2022/07/11
ルーツを紐解くプレイリスト公開
“この惑星ではめまいがして、匂いに耐えられない/我々は地獄へのこの高速道路の運転チケットを燃やしている”
先日、自身のレーベル・swanni recordsからEP「Blood Supernova」をリリースした音楽プロデューサーのSwan Meat。US出身、ドイツのケルン在住のコンポーザー/エンジニアReba FayのプロジェクトであるSwan Meatは、RYMのユーザーであるNutmegBudにこう評されたー「こんな激しい作品を表現するために使うのでなければ『中世のレイヴ』なんて言葉は聞きたくない」。ハードコア、レイヴ、トランスといった激しくも多彩なエレクトロニックミュージックとワルツの旋律を奇妙かつ奇抜に融合したサウンドで、メインステージとアンダーグラウンドを橋渡しする彼女に、最新EPを軸に10の質問を行った。
text : yukinoise
– 最初に、AVYSSに向けて改めて自己紹介をお願いします。
Swan Meat:わたしの名前はレバ、Swan Meatという名義で音楽プロデューサーをしています。自分のレーベル・swanni recordsから 「Blood Supernova」というEPをリリースしたばかりなんです。
– プロデューサーネームの由来、あなたのアーティストとしての背景やスタイル、インスピレーション源を教えてください。
Swan Meat:プロデューサーネームの由来は、ナタリー・エイルバートの詩に由来していますが、最近はレッドカーペットのルックでお気に入りのBjörkの白鳥ドレスと、LADY GAGAの肉ドレスに由来しているとも話しています(笑)。
Swan Meat:私は信じられないほど多様で恵まれた音楽的背景を持って育ちました。今の自分が大袈裟で壮大なサウンドスケープを好むのも、ブロードウェイ・ミュージカルが大好きだった母の影響があるかもしれません。母と一緒に演劇をやっていくうち、オーケストラの概念に触れたことをきっかけに、幼い頃からバイオリンを弾いていました。幼少期はずっとオーケストラで演奏したり、スズキ・メソードを学んだりしていましたが、10代の頃に地元ワシントンD.C.周辺のハードコア/DIYパンクシーンに出会ったことで、新しいサウンドの世界に触れたんです。Circle Takes the Square、Kodan Armada、pageninetynineといったリアル・スクリーモや、Coke Bust、Magrudergrind、Weekend Nachosといったハードコアパンク/グラインドコアなど、数え上げたらキリがないくらい夢中になりました。また、ギターも弾いていたのでプログレッシブロックやマスロックにも熱中していましたね。中でも好きなバンドは、Dance Gavin Dance、Fall of Troyなどでしょうか。自分はエレクトロニック・ミュージックを作っていますが、最も影響を受けたのはいつもアナログの世界からでした。
– EP「BLOOD SUPERNOVA」のコンセプト、リリース3部作で展開されるスラッジゴア、クランクコアについて知りたいです。
Swan Meat:前作のEPは「FLESHWORLD」というタイトルで、収録曲のメタファーとしてその名をつけました。レコードという身体の中に収められた奇妙にうごめく音やガラクタの数々…これらを形どっているのが「FLESHWORLD」と呼ばれる惑星です。巨大で光り輝く超新星の爆発こそが本作「BLOOD SUPERNOVA」になります。このEPでは「FLESHWORLD」で築いた惑星たちを爆発させ、これまでやってきた制作技術やメロディライティングを極限まで突き詰めたいと思いました。スラッジゴアとは、サイトランスの制作チュートリアルを何度見ても、まったくピンと来なかったわたしが作ったジョーク的なジャンル名です。サイトランスが大好きで、2021年以降自分の作品には3連符のパターンやトロープスを多用してきました。コミュニティの人々は一見「クリーン」な作品にこだわっていて、いつもキックとベースのアライメントやチューニングについて話していますが、技術的な面にこだわり過ぎてしまうと、音楽は本質的なパワーを失ってしまいます。なので、わたしにとってスラッジゴアは、普段とてもミニマルなこのジャンルの慣習を破っていくことを意味しているんです。ネオ・クランクは次のリリースに向けて取り組んでいるものです。B)
– EP「BLOOD SUPERNOVA」の制作時や、Covid-19以降でのケルンのシーンやライフスタイルなどの環境はどのようなものでしたか?
