2024/04/17
黒田零、片山佑香、渡邉早貴、参加
3名のアーティストが参加するグループショー「とても静かだけど、あなたの声は聞こえる It’s very quiet, but I can hear you」が新宿のWHITEHOUSEで開催。脱中心性に基づいた主従の解体を通して、小さく広がる結びつきへの組み替えを試みる企画展。出展作家は黒田零、片山佑香、渡邉早貴の3名。
黒田零、片山佑香、渡邉早貴の3名による本展は、社会の中心へと寄せられる構造によって客体に置かれてしまう存在のささやきに耳を傾け、脱中心性に基づく主従の解体を通した小さく広がる結びつきへの組み替えを試みる。
SNSが身近に発達した時代を過ごす3名は共に、大きなプラットフォームによって個人の身体性をオープンに晒す態度が過剰に要求され、匿名的な存在としてミーム化することが価値としてみなされる環境に違和感を抱く。断絶した社会から持ち帰った事象を再生し小さなコミュニティを形成することを「ネズミの小部屋」と形容し、ひそひそとした小さな声の主体が放つ潜在的な意志の強さを主張する。
作家の主体や意図と組織的・構造的に紐づかれる関係が剥離した環境の構想から、鑑賞者自身の身体や記憶との対話を促すことで理性や合理性に囚われない内的世界の問い直しが図られる。
自己をオープンにできないことを肯定し、身体性によって担保されてしまう通俗的な価値から自己の意志や表現を掬う本展の実践は、大きな関係性の輪から離れることで結ばれる小さなコミュニティのあり方を共に考える機会を育む。
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展示タイトル:
とても静かだけど、あなたの声は聞こえる It’s very quiet, but I can hear you
会期:
2024年4月28日(日)〜5月19日(日)
時間:
平日15:00~20:00
土日祝13:00~20:00
※初日は18:00から開催
開廊日:火金土日祝
会場:WHITEHOUSE(新宿)
住所:〒169-0073 東京都新宿区百人町1丁目1−8
入場料:無料
出展作家:黒田零、片山佑香、渡邉早貴
出展作家(英語表記):Rei Kuroda, Yuka Katayama, Saki Watanabe
キュレーター:原ちけい
インストーラー:石毛健太、涌井智仁
デザイナー: Justin、片山佑香
協力:WHITEHOUSE
主催:零
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[スタートアップ助成]
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黒田零 / Rei Kuroda
1997年生まれ。写真家、映像作家。東京都出身。東京藝術大学修士課程修了。University of Applied Arts Vienna留学。Nikon Photo contest 2021 Grand prize (video)受賞。クマ財団6期生。「循環」「脱(非)人間中心主義」をテーマにマジックリアリズム的物語を生み出しながら表現を追求する。写真、映像を中心に音のパフォーマンスも行う。
片山佑香 / Yuka Katayama
1998年生まれ。立教大学社会学部卒業。絵描き。専門的な美術教育を受けずに独学で油絵を始める。大学にて宗教社会学を学んでいた経験から、時間と記憶、都市と自然、境界などをテーマに制作。また、アウトサイダーという観点からの芸術活動を行うということに制作のアイデンティティを置き、探究を続けている。
渡邉早貴 / Saki Watanabe
1997年生まれ。絵描き。目に見えない自然の力からの誘導、言葉への不信感、家族、記憶の痕跡などから着想を得て作品作りをしている。大学時代にイラストレーションコースに在籍していた経験から、個性(作者の識別可能性)とはなにかについて考えながら制作している。近年の展示に「ジャンクス・ポーツ」 (ANOMALY・東京)2023、「モツレテホドケル」(oil by 美術手帖ギャラリー・東京)2023など。
WHITEHOUSE
category:NEWS
2022/03/10
金と名声のメタファー ドイツとパレスチナにルーツを持ち、ニューヨークのマンハッタンで生まれ育ったシンガーソングライターのAyla D’lylaが、新曲「Money」をリリース。昨年の「Burning Perception」や、Miss Madelineとのコラボシングル「Life Could Be Sweet」に続く、今年最初のシングル。MVでは楽曲のテーマを詩的な方法で体現する。誰もいない客席に向かって歌うポップスター。金と名声のメタファー。 女性の痛み。彼女は意図的に退屈そうにこの曲を伝える。「この曲はまさにあなたが思っているような曲。私を含め、人生の多くの女性は、男性との関係で常に感情的に満たされていないと感じている。率直に言って、私たちはあなたのお金が欲しいだけです。」- Ayla D’lyla Ayla D’Lyla – Money Label : Snafu Records Release date : 2nd March 2022 Stream : https://ayladlyla.ffm.to/money
