2022/08/26
DISCIPLINE PRODUCTIONより
東京のポストパンクバンド・Ms.Machineのギタリスト/コンポーザーであり、Discipline Djsの構成員、イラストレーター、SOM4
WITCH HOUSE…その妖しくも美しい呼び名が指し示す音像は、2010年代のインターネット最深部で誕生し、まさに情報化された魔女たちが魔術を振り撒くかの如く、瞬く間に世界中の耳の早いリスナーを虜にしていった。そして誕生より10年余りの時が流れ、その魔術の余波は人知れず、ここ日本・東京にも継承され、1人のアーティストによって1つの作品として昇華された。
多重録音された儚げな声のレイヤーとポスト・トランスなシンセサイザーのリフ、インダストリアルなビートによって錬成された真っ白なサウンド。決して過ぎ去った日々へのノスタルジーではなく、その先への更新、POST WITCH HOUSE。さらに、本人による精神世界のセルフ・ポートレイトとも言うべきアートワークが、神秘的であると同時に、彼女の内面的な揺らぎを紡ぐかのような音世界を、より一層深いものにしている。
1797071 – D1$4PP34R1NG
format : cassette & digital (LTD.100)
release date : 2022/09/02
price : ¥1210
Bandcamp : https://disciplineproduction.bandcamp.com/album/d1-4pp34r1ng
SIDE A
1. †riple a (2:24)
2. C.G.C.M (3:15)
3. phantom (3:26)
SIDE B
4. blooming (2:41)
5. ka 4 ko sen (3:00)
6. 霧散 (4:00)
Published by DISCIPLINE PRODUCTION
Composed by 1797071
Mixed by Iizuka Akihiro
Mastered by Kazama Moe(studio Chatri)
Cover Artwork by 1797071
Design by Keigo Kurematsu
category:NEWS
tags:1797071
2019/11/07
享年37歳 ウィッチハウスの代表格 White RingのシンガーKendra Maliaが10月25日に亡くなっていたことが公式Facebookページで発表された。 2007年以降〈Disaro〉周辺で巻き起こった局地的な盛り上がりは瞬く間に世界のアンダーグラウンドシーンを覆った。Salem、Holy Other、Balam Acab、oOoOO、Modern Witch、そしてMater Suspiria Visionなどと共にウィッチハウスのパイオニアと言っても過言ではないWhite Ring。oOoOOとのスプリットEPや、〈Handmade Birds〉からリリースされた『Hey Hey, My My + Felt U』(Neil Youngの意外なカバーでも話題に)その後7年間の沈黙に入るが、昨年に突然の復活を果たし、誰も予想していなかったデビューアルバム『Gate of Grief』をリリースしている。 今回、Kendra Maliaの死因は明らかになっていない。享年37歳。ご冥福をお祈りいたします。
2020/05/15
約40分間のサウンド・モンタージュ 東京・小岩BUSHBASHを拠点に活動するParty/Collective〈Discipline〉がDJミックスシリーズをスタート。記念すべき第1弾はDiscipline Djsのレギュラーメンバーであり、Ms.Machineのギタリストとしても活動する1797071。White Ring、Salem、Shlohmoに加え、激情ハードコアバンド・Shirokumaやツジコノリコなども収録。 Witch Houseの深淵からHardcoreな激情へ。仄暗いベッドルームに灯る白い光。飲みかけのグラス。静寂、そして慟哭。誰とも繋がれない夜の断片たちで紡ぐ、約40分間のサウンド・モンタージュ。 Tracklist : Hands 2 Hold You Down – White Ring / Black Earth That Made Me I Can Hear the Heart – Tujiko Noriko, LAWRENCE ENGLISH & John Chantler My room – jeni Decapitation (ODeath – 911 Cut) – Girl Pusher Beams – Shlohmo Holding On – Lapalux Penumbra – Prolaps Reformed Hellraiser – Girl Pusher Cold, Cold Hands – Shirokuma Not Tonight – White Ring And
2020/03/06
4月24日リリース 〈Warp〉からの初リリースとなったEP『Persona』から4年、点描トランスと称された独自の手法で世界に影響を与えたLorenzo Senniが待望のニューアルバム『Scacco Matto』を発表。収録曲「Discipline of Enthusiasm」を先行公開した。 自身が率いるレーベル〈Presto!?〉から日本人コンポーザーTasho Ishiによる作品『Dentsu2060』をリリースしたことでも話題になったLorenzo Senni、新作『Scacco Matto』での制限を加えられ張りつめたサウンドは、ドラム抜きのリズムとメロディー主体で楽曲としての構造が鮮明になっている。トランス、レイヴ、ポップ、クラシックから参照された様々な要素は、デジタル化され、まるでベンディドットの技法(水玉模様の大きさや密度によって、さまざまな色合いや濃淡を表現する技法で、限られた色数でも表現できることから印刷技術などに用いられる)で描いたような世界を構成。 アルバムタイトルは、イタリア語で『チェックメイト』を意味していて、それぞれのトラックには必ず『対戦相手』が存在する――言うなれば、僕は自分自身とチェスをプレイしているようなものだ。楽曲が適切と思える形になるよう真剣に取り組んだ上で、そこから都合よく別のアプローチに切り替えた。『Quantum Jelly』以後、温めてきたアイデアをどこまで押し進められるか確かめたかった。それを実行するためには、自分で制限と規則を課す必要があったんだ – Lorenzo Senni レコーディングに臨むに当たって、常に自分自身が直前に打った手、すなわち『対戦相手』と相反する行動を取った。『対戦相手』に立ち向かわなければならない、という障害があることで工夫を強いられ、結果、予想もしなかった興味深い手段を採用することができたのだ。これはアルバムのアートワークにも反映されている――使われているのは、アメリカの世界的写真家ジョン・ディヴォラによる画像。絵画のように美しいカリフォルニアの風景を老朽化した窓枠越しに撮影したもので、窓枠には黒い塗料で複数の丸を描いた水玉模様がついている。 Zuma #30と名付けられたディヴォラによる写真は、輝かしく色鮮やかで感動的な夕暮れが塗料で毀損された壁で切り取られていて、僕にとってこの画像は、壮大な景色に境界を設けて見る者を現実の世界に引き戻すように思える。感情を込めた音楽を作って、種々の制限にかかわらず抽象的な文脈で理解されるようにしたいという僕の意図や、そうしたふたつの要素を同じ作品で共存させなければならないという要求に、この写真は完璧に合致するんだ – Lorenzo Senni Lorenzo Senni – “Scacco Matto” Label : Warp / Beat Records Release date : April 24 2020 Order : https://lorenzosenni.com/enthusiasm Tracklist 1. Discipline of Enthusiasm 2. XBreakingEdgeX 3. Move in Silence (Only Speak When It’s Time to Say Checkmate) 4. Canone Infinito 5. Dance Tonight Revolution Tomorrow 6. The Power
at 千駄ヶ谷Territory Gallery
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WE HATE ALL
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1/20 SPREADにて初ワンマン開催
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