Swan Meat:ドイツではかなり厳しいロックダウンがあり、その中で多くのトラックを制作しましたがほとんどの曲は本当の意味で自分らしさを感じることができませんでした…。ロックダウン中に制作した曲を聴けば自分がベストな状態ではなかったとわかってしまうので、リリースはされないでしょう。でも、EP「BLOOD SUPERNOVA」だけは何度でも聴きたくなる宝の持ち腐れのような曲で、絶対に完璧に仕上げたいと強く思いました。たくさんのモンスターエナジー缶、かなり安いゲーマースピーカー、大きなMIDIキーボード、そしてラップトップ…わたしの制作環境はこれだけですが、2020〜2022年のベストパートナーたちです。特にいまはこれまで以上に曲を作っています。
Swan Meat:ここ最近のケルンのシーンについては、やるべきことがまだあると思ってますね。パンデミック以前と同様、シーンを支配しているのは年配の方々です。ロックダウン中は、若者たちが革新的で新しい音楽を多く作ってたので、この事態はショックなことです。シュランツ・テクノというBPM140〜160くらいのハードテクノは、たしかにクラブでは楽しいものなのですが、疲れるし作るのも聴くのもあまり難しくないんです。自分のDJセットにも取り入れてはいますが、ドイツのシーンはもっと多様な音楽を取り入れる必要があると感じています。
– ハードコア、レイヴ、トランス、そしてSwan Meatの作品で一番の特徴となるワルツのメロディ、これらのサウンドのどのような部分に惹かれますか?
Swan Meat:わたしは壮大で多幸感のあるメロディックなサウンドが好きなので、もちろんメロディックハードコアやトランス、ビッグルームものに惹かれますね。これらのジャンルの中で一番好きなアーティストはonokenで、クラシックにインスパイアされたであろう複雑なメロディーをクレイジーなパーカッションとブレイクで描き上げることに成功していると思います。Massive Supersawでホ短調の歓喜のメロディーを奏でると、なんだかとても純粋で真実味がありますね。ワルツのタイミングで言うと、自分の音楽に「驚き」の要素を入れるのが好きです。曲の拍子記号やキーを変えることは、テーマを描いたりバリエーションやメロディーを拡張したりする、シンプルかつダイナミックな方法だと思います。
– 今回コラボレーションしたDeli Girls、shitney queersと出会ったきっかけ、制作プロセスについて教えてください。
Swan Meat:わたしの友達、ダンですね。彼らとは一緒に何度か演奏したことがあって、「Melting Point」というNYの壮大なパーティーでわたしはとても感動して大ファンになっちゃったんだけど、わたしはドイツに住んでるからほとんどオンラインで知り合いました。基本的には、しばらく前から直接会ってコラボレーションしようという話をしてたんです。「KEEP IT SIMPLE STUPID」になるトラックのスケルトンを送ったら、彼らが素晴らしいボーカルを披露してくれて、のちに歴史に残ることになりました。一緒に作ったトラックはわたしのお気に入りかもしれません。
– COVID-19以降も多くの作品を発表されており、2020年にはHurt-Free Networkのバーチャルライブにも出演されていましたよね。コロナ禍を経て、表現方法や音楽の方向性に変化はありましたか?