2024/01/26
1/28 Arai Associates 写真映像を中心に東京で活動するアーティスト黒田零と北海道知床在住で狩猟をしながらアーティスト活動している川村喜一の2人による現在開催中の展示「心臓に毛皮を纏い」” Lest our hearts grow cold ” の展示最終日にクロージングイベント「Quiet prayer noise」が開催。 国内外のimprovisation界で活動し、Keith Roweや大友良英らともコラボしている杉本拓や、ソロとして初ライブを行うHomie Homisideのギターnoëlle、さらにアーティストとして活動している渡邉庸平、高橋臨太郎、映像作家の斎藤玲児の3人で結成されたインダストリアルな音楽集団Big Dragons、実験的なメンバーが揃う。 会場はライブハウスやクラブでは無く、元工場でコンクリート、鉄骨や金属面が露出した壁面が残る建物だ。静寂さや展示空間ともコミュニケーションをとりながら各演者達による普段と少し違う音が展開され、祈りとしてのノイズがその場にあるものたち、存在と絡み合いながら響く現象を起こす༄ 会場は寒いので温かいホットワイン等をbar p control の2人が用意する。 また、会場には募金箱を設け、売り上げが出たらパレスチナ、石川への募金に当てる。 – closing event 1/28 18:30-22:00 ¥2000 / Under25 ¥1500 Arai Associates 5-6-11 Kotobashi,Sumida-ku,Tokyo https://araiassociates.com/ Act Jan Urila Sas Big Dragons Prius Missile noëlle Theo Francesco 0:brei Rench Kee Taku Sugimoto Photographer FUJI Drinks BAR P CONTROL Flyer Kan igo “Quiet prayer noise” 今回の展示のクロージングイベントを行います✧✧✧ どうしようもない事ばかりが起こる世界のなかだからこそ熱をもっている人たちにお願いしました。 ✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧✧ ・展示は18:00までです ・会場周辺は住宅街です。会場外での滞留、騒音、喫煙、飲酒、その他近隣への迷惑となる行為はご遠慮ください ・再入場できません ・喫煙は指定の場所でお願いします 展示概要 「心臓に毛皮を纏い」 ” Lest our hearts grow cold “ 川村喜一 Kiichi Kawamura 黒田零 Rei Kuroda 2024年1月12日(金)~1月28日(日) 月・火曜 休廊 13:00-19:00 Arai Associates 〒130-0022 東京都墨田区江東橋5丁目6−11https://araiassociates.com/ ————— ” Lest our hearts grow cold
2024/10/31
12月にアジアツアー開催 靄に包まれたシューゲイズに寄り添う。サンフランシスコ拠点に活動する19歳のWisp。デビュー曲「Your face」がヴァイラルし、巨大なファンダムを形成。2023年12月には初めてのライブを行った。今年リリースされたデビューEP『Pandora』に続くニューシングル「I remember how your hands felt on mine」をリリース。ヴィジュアライザーを公開。12月にはアジアツアーを控えている。 「”I remember how your hands felt on mine” は、過去の人間関係や経験を回想し、手放して前に進むべきかどうかを議論しています。もし手放したら、その感情は二度と存在しなくなるのではないかという恐怖の中で、物事にしがみつく気持ちを表しています。」 Wisp – I remember how your hands felt on mine Label : Interscope Records Release date : October 31 2024 Stream : https://wisp.lnk.to/iremember
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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SoundCloud発、中国ラップスター more