2023/05/24
10代の頃に好きだった音楽と共に
ジャズ、エレクトロニカ、UKベース・ミュージック、アンビエントなど、様々な音楽性を内包したクロス・オーバーな作風で人気を博す北ロンドンの異能、Loraine James。昨年行われた初の来日ツアーが完売となり、ここ日本でも大きな注目を集める彼女がコード9率いるUK名門〈Hyperdub〉から3枚目となる最新アルバム『Gentle Confrontation』を9月22日にリリースすることを発表、アルバムからのリードシングル「2003」がMVと共に公開。
本作は、彼女の過去と現在をつなぎ、彼女自身にとっての新しい章を開く作品。この作品は彼女が10代の頃に好きだったDNTEL、Lusine、Telefon Tel Avivのようなエレクトロニカ、IDM、そしてマスロック、エモーショナルなエレクトロニック・ミュージックを聴きながら制作が行われ、気だるさや楽しさ、様々なフィーリングを感じさせる仕上がりとなっている。シカゴ出身のシンガーKeiyaA、ニュージャージーのバンドVasudevaでギタリストとして活躍するCorey Mastrangelo、〈PAN〉からのリリースで注目を集めたピアニスト/SSWのMarina Herlop、Vegyn率いる〈Plz Make It Ruins〉から昨年リリースした作品が注目を集めたロンドンのGeorge Riley他、これまで以上に多くのゲストを起用している。
『Gentle Confrontation』は、人間関係(特に家族関係)、理解、少しの優しさ、気遣いをテーマにしており、水のような柔らかい質感のアンビエンスが漂う中で、ポリリズムやASMRなビートが広げられたエレクトロニック・ポップ・ミュージックの新たな地平を開く。マスタリングはTelefon Tel AvivのメンバーJoshua Eustisが手がけ、シャバカやキング・クルールを手がけるDilip Harrisがミックスを担当した。
最新作『Gentle Confrontation』は9月22日にCD、LP、デジタルと各種フォーマットで発売。CDには、LPに収録されないボーナス・トラック「Scepticism with Joy ft. Mouse on the Keys」が収録される。また、国内流通仕様盤CDには解説が封入される。
Loraine James – Gentle Confrontation
Label : Hyperdub
Release date : September 22 2023
Mixed by Dilip Harris
Mastered by Joshua Eustis
Sleeve Design Noah Baker
Photography Ivor Alice
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13437
Tracklist
1. Gentle Confrontation
2. 2003 02:39
3. Let U Go ft. keiyaA
4. Deja Vu ft. RiTchie
5. Prelude of Tired of Me
6. Glitch The System (Glitch Bitch 2)
7. I DM U
8. One Way Ticket To The Midwest (Emo) ft. Corey Mastrangelo
9. Cards With The Grandparents
10. While They Were Singing ft. Marina Herlop
11. Try For Me ft. Eden Samara
12. Tired Of Me
13. Speechless ft. George Riley
14. Disjointed (Feeling Like A Kid Again)
15. I’m Trying To Love Myself
16. Saying Goodbye ft. Contour
17. Scepticism with Joy ft. Mouse on the Keys
category:NEWS
tags:Loraine James
2022/04/21
特定の心の状態を表現 TSVI & Loraine Jamesによる5曲入りコラボ作品『053』のリリースが発表。レコードの予約が開始している。 特定の心の状態を表現したという作品から「Observe」と「Trust」がダブルシングルとして配信開始。〈Young Turks〉内においてホワイト盤をリリースするサブレーベルとしてスタートし、2020年に〈Whities〉から改名したレーベル〈AD 93〉からリリースされる。 TSVI & Loraine James – 053 Label : AD 93 Release date : 13 May 2022 Pre-order : https://ad93.lnk.to/053 Tracklist 1. Gloom 2. Awaiting 3. Eternal 4. Observe 5. Trust Mastered by Kassian Troyer Artwork designed by Dimitri Erhard
2023/04/26
絶対的な自由と、それを失う恐怖 2010年代、当時の所属レーベル〈Captured Tracks〉と共に “インディ” を牽引してきたBeach Fossilsがニューアルバム『Bunny』を6月2日にリリース。6年ぶりとなるアルバムは、フロントマンDustin Payseurのパーソナルな世界観と感情とリリックと共に反映されている。家族の闘病生活、父親になることの喜び、友人と車の窓を開けてタバコを吸うことなど。 そんなアルバム『Bunny』から3作目となるリードシングル「Run To The Moon」がMVと共に公開。このシングルはDustin Payseurが娘の誕生を祝う作品となっている。これまでのウェットなシングル「Don’t Fade Away」「Dare Me」に比べ、日差しがゆっくりと差し込んでくるような陽性の楽曲となった。 「絶対的な自由と、それを失う恐怖、しかし、よりリアルに感じられる方法で自分自身を利用することについて。」 – Dustin Payseur Beach Fossils – Bunny Label : Bayonet Records Release date : June 2 2023 Pre-order : https://bayonet.nyc/bunny Tracklist 1. Sleeping On My Own 2. Run To The Moon 3. Don’t Fade Away 4. (Just Like The) Setting Sun 5. Anything Is Anything 6. Dare Me 7. Feel So High 8. Tough Love 9.
2021/03/17
距離が必須の時代における親密さと繋がり Ziúrの音楽は常に分類することが難しい。〈Planet Mu〉などで作品を発表してきたベルリン拠点のDJでプロデューサーZiúrが、3rdアルバム『Antifate』のリリースを発表。 〈PAN〉からリリースされる今作は、いたるところでワインが流れ、家がケーキで作られているようなユートピアであり、「神話の国」を抽象的に表現している。Ziúrはドラムやギターを演奏し、歌い、全10曲のエレクトロニック・ミュージック・ファンタジーを創作した。これは距離が必須の時代において、親密さと繋がりのアイデアを軸にした幻想的かつ人間的なサウンドトラック。 Ziúr – Antifate Label : PAN Release date : 7 May 2021 Order : https://pan.lnk.to/Antifate Tracklist 1. Alive, Unless? 2. Orange Cream Drip 3. Antifate 4. Gravity’s Gravity, Clout Is Clout 5. Fringe Casual 6. Aid Is What It Is 7. Sister Lava 8. Aka Doctor Opp 9. The Dip 10. The Carry
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