Swan Meat:もちろん。コロナ前はソースに埋もれてしまって、プロデューサーとして、また、エレクトロニック・ミュージックの世界で自分の声を見つけるのに苦労してました。コロナ禍ではクラブが再開したりブッキングされたりする見込みがあまりにも遠かったので、たくさん練習して再び自分のためだけに音楽を制作し始めました。食事、運動、友人との夜、演奏、そして何よりも音楽制作。ちょっと嫌な話かもしれませんが、最高のプロデューサーになるためこれまで以上に自分を追い込みたいんです。変なメロディー、変なブレイク、変なベースを作りたい。長い間1人で活動していると、今まで探求したことのない音楽をたくさん発見し、新しいジャンルへと自分を切り開くことができます。カントリーミュージックはスタージル・シンプソンがお気に入りだし、ブルーグラスを聴いてDAWでバンジョー風のメロディーを作ろうとしたり、スティーブ・ヴァイや名人芸のメタル、デスコアのVulvodyniaにハマったりしています。これらすべてをどうにかして自分の音楽に取り込みたくて、ようやく完全に失敗することなくそれができる段階になったと感じてますね。
– あなたのトラックでは攻殻機動隊や東方projectのサンプリングがあったり、Takaryuと一緒にRinse FMでDJしたりと、ベルリンやUSだけでなく日本のカルチャーにも親しんでいるかと思います。国を問わず、普段からどのように面白いコンテンツやカルチャーを探しているのでしょうか。
Swan Meat:長い目で見ると、インターネットは社会にとって酷いものだったかもしれません。インターネットは、私たちが世界に解き放った悪魔でしょう。しかし、すべての悪魔が100%悪いわけではありません。実際、広い意味での神話では、彼らは中立的な善であり、もしかしたら合法的な悪かもしれないです。たとえば、魔道書では、悪魔の精バルバトスは魔法で隠された財宝を明らかにし、巨大なグリフィンの翼を持つハーゲンティは知恵を授けます。つまり、インターネットはこの種の悪魔、あるいは善玉と悪玉のアニマを持つ悪魔なのかもしれない。いずれにせよ、インターネットはわたしに知識を与え、魔法を解き明かしたのです。世界中の音楽を探せるし、どこでも友達を作れる。だから、たとえばSoundCloudでTakaryuの音楽を見つけたとき、とてもよくできていて陽気な人だと思ったので、自分のショーに出演してもらうことにしたんです。幸運なことに、わたしたちは友達になりました。HiTNEK TRACXやLogin Recordsからリリースされているような、マスロックのメロディとハードなクラブミュージックの融合は、わたしが実現したいと思っていることです。今一番好きなプロデューサーは、同じく日本のSupireで、サンプリングとサウンドデザインの使い方がとても素晴らしいです。彼はVenetian SnaresやRuby My Dearを思い起こさせるような革新的な方法でブレイクを刻みます。 でも、もっと直接的に言うと、Bandcampを何時間もブラウズして、クールで奇妙なエピックミュージックを探してます。わたしは人見知りですがインターネット上では社交的で、誰かがやっていることが気に入ったら、その人に連絡を取って友達になろうとします。だから、世界中に友達がいるんです。
– 夏にリリース予定のリミックスEPについて少し教えてほしいです。
Swan Meat:「BLOOD SUPERNOVA」だけでなく、前回のEPのリミックスも友達が作ってくれていて、とても楽しみです。夏の間はソロの新曲をもっとリリースする予定もあります。
– 今後、どのような制作やパフォーマンスをしていきたいですか?
Swan Meat:オーディオヴィジュアルのライブセットを組みたいと強く考えています。最近、才能あるヴィジュアルアーティストと一緒に仕事をしていて、何か特別なものができそうな気がしているんです。5月と6月には、Machine Girlの前座として数回ライブを行い、パンデミック以来初めてライブをする機会を得ました。それまではDJをすることが多かったのですが、ライブをやってみて、自分の心がそこにあることがわかったので、今のライブをさらに発展させて、よりスペクタクルなものにしたいと思っています。「BLOOD SUPERNOVA」の曲のためにダンスの振り付けを書いたり、ライブで演奏する曲の間に披露するちょっとした話し言葉の寸劇を作ったりしています。いろいろ動き出したいですね。
〈Swan Meatのプロダクションに影響を与えてきた楽曲を収録したプレイリスト公開〉
First, introduce yourself for AVYSS.
