2023/03/03
電気の花が咲き、葉が輝く
電気の花が咲き、葉が輝く。オランダ・アムステルダムのアーティストupsammyは、常に変化する曖昧な環境と、異なる生態系の中に奇妙なパターンを発見する感覚に興味を持っている。5月5日にPANからリリースされるアルバム『Germ in a Population of Buildings』は電子音響のリズムとフィールドレコーディングや環境音を組み合わせて制作された。
土地をねじ曲げる造園家のような好奇心。その場所の最も認識しやすい表面的な特徴を超えて、微視的で巨大なものを生息させるために、自分自身を拡大したり縮小したりしていることに気づく。作品は、フィールドレコーディングや環境音を集め、振動する電子音響のリズムや不安定でサイケデリックなテクスチャーに仕上げていった。
脆いリズムと微かにメランコリーなシンセ、upsammyの歪んだ声、それらのパターンは音が発展するにつれ、互いに変化し、前のものを壊し、装飾された残骸の上に建物を建てる。upsammyのサウンドデザインは、ハイパーアクティブなベースミュージック構造の中を流動し、あらゆる場面で期待を抽象化する。彼女のサウンドは、しばしば囁くように静かでありながら、重い石材が落ちてきて構造を破壊したり、ガタガタと振動している。識別可能なリズムが背景に沈むと、それらは幻となり、現実世界と電子世界の間で変容していく。upsammyは訪れた場所ごとのハーモニーを考慮することで、彼女が生きてきた経験をデジタルで融合させたようなユニークなトポロジーを構築することができている。この作品は、風景を平らにすることよりも、その山や谷を検証することに関心がある時代における、思慮深い選択肢となった。
upsammy – Germ in a Population of Buildings
Label : PAN
Release date : May 5 2023
Pre-order / Stream : https://pan.lnk.to/BeingisaStone
Tracklist
1. Being is a Stone
2. Constructing
3. Ergo Dynamic Tree
4. Green Lung
5. Germ in a Population of Buildings
6. Patterning
7. Asphalt Flows
8. Soft Sand
9. Square to Sphere
10. Metro Snake Whispers
category:NEWS
tags:upsammy
2022/09/29
デビューアルバムより Calum Xは、サーカスを舞台に奇妙な夢の世界へ魅了されていく物語を描いた新曲「House of Puppets」を、近日発売予定のデビューアルバム『Daydreamer』から2ndシングルとしてリリース。 マーチングバンドのドラムとワルツのリズムのアコーディオンで、過去の伝統的なサウンドと現代の電子プロダクションを融合させ、ダークで不気味なオルトポップミュージックを完成させた。「House of Puppets」は、孤独なリングマスターが夢の中に出てきて、彼の奇妙で小さな人形が動かすパレードの世界に人々を驚きと興奮で引き込もうとするお話。それでは「House of Puppets」の世界を覗いてみましょう。 Calum X – House of Puppets Release date : 29 September 2022 Stream : https://calumx.ampl.ink/hop
2020/09/28
10月4日リリース プラハを拠点に活動しているOndřejとWimによるレーベル/コミュニティ〈Genot Centre〉からadammmmmmmmmmmmに続き、Euglossineのニューアルバム『Blue Marble Agony』が発表。 これまでに〈Orange Milk〉〈Hausu Mountain〉などの作品をリリースしてきたEuglossineはフロリダ州ゲインズビルを拠点にするコンポーザーTristan Whitehillによるプロジェクト。今作は、ジャズ/フュージョン、変異体的シンセレイヤー、エモーショナルなビデオゲーム・ミュージック、ポスト・プログレ、そして美麗なギターアルペジオが世界観を構築するドーム型の都市のようだ。この摩訶不思議なユートピアに住んでみたい。マスタリングはFire-ToolzことAngel Marcloid、カセットでもリリースする今作のアートワークの全てはLenka Glisníkováとh5io6i54kが担当している。 Euglossine – “Blue Marble Agony” Label : Genot Centre Release date : October 4 2020 Bandcamp : https://genot.bandcamp.com/album/blue-marble-agony Tracklist 1. Skyblight 2. Zea Field Infinity 3. Brains In The Vat 4. Ego Chaise 5. N-tropic 6. No Species 7. Blue Marble Agony 8. Eco Fascist Dethroned 9. Tubingensis Mould Produced by Tristan Whitehill Designed by Lenka Glisníková & h5io6i54k Mastering by Angel
2021/10/12
私たちの種を繋ぐエネルギーの感覚 中国をルーツに持ち、ベルリンを拠点に活動するアーティストKloxiiと、TurboやBoys Noize Recordsといったレーベルから作品を発表してきたプロデューサーPiloが、メロディ、ハーモニー、リズムの領域を探求するコラボレーション・アルバム『MUON』のリリースを発表。 独自の歌唱法を身につけ、中国の伝統を織り交ぜてレフトフィールド・エクスペリメンタル・ポップを制作するKloxiiが、Piloに最初に出会ったのはダウンタウン・ロサンゼルスにある橋の下で、ガバやハードコア・レイヴ・ミュージックが鳴り響いていた時だった。2019年、KloxiiとPiloは、ラップトップとヘッドフォンだけで初めて一緒に音楽を制作を開始。創造性を共有し、「YOU DON’T KNOW ME」と「WO」はこのセッションで生まれた。 2人は互いの共通点を幾重にも発見することで、さらに友情を深めていった。世界の様々な場所でアルバムを制作している間に隔離されたことで、音楽に専念する時間だけでなく、一連の孤立した感情を共有することができ、自分自身、お互い、そして周りの世界に対する理解を深めていった。 何年にもわたって行われたセッションを経て、Piloのレーベルである〈Motor Reflex〉から11月15日にリリースされるアルバム『MUON』。このアルバムは、KloxiiとPiloの生きることへの意図、そして地球上のすべての人間の中に存在する意図へのラブレター。振動や周波数を通じて、私たちの種を繋ぐエネルギーの感覚。 Kloxii & Pilo – MUON Label : Motor Reflex Release date : November 15th, 2021 Tracklist 1. ANAMNESIS 2. TATA 3. TATA II 4. COMET MOTH 5. MELODY BE THE DEATH OF ME 6. INNOSENSE 7. YOU DON’T KNOW ME 8. MUON 9. WO 10. EVEN THOUGH 11. LUCID IN A BRIGHT LIGHT
マビ子(ゴスパンクVer.)ルック公開
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4/8 WWW+WWWβ / 4/9 CIRCUS Osaka