2023/08/14
韓国・仁川の謎めいた声と何か
韓国・仁川の謎めいた声と何か。jinninは、2000年代のKポップ・ノスタルジアとインターネット・ミュージックの生々しい電子的エネルギーを取り入れた独自のサウンド・アイデンティティを通して揺るぎない自信を得た。
jinninの音楽は、過去と現在のシームレスな融合であり、彼女自身の旅と経験を映し出す。その豊かな芸術性は我々をパラレルワールドに誘う。
彼女が音楽の世界に足を踏み入れたきっかけは、SoundCloudでお気に入りのミックスをシェアすることだった。絶え間ない情熱で、彼女はプロデューサーとして、またヴォーカリストとして、大胆に芸術の地平を探求し、広げていく。彼女の抱える使命はリスナーが彼女のサウンドを通して、微妙で定義できない感情のデリケートな風景をナビゲートできるようにすること。
彼女はポップのデリケートな領域を巧みに操り、サウンドに生と深層電子のエネルギーを吹き込む。それは地球の核から湧き上がる、彼女の音楽の熱は泡立ち、噴出し、魅惑的な聴覚体験へと結晶化する。
jinnin – Sleet Comes down
Label : Perpetual Care
Release date: September 8, 2023
Bandcamp : https://jinnin.bandcamp.com/album/sleet-comes-down
Tracklist
1. Bonbon
2. Sleet Comes Down
3. Butler
4. Celebrate
Creative direction by: Joel Eel
Artwork Illustration by: Sarah Lim
Press Photos by Jihyun Woong
All tracks written, recorded, produced by: jinnin
Except track 3: written, recorded, produced by: jinnin, Water Clear
Additional production by: Water Clear on tracks 1 & 4
All tracks mixed by: Joel Eel
Mixing Assistant: Leevisa
All tracks mastered by: Enyang Ha at Urbiks Music
category:NEWS
tags:jinnin
2025/03/27
トラウマとの対峙、カタルシスも解決もない jinninの音楽は、コントロールの殻を破り、その下の生々しい神経を露出させる。彼女のサウンドはトラウマとの対峙であり、埋もれた記憶、被害の連鎖、吸収され、目撃され、暴力の執拗な発掘。ここにはカタルシスの幻想も解決もない。ただ、破壊と再生の可能性の間の緊張があるだけ。 彼女の前作となるEP『Sleet Comes Down』では、癒されていない傷を美学化し、歪んだレンズを通して記憶を再構築しようとした。シングル「Goner」では、喪失や痛み、死、それらの変容のプロセスを裸にする。アウトロの歌詞にある「足がなくなって、代わりに義肢をつけた」は比喩以上のマニフェスト。かつてあったものに戻ることはなく、ただ残骸から新しいものを創造する。 それでもjinninは自己破壊を見世物にすることに警戒心を抱いている。彼女は音楽を単なる苦しみの器としてではなく、変容が根付く空間として捉える。痛みは美学ではなく、降伏を要求するのではなく、再生の可能性を示唆する敷居。音楽的には、jinninの世界は両極端に存在する。洞窟から聴こえてくる歪んだシンセとベースとノイズの壁が、もろくも結晶のようなメロディーへと崩壊していく。反復と崩壊が一つに溶け合い、自己消去と再構築の絶え間ないサイクル。彼女は罪悪感から逃れようとするのではなく、罪悪の中に存在し、意味を書き換えることのできる空間を切り開こうとしている。 jinnin – Goner Label : Perpetual Care Release date: March 27, 2025 Bandcamp : https://jinnin.bandcamp.com/album/goner-single Tracklist 1. Goner 2. Rip B All tracks written, recorded, produced by: jinnin Additional Production by: Water Clear Mixed by: Joel Eel Mastered by: Gustav Brunn @ GG All In Audio Art Direction by: jinnin Artwork Illustration by: Mitchel Peters
2022/04/11
帰郷と苦痛 旅と自然の風景からインスピレーションを受ける北カリフォルニアのレーベル〈Mirae Arts〉からコンピレーションアルバム『Spring Snow』のリリースが発表。5月27日にレコードとデジタルでリリースされる。先行で、Jiyoung WiとLi Yileiの楽曲が公開されている。 『Spring Snow』は、異なる文化や音楽的背景を持つ8人のアーティストが、「ノスタルジア」という言葉について自由に解釈して楽曲を制作した。ノスタルジアという言葉は、ギリシャ語のnostos(帰郷)とalgos(苦痛)に由来する。Jiyoung WiとLi Yilei以外には、Lucy Liyou、Sawako、Gonima、Forest Management、Gaël Segalen、Evicshenが参加。 VA – Spring Snow Label : Mirae Arts Release date : 27 May 2022 Pre-order : https://miraearts.bandcamp.com/album/spring-snow Tracklist 1. Li Yilei – SHI 2. Lucy Liyou – Philadelphia Orchestra Is Playing Ravel 3. Sawako – Yumemi Light 4. Gonima – Euphoria 5. Forest Management – Seven Years Ago 6. Jiyoung Wi – White on White 7.
2025/07/08
東京は松丸契、大阪はALTZ 寄せては返す永遠のリフレイン、襲い来る陶酔のノスタルジア。世界中から高い評価を受けている2ndアルバム『caroline 2』を提げて初来日ツアーを敢行するロンドンの8人組caroline。 来日公演のサポートアクトとして東京は松丸契、大阪はALTZに決定。東京公演は既に完売。大阪公演のチケットの確保もお早めに、とのこと。 『caroline 2』は、CD、LP、デジタル/ストリーミング配信で絶賛発売中。国内盤CDには解説書・歌詞対訳が封入されボーナス・トラックとして「_you never really get that far_」「Before you get home from the club bathroom」の2曲が追加収録。輸入盤LPは、ブラック・ヴァイナルと数量限定の解説書・歌詞対訳が封入された日本語帯付きブラック・ヴァイナルに加え、完全生産限定となるバンドロゴ入りのTシャツセットもCD/LP両フォーマットでリリース。 caroline Japan Tour 2025 TOKYO – 2025.09.03(WED) – WWW X SOLD OUT OSAKA – 2025.09.04(THU) – BANANA HALL SUPPORT ACT:松丸契(東京)、ALTZ(大阪) OPEN 18:00 / START 19:00 前売:8,000円 (税込 / 別途1ドリンク代 / オールスタンディング) ※未就学児童入場不可 《大阪公演》 イープラス [ https://eplus.jp/caroline2025/] チケットぴあ [ https://w.pia.jp/t/caroline2025/] LAWSON TICKET [ https://l-tike.com/caroline2025/] BEATINK [ https://beatink.zaiko.io/e/caroline2025osaka] INFO: SMASH WEST 06-6535-5569 https://smash-jpn.com/ 公演詳細ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=15067 caroline – caroline 2 Label : Rough Trade Records / Beat
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