Swan Meat:My name is Reba, I’m a music producer and my producer name is ‘Swan Meat.’ I just released an EP called Blood Supernova on my made-up label imprint “swanni records.”
Can you tell us about yourself as an artist background, origin of a name, styles and inspirations.
Swan Meat:I’m blessed, because I had an incredibly diverse musical upbringing. My mom was really into Broadway musicals, which is probably the reason I am into bombastic, big soundscapes today. Through doing local theater with my mom, I was introduced to the concept of the orchestra, which led to me playing violin from a really young age. I played in orchestras throughout my entire childhood and studied the Suzuki method. When I was a teenager I was introduced to the local hardcore/DIY punk scene in and around Washington D.C., where I’m from, and that exposed me to a whole new world of sound. I was super into “real screamo” stuff like Circle Takes the Square, Kodan Armada, pageninetynine, and hardcore punk/grindcore like Coke Bust, Magrudergrind, Weekend Nachos, the list goes on. I also played the guitar and got really into progressive rock and math rock, my favorite bands are probably Dance Gavin Dance, Fall of Troy, stuff like that. I make electronic music, but my biggest influences always came from the analog world. My name comes from a poem by the writer Natalie Eilbert, but now I tell people it comes from my favorite red carpet looks, Björk’s swan dress and Lady Gaga’s meat dress. LOL.
We were very fascinated by this EP. Could you tell us the concept of your EP ? (Also explain a sludge goa and a neo-crunkcore in your word.)
Swan Meat:So my last EP was called FLESHWORLD, and I saw the name of the EP as a metaphor for the music within: tons of weird, teeming sonic junk housed within this coherent “body” that was the record. The body in the record is a planet called Fleshworld. A supernova is a massive, luminous stellar explosion– and that’s what this new EP, BLOOD SUPERNOVA, is for me. I wanted to explode the “body-planet” I built on FLESHWORLD and push all the production techniques & melody writing I was doing before to their absolute limit. Sludge goa is the sort of joke genre term I coined after watching a bunch of psytrance production tutorials and not relating to any of it. I absolutely love psy, and since 2021 I’ve been using a lot of triplet patterns and tropes of the genre in my music. But the guys in the community were seemingly so obsessed with “clean” production, always talking about kick-bass alignment and tuning your kick and at a certain point, when you focus too much on the technical stuff, the music loses its essential power. For me, sludge goa means taking the conventions of this usually very minimal genre and breaking them. Neo crunk is what I’m working on for my next release. B)
What was it like when you were working on the EP? (About your lifestyle, production environment and music scene in Cologne after Covid-19).
Swan Meat:I produced tons of tracks during lockdown, which was rather strict in Germany, but many of those songs didn’t truly feel like me. I don’t think I’ll ever release most of this lockdown music that I made because somehow it’s obvious when you listen to the songs that I wasn’t feeling my best. However, the BLOOD SUPERNOVA tracks were the ones I kept coming back to, the jewels in a stash of fool’s gold, and I became obsessed with making them absolutely perfect. My production environment consists of lots of cans of monster energy, fairly cheap “gamer” speakers, a big MIDI keyboard, and my laptop; that’s pretty much it, and these articles became my best companions in 2020, 2021, and 2022 (especially now, ‘cos I’m writing more music than ever before).
In terms of the music scene here in Cologne after Covid-19, I think it has some work to do. The scene is still dominated by the same older crowd that dominated before the pandemic, which is shocking because so much new and innovative music was being made by young people during lockdown. “Schranz” techno has also become really dominant, this 140-160BPM hard techno stuff that is definitely fun in the club but also gets exhausting and isn’t very challenging to produce or listen to. I mean, I love that style of music and include it in my DJ sets, but Germany definitely needs to invite more diversity into the scene right now.
Hardcore, rave, trance, and the most distinctive feature of your sound, the waltz melody. What aspects of these appeal to you?
