術革新は圧倒的で、OpenAI社によるLMM、MetaHuman、MegaScansなど、言語学習や”呪文”、一般化された高度な3Dモデルをベースに、誰でも現実と区別のつかないCG、ゲーム作品を制作できる時代が到来した。新しい技術による副次的、二次的なイメージは格子状のグリッドの羅列──に過ぎなかったとしても、都市空間における分断統治以降のグリッド上に整備された都市構造そのものよりも、自由とリアリティが担保された世界として成立している。高いレベルで再現された擬似現実を、フィクションとして定義できる時代が事実上終わりを迎えた。現実の諸関係から離れ、自由に満ちた可能世界へ「プラグ」を差し込むことを望むのは、この文章を読んでいる読者、そして私自身も含めた多くの人々ではないだろうか。 「Techniques for Existence」は直訳すれば「存在のための技法」となる。存在できなかった者への慰労、現実に対する問題を抱えつつも、町田の主観的な審判、フェティズムの浸食によって、主観と客観が混ざり合ったメタフィクションの世界で生きる「OK Warriors」たちが何と向き合い、何と闘わなければならなかったのかを、約4年ぶりとなるTAV GALLERYで開催される町田太一個展「OK Warriors – Techniques for Existence」にて、その全てを解き明かしてほしい。 佐藤栄祐 – 名称:OK Warriors – Techniques for Existence 会期:2023年6月16日(金)- 7月9日(日) 会場:TAV GALLERY(東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布4F)[080-1231-1112] 時間:13:00 – 20:00 休廊:月、火 レセプションパーティ:2022年6月16日(金)19:00 – 21:00
2022/02/28
厳しい現実と真実を反映 イラン出身オランダ在住のトリップ・ホップ/オルタナティヴR&BシンガーSevdalizaが新作EP『Raving Dahlia』をリリース。 Sevdalizaはイランのテヘランで生まれ、幼少期に難民としてオランダに移住した。オランダ語、ペルシア語、英語、フランス語、ポルトガル語が堪能で、女子バスケットボールのオランダ代表チームにも在籍していた経験もある。本作『Raving Dahlia』は、女性アーティストが女性として成長する過程で耐えなければならなかったフラストレーションや抑圧から生まれた作品。彼女は音楽業界のスタンダードに従わない女性として、音楽業界を渡り歩くことの厳しい現実と真実を伝える。 Sevdaliza – Raving Dahlia Label : Twisted Elegance Release date : 25 February 2022 Buy / Stream : https://smarturl.it/RavingDahlia Tracklist 1. System 2. High Alone 3. Everything Is Everything 4. The Great Hope Design 5. Human Flow 6. Oh My God (Sleepnet x Sevdaliza Remix)
2021/09/19
アーティストチーム〈Speed〉より 2018年に活動を開始して以来、様々な角度から「ロック」という音楽を探究してきたWaaterが約1年振りに新曲をリリース。 昨年はyuzuha、Psychoheads、RSCらと共に〈Speed〉ととしても精力的に活動。野外レイヴ「PURE2000」などの開催を通してシーンを内側から見ながら制作された今作は、hyperpopやTranceなどエレクトロニックな音楽に影響を受けながら、ルーツであるパンクロックを基軸にしたアグレッシブ且つ大胆なロックサウンドを打ち出した。目まぐるしく変化するデジタル時代に生きる空虚さを、1分半の早急なビートに乗せて歌う。ミュージックビデオの監督、編集はWaater、アートディレクターはJACKSON kaki、カバーアートはKazuma Watanabeが担当。 Waater – SPIDER Release date : 18 September 2021 Stream : https://linkco.re/C1raBeV9
1stアルバム『混乱するアパタイト』CD版発売決定 more
最新EPから「Ash」のアコースティック版がリリース more
Text : つやちゃん more