2023/07/24
2つの言語は闇と光を象徴する
アニメ『ベッカムに恋して』、オールドスクール・ヒップホップで育った彼女のMISOVERSE(自らの世界)は文化や世代を超えたものの融合で、女性らしさ、女性のエンパワーメント、ハーフをめぐるテーマを探求している。イギリス人の父と日本人の母との間に生まれ、ロンドンを拠点に活動するMiso Extraが2nd EP『MSG』と1stEP『Great Teste』をカップリングした日本独自企画盤を発売する。
Miso Extraという名前は、彼女がイギリスで経験した人種差別に由来する。二重国籍であることから、「Me so horny(私はムラムラしている)」などと嘲笑されていた、そして彼女はこのフレーズを「Me so extra(私はエキストラ)」、つまりMiso Extraと言い換えた。
EP『MSG』は、味の素にちなんで名付けられた。『Great Taste』に続き、Miso Extraは『MSG』を「耳のためのうま味」と表現。英語と日本語のラップは、2つの言語を使うことで闇と光を象徴し、陰と陽を作り出している。イギリスでは、ほとんどの人が英語を理解し、日本語を理解する人は少数派。MISOVERSE(自らの世界)では、英語は表面的な喜びを表現するために使われ、内面的な葛藤や深い自己反省は日本語を通して伝えられる。
Miso Extra – MSG + GREAT TASTE
Label : BIG NOTHING / ULTRA-VYBE
Release date : September 20 2023
Tracklist
1. 50/50
2. Space Junk
3. R10
4. Wise
5. SC Club
6. Adventures of Tricky N Duke
7. 1013
8. Deep Fried
9. Great Taste
10. Tadori
category:NEWS
tags:Miso Extra
2021/09/23
アコーディオンとオールドスクール・ヒップホップ イギリス人の父と日本人の母との間に生まれ、ロンドンを拠点に活動するアーティストMiso Extraが、デビューシングル「Adventures Of Tricky ‘N’ Duke」に続く新曲「1013」をMVと共にリリース。 アニメ、『Bend It Like Beckham(邦題:ベッカムに恋して)』、オールドスクールなヒップホップで育ったMiso Extraは、イギリスと日本の文化的アイデンティティと女性の力強さなどを融合させ、楽曲に反映させている。アコーディオンのループが印象的な今作はデビューEP『Great Taste』に向けての2ndシングル。 「社会の中で直面する不公平さに対する不満や幻滅をテーマにしています。そして、この曲はデジタルな自分に夢中になっている世界の中で、自分の声を見つけることへのフラストレーションを表現しています。」 – Miso Extra https://youtu.be/rnxMrX-arn4 Miso Extra – 1013 Label : Beatnik Creative Release date : 21 September 2021 Stream : https://pias.ffm.to/4ebm8dk
2023/09/27
デビューアルバム『Revanchist』より 寡作のトランスカリスマ。初期はウィッチハウスの代表的なアーティストを何組も輩出したレーベル〈Tri Angle〉(10年代インディブログ時代の代表的なブログの一つ「20jazzfunkgreats」のライターRobin Carolanによってスタートしたレーベル。2020年に閉鎖。)から作品をリリースしてきたUKのプロデューサー、Evian Christがデビューアルバム『Revanchist』より、先行シングル「Nobody Else」をリリース。 「Nobody Else」は、クラシックなバレアリック・トランスと、それに付随するイメージやカルチャーに敬意を表している。Clairoの「North」をサンプリングした壮大なブレイクダウンは、本アルバム全体において最大級のインパクトを放っている。 アルバム『Revanchist』はゲストボーカルにはBladeeとMerelyが参加。カバーアートワークは、Oneohtrix Point Neverやblack midiの作品も手掛けてきたグラフィックデザイナーDavid Rudnickが担当。 8曲を収録した『Revanchist』は、トランスに潜在する、陶酔を超えた崇高な感覚を呼び起こす衝撃的サウンドになっている。2020年に発表されたシングル「Ultra」に続く作品で、抽象的かつ破壊的なサウンドメイキングを駆使し、エヴィアンの新たな才能を示した画期的な〈Warp〉デビュー作である。『Demiurge』時代のエンプティセットから、ウィリアム・オービットがプロデュースしたマドンナの『Ray Of Light』、ライバッハの「Across the Universe」といった全く異なるスタイルの音楽からの影響を大胆に取り入れ、DJサシャの『Xpander EP』インスパイアされたミキシングとサウンド・デザインを通して高度に様式化されたアプローチで、一つの作品にまとめ上げている。 『Revanchist』のアルバム・アートワークは、長年のコラボレーターであり、世界的なグラフィック・デザイナーであるDavid Rudnickがデザインし、19世紀のノルウェーの風景画家ラーシュ・ヘルテルヴィーグとイギリスのビデオ・アーティスト、クリス・バックロウの作品をフィーチャーしている。クラシックなトランスのシングル作品のアートワークにインスパイアされたこの限定盤CDは、ジュエルケースに直接スクリーンプリントを施した豪華仕様となっている。LPは、初回生産が1000枚のみの限定盤となり、スクリーンプリントされた外袋にインナースリーヴに入ったLPと両面印刷が施されたポスターが封入される。 Evian Christ – Revanchist Label : Warp Records Release date : October 20 2023 Pre-order: https://warp.net/revanchist https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13657 Tracklist 1. On Embers 2. Yxguden (ft. Bladee) 3. The Beach 4. Nobody Else 5. Silence 6. Xkyrgios 7. With Me (feat. Merely) 8. Run Boys Run
2021/01/14
新作ミックステープより Tik Tokで楽曲がヒットし、注目を浴びることになったAshnikkoは自己愛と女性のエンパワーメントをテーマとする楽曲を発表し、そのパフォーマンスはジェネレーションZの新たな象徴として支持されている。 そんなAshnikkoが、初音ミクとのコラボレーションシングル「Daisy 2.0」に続き、2月19日にリリースを予定しているミックステープ『Demidevil』から収録曲「Deal With It (feat. Kelis)」をMVと共にリリース。今作はKelisの1999年の名曲「Caught Out There」を公式サンプリングした楽曲となり、Ashnikkoは「(Kelisをサンプリングすることは)夢が叶ったようなもの、私の子供の頃の音楽のヒーロー」と語っている。また、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を彷彿とさせる海賊をテーマにしたMVも公開。 他にもミックステープには、アヴリル・ラヴィーンへのオマージュである「L8r Boi」など、90年代後半から2000年代初期の女性アーティストへのリスペクトを込めた楽曲が収録され、さらにPrincess NokiaやGrimesも参加。現在オフィシャルサイトでは、Tシャツ、レコード、カセット、マスクなど多数のバンドルが予約可能となっている。 Ashikko – Deal With It (feat. Kelis) Label : Parlophone Release date : 12 January 2021 Stream : https://ashnikko.lnk.to/DealWithIt Ashnikko – “Demidevil” Label : Parlophone Release date : 19 February 2021 Pre-order : https://www.ashnikko.com/ Tracklist 1. Daisy 2. Toxic 3. Deal With It (feat. Kelis) 4. Slumber Party (feat. Princess Nokia) 5. Drunk With My Friends 6. Little Boy 7. L8r
人生を回想して見えた深層心理作品
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