2022/04/07
『クレイモア』や菅野よう子の影響
ベトナム系カナダ人のエレクトロニック・プロデューサー、映像作家、ヴィジュアルアーティストであるx/oがデビューアルバム『Chaos Butterfly』を〈Precious Metals〉よりリリース。
『Chaos Butterfly』は、メタモルフォーゼを通して探求されるカタルシスと自己実現の物語。万華鏡のように自由で美しい悪夢への旅であり、劇的変化と優しさを表現する。1st EP『Cocoon Egg』のテーマを発展させ、異なる視点からパラレルワールドを構築したアルバム。
アルバムは、悲しみと怒りの渦の中でトラウマを克服するアンチヒーロー、内なる癒しと赦しの中に本当の強さを見出す復讐の精神についてを描く。社会的ジェンダー概念を超えるための寓話であり、自己受容の旅であり、x/o自身のノンバイナリーアイデンティティへの道のりを反映している。
この旅を通して、x/oは、ソフトとハード、内面と外面、冷静さと怒り、騒がしさと静かさなどのコントラストを利用し、概念的・音楽的に男性型・女性型を引き離し衝突させる。このシンボリズムと影響のシステムは、パターンの二重性を明らかにする。
x/oは、『ファイナルファンタジー』の世界観、アニメ『クレイモア』に登場する半人半妖の戦士、そしてベトナムの実在の伝説「Trưng Sisters」を参考にして、異質ながらも相互の影響を融合させた。また、菅野よう子、Bone Thugs-n-Harmony、Deftones、Massive Attack、Orbital、Aaliyahなどのアーティストからインスピレーションを得て、簡単にはカテゴリー分けできないような作品を生み出した。
x/o – Chaos Butterfly
Label : Precious Metals
Release date : 4 April 2022
Buy / Stream : https://ampl.ink/xo-Chaos-Butterfly
Vinyl : https://boomkat.com/products/chaos-butterfly
Tracklist
1. Chrysalis Wrath
2. Red Alert
3. Indigo Drop
4. Promise : Armour
5. Initiation Relic
6. Locking In
7. Fight or Flight
8. Cyclone Scream
9. Mirror Shard
10. Final Wingspan
11. Hea11ng ca11
category:NEWS
tags:x/o
2020/09/17
自己愛が自己嫌悪に変わっていた期間 ソウルの新世代エレクトロニックミュージックシーンを牽引するNET GALAらが運営するレーベル〈NBDKNW〉(読み方:Nobodyknows)からソウル拠点のアーティストWonaのデビューアルバム『Thanatoid Butterfly』が本日リリース。 トリップ・ホップやテクノからの影響が大きいという今作は生々しくグロテスクに電子の断片を展開する。ここ10年の間、自己愛が自己嫌悪に変わり、自分を見失っていたことに気付いたWonaは、過去を振り返りながらも、自分自身を前進させる為に今回のアルバムを制作した。リリースに合わせてNany Kimがディレクションを手がけた「Lament」のMVが公開。 Wona – “Thanatoid Butterfly” Label : NBDKNW Release date : September 17 2020 Bandcamp : https://nbdknw.bandcamp.com/album/thanatoid-butterfly Tracklist 1. When I Was Dead 2. Craving 3. 8 4. Rope Street 5. Lament 6. Mine 7. Bathe 8. Raw Idol Produced by Wona Mixed by Kwangjae Jeon Mastered by Kwangjae Jeon Artwork by JULIAN.NET
2018/10/09
『Mo Bamba』がヒットしたSheck Wesがデビューアルバム『MUDBOY』をリリース。 NYのハーレム出身の20歳のSheck Wesがデビュースタジオアルバム『MUDBOY』をリリースした。Travis ScottのレーベルCactus Jack Recordsと、Kanye WestのレーベルGOOD Musicとすでにサインしている最も注目されている若手ラッパーの1人である。 Travis Scottの大ヒットアルバム『Astroworld』に収録曲『No Bystanders』でも客演で参加、さらになんと言っても自身のシングル『Mo Bamba』のヒットである。この重く気怠い曲を、アメリカではみんなシンガロングしているのだ。
2018/09/21
長いキャリアで初のアルバムをリリース。Regis、Prurient、King Dude、Orphx、Cindytalkも参加。 現在はMichael Wollenhauptのソロプロジェクトになっているインダストリアルミニマルテクノを奏でるAncient Methodsが、10年以上のキャリアを通して初のアルバム『The Jericho Records』をリリースする。 今回のアルバムは自身の名義と同名のレーベルからリリースとなり、レーベルとしては2013年以来のリリース作品になる。Regis、Prurient、King Dude、Orphx、Cindytalkと、その筋のトップのアーティストも参加。全14曲これでもかと地響きがするキックに天と地が逆さまになりそうな感覚を得ることができる。 尚、フィジカルリリースでは3LPになるとのこと。 Tracklist 01. Walls 02. Twelve Stones To Divide Jordan’s Sand 03. The City Awakes 04. Treason Creeps In 05. The House Of Rahab 06. Array The Troops feat. Regis 07. The Seven Shofars feat. Orphx 08. Crack And Collapse In The Storm Of Lights 09. Swordplay 10. Omen’s Duty 11. I Am Your New King feat. King Dude 12. Moonset feat.
第1弾収録アーティスト発表 more
レーベル第一弾作品は後日発表
more
受け手の自由に寄り添う作品
more