Swan Meat:I like anything that is big, melodic, and euphoric, so of course I’m drawn to melodic hardcore and trance and big room stuff. My favorite artist in this umbrella of genres is probably onoken, who manages to write complex, clearly classically-inspired melodies with crazy percussion and breaks. There’s just something so pure and true about a massive supersaw lead banging out a rapturous melody in E minor. When it comes to the waltz timing, I always like to insert an element of “surprise” into my music, it makes it more fun for me to produce, because I get bored really easily. I think switching up the time signature or key of a song is a simple enough yet dynamic way to write variations on a theme, or expand upon the melodic “concept” of a track.
Can you tell us about your encounters with Deli girls and shitney queers with whom you collaborated this time, and about the production process?
Swan Meat:Yes, that’s my friend Dan. We played together a couple times, notably for the epic Melting Point parties in New York City, and I was super blown away and a huge fangirl, but because I live in Germany we mostly got to know each other online. Basically we’d been talking about collaborating in person for a while and I sent them the skeleton of the track that became KEEP IT SIMPLE STUPID and they threw down these incredible vocals and the rest is history. I think the track we made together might be my favorite.
After COVID-19, you have continued to produce a great deal of work. In 2020, you were also a virtual live performer on the Hurt-Free Network. Since COVID-19, have there been any changes in the way you express yourself or the direction of your music?
Swan Meat:Absolutely. Before covid I got a bit lost in the sauce, and was struggling to find my voice as a producer as well as in the wider electronic music landscape. During covid I hunkered down, practiced a lot, and started producing music “just for myself” again, because the prospect of clubs re-opening or getting booked seemed so far off. Now that things have opened up again, I find myself appreciating everything so much more–food,
exercise, nights with my friends, performing, and especially making music. This might be a bit cringe, but I find myself wanting to push myself more than ever to be the best producer I can possibly be. I want to write the weirdest melodies, silliest breaks, the squelchiest basses I possibly can.
Being on my own for so long, I also discovered so much music I’d never explored before and am opening myself up to new genres. I’ve been listening to country music, Sturgill Simpson is my favorite, I’ve been listening to bluegrass and trying to write banjo-esque melodies for DAW, getting into Steve Vai and virtuosic metal and deathcore stuff like Vulvodynia. I want to bring all of this into my music somehow, and I finally feel like I’m at a point where I could do so without failing completely!
Your tracks have sampled Ghost in the Shell and Touhou bullet hell game, and you play on Rinse Fm with Takaryu, which shows your affinity for Japanese culture as well as Berlin and the US. How do you usually find interesting content and culture, regardless of country?
Swan Meat:In the long run, the internet has probably been awful for society. The internet is probably a demon we unleashed upon the world. However, not all demons are 100% bad. In fact in the broader mythos they’re a neutral good, maybe a lawful evil. In the grimoire, for example, the demon spirit Barbatos reveals hidden treasures once concealed by magic; Haagenti with its gigantic griffin wings grants wisdom. So maybe the internet is this kind of demon, or a demon with an anima/animus, one good, one bad. In any case, the internet has done this for me– granted knowledge, revealed magic. I’m able to seek out music from all over the world and make friends everywhere. So when I found, for example, Takaryu’s music on soundcloud, I thought it was so well-produced and ebullient I had to have him on my show! Luckily, we became friends. I love so much stuff coming from Japan right now, and I think producers over there are really doing what I hope to achieve, this amalgam of math rock melodies and hard club stuff, like the stuff being released on HiTNEK TRACX or Login Records. One of my favorite producers right now is Supire, also from Japan, whose use of sampling and sound design is just magnificent. He chops breaks in such an innovative way that reminds me of Venetian Snares or Ruby My Dear. But to answer your question more directly, I spend hours just browsing bandcamp, mostly, for cool weird epic music. I’m really shy in person, but on the internet I’m a social butterfly, so if I like something someone’s doing I’ll usually reach out to them and try to be their friend because I always want to learn new things. As such, I can truly say I have friends all over the world.
