2023/07/13
収益の一部はTrees For Sakamotoへ寄付
「アンビエントは僕の手を離れた」とブライアン・イーノが言うほど、アンビエント・ミュージック(環境音楽)の解釈は広がっている。その中で坂本龍一が求めた「環境、音楽、音」は何であったのか。坂本龍一の共演者らによって集められた追悼盤により、その一部が解き明かされる。41名の音楽家が参加。全未発表曲39曲。3ヶ月間の限定公開
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このコンピレーションは坂本龍一氏が2000年から晩年にかけて関係の近かった音楽家や、共作・共演者らによる追悼盤です。非楽器音を用いた静寂をもたらす音楽を『Micro Ambient Music』と称し、国内外の41名の音楽家の賛同を得て実現しました。この追悼盤は、坂本氏もリリースのあるニューヨーク「12K」のレーベルメイトが中心となって、知人友人に楽曲の提供を受け作成されました。どこのレーベルからでもなく、セルフリリースされる音楽家たちの有志による追悼作です。
坂本氏の評価はYMOやアカデミー賞に集まりますが、氏の思想や音楽の真価は、それ以降の作品群にも色濃く現れています。この追悼盤では、特に晩年の氏と関係の近かった音楽家たちに、焦点が当てられています。非楽器音を中心とした音楽から、楽器音を中心とした音楽へ。その追悼の音たちは、ごく自然に・穏やかに、必然的な調和の中で、ひとつの作品として配列されました。
絶え間なく行われている自分自身の呼吸のごとく、意識を向ければ、そこには美しさの発見があり、生活の背後に流せば、静寂と落ち着きをもたらします。聴けば聴くほど、じんわりと沁みてくる5枚組3時間56分。
坂本龍一の残した音は、ここからもまた広がり続ける。
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坂本龍一 追悼盤『Micro Ambient Music』
5枚組セット:5,500円 / 1タイトル:1,800円
※収益金の一部はTrees For Sakamoto (https://trees4skmt.org/)に寄付されます。
[公開期間]2023年7月13日 (木) 〜2023年10月31日 (火)
※変更の可能性もございます。
[特設サイト]http://microambientmusic.info/
[企画・制作]Tomoyoshi Date https://tomoyoshidate.work
[協力]KAB Inc., Commmons
Tracklist
1. Tetuzi Akiyama – Transparent Encephalon
2. Otomo Yoshihide – Moonless Night
3. Sachiko M – to the sunny man
4. Toshimaru Nakamura – nimb#75
5. David Toop – Hearing Cries From the Lake
6. Rie Nakajima and David Cunningham – Slow Out
7. Lawrence English – It Is Night, Outside
8. Kazuya Matsumoto – ice
9. Shuta Hasunuma – FL
10. Takashi KOKUBO – Rainforest soloist
11. Miki Yui – Hotaru
12. Tomoko Sauvage – Weld
13. Christophe Charles – microguitar
14. Alva Noto – für ryuichi
15. Yui Onodera – Untitled #1
16. Marihiko Hara – extr/action
17. ASUNA – Elephant Eye
18. SUGAI KEN – Swallow & Electronic Swallow (2023 rainy season)
19. Hideki Umezawa – Sculpting in Time
20. AOKI takamasa – UKIYO 浮世
21. Stephen Vitiello – Motionless Wings
22. Sawako – Tokyo Rain Forest 35°40’25”N 139°45’21”E
23. Tujiko Noriko – I’ll Name It Tomorrow
24. ILLUHA – Gratitude
25. Christopher Willits – Study for Sakamoto (March 2023)
26. Tomotsugu Nakamura – backward to blue
27. Kane Ikin – Pulsari
28. Bill Seaman – Tears Namida 涙
29. Tomoyoshi Date – Placement of the drops
30. Federico Durand – Alguien escribió su nombre en el vidrio empañado
31. Marcus Fischer – Overlapse
32. Taylor Deupree – A Small Morning Garden
33. Ken Ikeda – Circulation
