2022/02/22
見過ごされがちな日本文化の特有性を写し出す
WISH LESS galleryにて、台湾出身のアーティスト・李漢強(リ・カンキョウ)の個展が開催。日本、台湾、韓国などで活躍する李漢強は、よく見かけるスーパーマーケットのチラシや週刊誌の表紙を忠実に再現し、見過ごされがちな日本文化の特有性を写し出す作家。また、人気ブランド Supreme 2022年春夏コレクションでは、李漢強のアートワークが起用されるなど、ファッション界においても高く評価されている。
本展では、NFTブームに感化されたペインティング作品を発表。会場ではDVDレンタルコーナーを設けるなどのパフォーマンスも予定。画面を埋め尽くすほどの圧倒的な情報量、そして皮肉とユーモアをたっぷり効かせた独自のNFTアートに注目。
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作家の言葉
「みなさんどうもおひさしぶりです。台湾人の LEE です。コロナの 2 年間、みなさんは何をしてましたか? 私はといえば、ほとんどがおうち時間で、「イカゲーム」観たり、「5時に夢中!」観たり、「マトリックス」借りたり、「ドクターX」観たり、「ヒルナンデス!」観たり、「アべンジャーズ」借りたり、そんな生活でした。ところで、こんなことを友達から聞いたんだ、“NFT はすごいよ。手軽にめちゃくちゃ儲かるし、早くやらないと流行りに乗り遅れちゃうぞ”って。家の庭に石油が湧いてきたみたいに景気のいい話!なにその NFT って!楽しそうだしやるなら早くやろう!わたしの NFT!!」
展示会名 | 李漢強 個展「NFT」
会期 | 2022 年3 月26 日(土) ~ 4 月10 日(日)
開廊時間 | 木曜~日曜 12:00~18:00
休廊日 | 月~水曜
会場 | WISH LESS gallery (東京都北区田端5-12-10)
※ 緊急事態宣 などに応じ、日程や営業時 が変更になる場合もございます。
category:NEWS
tags:李漢強
2021/04/09
MVはDirty Kiyomiyaが制作 ABEMA『ラップスタア誕生』出演で唯一無二の存在感を発揮し波乱を巻き起こした21歳のラッパーItaq、今春リリース予定の2ndアルバムから先行シングル「Cold Fish」をMVと共にリリース。 園子温監督による名作映画「冷たい熱帯魚」に感化されたリリックは、自分自身を追い詰められた主人公・社本に重ね合わせ、オルタナティブな姿勢で国内の現行ヒップホップシーンに反旗をひるがえすItaqの姿を鮮明に描き出している。UKベースミュージックの香りを漂わせる冷たいトラップビートを手掛けたのはItaqと同じく栃木県北部、那須を拠点に数多くのグライムビートを手掛けてきたNegatin。ファストなフロウと高密度なリリックを自在に操るItaqの快作。合わせて公開となったミュージック・ビデオはItaqの実弟であり、昨年6月に1st Album「I Saw Your Future」をリリースしたDirty Kiyomiyaが制作、ビートを手掛けたNegatinが勤務する那須の自動車修理工場でも撮影が行われた。 Itaq – Cold Fish Label : 委託 Label Release date : 9 April 2021 Stream : https://ultravybe.lnk.to/coldfish
2020/02/04
1/17から3/14までTrauma Bar und Kinoにて開催 アート、クラブ、ファッションなどを通して様々な表現を展開するベルリンのハイブリッドスペース〈Trauma Bar und Kino〉にて1月17日から3月14日まで開催されているMary-Audrey RamirezとLUKAS8Kによるインストール型多次元作品『QT UR EA』。 今回、『QT UR EA』のオープニングナイトの映像が公開。『QT UR EA』はモーションキャプチャ、リアルタイムの仮想世界、ダンス、音を通して、オープンワールドゲームにインスパイアされた異世界を表現している。昨年リリースされたデビューアルバム『Rogue Intruder, Soul Enhancer』が世界中で絶賛され、年間ベストでも名前がよく挙がっていたOli XLと、〈Discwoman〉のミックスシリーズにもMixを提供しているIfeoluwaがDJセットでパフォーマンスを行い、クロージングではbod [包家巷]がゲームの中で敗北したボスキャラのレクイエムコンサートを行う。 詳細:https://traumabarundkino.de/traumabar/qt-ur-ea
2020/12/25
12/23〜1/4 クリエイティブチーム「AC部」の初の大規模個展「九越 -Transmorph-」が、日本橋三越本店「MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY」で12月23日よりスタートしている。 AC部は1999年に結成されたクリエイティブチーム。多摩美術大学在学中にNHK「デジタルスタジアム」年間グランプリを受賞し、キャリアをスタートした。以後、TV・CM・プロモーションビデオ・ウェブサイトと表現の場を広げ、近年においては、TVアニメ「ボブネミミッミ」や、スケッチブックを矢継ぎ早にめくる手動アニメーションである高速紙芝居が知られている。サブカルチャーの領域では高く評価されてきたAC部だが、本展ではコンテンポラリーアートとして本格的に作品を発表する初めての機会となるとのこと。 『九越』-Transmorph- のメインとなるテーマは、AC部がミュージックビデオを手掛けたBATTLESの作品『Sugar Foot』。今作は、AC部にとって初めての海外アーティストとのコラボレーションとなった。 『Sugar Foot』は約1年のビデオ制作期間を経て、11月に公開された。新型コロナウイルス感染拡大の影響でさまざまな活動が制限された2020年。中止になってしまったイベントの無念を晴らすべく開催された「大宇宙ロボット祭」が舞台となっている。お祭りには神輿やねぶたなど、日本的なモチーフが多数登場。お祭りから場面は転換し、未知の脅威がロボットを襲う。ラストシーンでは地球がロボットに変形し、ウイルスを思わせる脅威に打ち勝つ内容となっている。 本作について、この時代を生きる鑑賞者に勇気を与えるべく制作されたミュージックビデオであるとAC部は語っているとのこと。また、これまでのAC部の作品では見られなかった新しい映像表現が導入されている点も本作の特徴。展覧会では、ビデオ内で描き切れなかった『Sugar Foot』の世界観をアート作品が補完するように構成されている。オブジェや大作ペインティング、複数のメディアを組み合わせた作品、株式会社リコーの最新技術を用いた2.5Dプリントなどを展示販売するようだ。 AC部「九越 -Transmorph-」特設サイト : http://ac-bu.info/transmorph/
レーベル第一弾作品は後日発表
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受け手の自由に寄り添う作品
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