Can you tell us about your remix EP coming out in the summer.
Swan Meat:I’ve got some friends working on remixes from my last EP as well as BLOOD SUPERNOVA, and I’m so excited about that. I’ll also be releasing more new solo music throughout the summer.
What kind of work or performance would you like to do in the future?
Swan Meat:I really want to get an A/V live set together. I’ve been working with a lot of really talented visual artists lately and I think something really special might be coming together. In May and June I played a handful of dates opening up for Machine Girl, which gave me the opportunity to perform live for the first time since the pandemic. I’d been DJing a lot, but after playing live I found that’s where my heart is, so I’m trying to expand upon my current live set, turn it into more of a spectacle. I’m writing dance choreography for the BLOOD SUPERNOVA songs and little spoken word sketches to perform in between live renditions of my tracks. So, there’s a lot to set into motion!
SWAN MEAT – BLOOD SUPERNOVA
Label : swanni records
Release date : 24 June 2022
Stream : https://fanlink.to/swanni
Tracklist
1. PERFECT CHERRY BLOSSOM
2. BLOOD SUPERNOVA
3. CYGNET ZOMBEY DANCE
4. KEEP IT SIMPLE STUPID (ft. shitney queers)
category:FEATURE
tags:Swan Meat
2020/01/06
1月1日リリース Photo by: Frederike Wetzels 昨年5月にはアジアツアー敢行し、来日公演も行ったコンポーザー / エンジニアReba FayのプロジェクトSwan Meat。台北のDJ / プロデューサーSonia Calico、Organ TapesやDJHをゲストに迎えたEP『SCUM』をリリースしているNunu、〈Danse Noire〉のGIL、ケルンのプロデューサーDENZXLが参加したリミックスEP『TAME : REMIXED』を先日リリースしたばかりだが、今回は2017年から2019年の間に発表されたシングルなどをコンパイルした『The Singles: 2017-2019』を元旦に配信リリース。 今作にはbandcampやSoundcloud等で発表されたシングルやEPの曲が13曲収録。また、Swan Meatは2月に〈Infinite Machine〉から新作EP『FLESHWORLD』のリリースも控えている。 Swan Meat – “The Singles: 2017-2019” 01. Throat 02. Devious 03. Blood Echo/Wraith 04. Cream 05. Mute 06. Tame 07. The Crucible/Candyland 08. Waxx Poem 09. Requiem Torso 10. All Dogs Go to Heaven 11. Satan’s Preset 12. My Tumor is My Ghost Producer, She Loves Psychic Toms 13. Render/Trigger
2019/11/25
「THROAT」以来の新曲 今年5月にはアジアツアー敢行し、来日公演も行ったReba FayのプロジェクトSwan Meatが、今年3月に発表した「THROAT」以来の新曲「SATAN`S PRESET」をリリース。 Yoshitaka HikawaやQUALIATIKとのコラボレーション、数々の作品のマスタリングワークなどで知られるSwan Meatは昨年〈Bala Club〉から2ndEP『Tame』をリリース、今年7月にはDJ HeroinとのプロジェクトHOUSE OF SUNSをスタートさせ、デビューEPとなる『HOUSE OF SUNS』をリリースしている。カバーの撮影はFrederike Wetzels、フォントデザインはHOUSE OF SUNSのDj Heroinが担当。 bandcampでの購入はこちら。
2018/11/08
Swan Meatの2ndEP『Tame』が11/23にBala Clubからリリース決定。 数々のエレクトロニックシーンの作品でマスタリングを担当してきたSwan Meat。Yoshitaka Hikawaとのコラボ作品や、リミックスワークなどでも忙しくしてきた彼女の待望の新作EP『Tame』がBala Clubより11/23にリリースされる。アートワークはS.A Mayerが担当。 先行で収録曲『Alucard』がリリース。リズムパターンが二転三転する面白い楽曲となっている。
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