34. Chihei Hatakeyama – Mexican Restaurant
35. Stijn Hüwels – Shinsetsu
36. hakobune – hotarubune
37. Ian Hawgood – Morning / Evening Context
38. Nobuto Suda – A memorial piece for Ryuichi Sakamoto
39. The Factors – 0601am Rain Forest
Artwork : Rikako Nagashima (village®)
Web Design : Yukico Shinoda
category:NEWS
tags:坂本龍一
2021/12/04
坂本龍一とのコラボレーション曲「Sanctuary」収録 Arcaがキックシリーズ『ii』『iii』『iiii』を今週一挙リリースし、さらに最後のサプライズとして『kiCK iiiii』をリリース。キックシリーズが完結した。 全12曲の『kiCK iiiii』には、以前にもリミックスでコラボレーションを行なったことがある坂本龍一をフィーチャーした「Sanctuary」が収録されている。 Arca – kiCK iiiii Label : XL Recordings Release date : 3 December 2021 Stream : https://arca.ffm.to/iiiii5 Tracklist 1. In the Face 2. Pu 3. Chiquito 4. Estrogen 5. Ether 6. Amrep 7. Sanctuary 8. Tierno 9. Músculos 10. La Infinita 11. Fireprayer 12. Crown
2022/01/24
宇多田ヒカル、坂本龍一、初音ミクの影響 メルボルンを拠点に活動するKatie Deyが新作アルバム『forever music』を発表。アルバムから新曲「unfurl」と「real love」を公開し、「real love」のMVも合わせて公開した。Laura Les (100 gecs)やDanny L Harleが参加したリミックスアルバム『Urdata』に続く新作についてKatie Deyは次のように語っている。 「forever musicは、音楽の永遠の力と女性同士の純粋な愛についてです。できるだけ長く生き続けること、すべての確率に対して反抗すること、あなたを傷つけるために作られた世界で生命を脅かす病気を通して、あなたが最も愛する人々の世話をするために可能な限り小さなことを行うことについて。今まで作った音楽の中で最も脆弱でストレートな音楽だと思う。私の声はフィルターを通さずにドライだし、曲作りとプロダクションは最小限にとどめようとした。Tori Amos、宇多田ヒカル、プリンス、坂本龍一、Regina Spektor、JPEGMAFIA、初音ミク、などのミュージシャンからインスパイアされました。この作品は、オーストラリアのメルボルンにある私の自宅で、自分で作曲、演奏、制作、ミキシング、マスタリングを行ったものです。」 katie dey – forever music Release date : 28 January 2022 Bandcamp : https://katiedey.bandcamp.com/album/forever-music Tracklist 1. unfurl 2. real love 3. no love for songs 4. fuckboy 5. sharp teeth 6. equidistant 7. impossible 8. happy girl 9. forever music 10. rot with me
2021/02/14
2/14 4:30PM (PST) ノンバイナリーエンジェルDJ、Luloが主催するLAのパーティー「HEAV3N」がバレンタインデーにSOPHIEの追悼オンラインパーティーを開催する。 「HEAV3N」は、コロナウィルスによる世界的なパンデミック以降も積極的にオンラインパーティーを開催。100 gecs、Ashnikkoなどがこれまでに出演し、世界中のユースやLGBTQIA+コミュニティから支持されてきた。今回は先日、不慮の事故で亡くなったアーティストであり、LGBTQIA+のアイコンSOPHIEの追悼オンラインパーティーを開催する。Alice Glass、Allie X、BABYNYMPH、BAYLI、Biqtch Puddiń、Brooke Candy、Chase Icon、Goth Jafar、Jessica Messica、LIA LIA、MISS TOTO、Namasenda、Santi Storm、Slayyyter、That Kid、Uffieなどに加え、スペシャルゲストの出演も控えているようだ。 日本時間では2月15日の午前9時30分から。Twitchでの配信に加え、一緒に踊りたいエンジェル達の為にZoom配信も用意されるとのこと。ZoomコードはHEAV3NのInstagramのストーリーズにてイベント開始と共に公開される。 Stream : https://www.twitch.tv/heav3nparty
レーベル第一弾作品は後日発表
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