2022/01/13
マッチョなヒップホップをアップデート
ヒップホップやラップミュージックを中心とした音楽、カルチャー領域にて執筆する分筆家「つやちゃん」による日本の女性ラッパーに焦点を当てた本邦初の書籍『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』が1月28日に発売。日本のラップミュージック・シーンにおいて、これまで顧みられる機会が少なかった女性ラッパーの功績を明らかにするとともに、ヒップホップ界のジェンダーバランスおよび「フィメールラッパー」という呼称の是非についても問いかけている。
社会やシーンへの問題提起を含むパフォーマンスで話題を呼ぶZoomgalsの発起人・valkneeとフィメールラッパーの草分け的存在COMA-CHIの9,000字インタビューを収録。当事者たちの証言から、ヒップホップの男性中心主義的な価値観について考える。
さらに、RUMI、MARIA(SIMI LAB)、Awich、ちゃんみな、NENE(ゆるふわギャング)、Zoomgalsなど、パイオニアから現在シーンの第一線で活躍するラッパーまでを取り上げた論考に加え、〈“空気”としてのフィメールラッパー〉ほかコラム収録。2021年リリースの最新作品まで含むディスクガイド(約200タイトル)も併録。安室奈美恵、宇多田ヒカル、加藤ミリヤ等々の狭義の“ラッパー”に限らない幅広いセレクションを通してフィメールラップの歴史がみえてくる。
また、「HIP HOP DNA」等のMCとして知られる渡辺志保、スポティファイの大人気番組「POP LIFE: The Podcast」でホストを務める三原勇希が推薦文を寄せている。
「著者のつぶさな考察は、日本のラップ史に存在してきた彼女たちに贈られる大きな花束となる」
――渡辺志保
「彼女たちの戦いの軌跡とリアルな言葉があったから、今日も私は、私でいられる」
――三原勇希
『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』
つやちゃん[著]
四六判・並製・280ページ
本体2,200円+税
ISBN: 978-4-86647-162-4
1月28日(金)発売
発行元:DU BOOKS 発売元:株式会社ディスクユニオン
category:NEWS
2021/02/17
「RASEN」最新作公開 音楽シーンに翼をさずけてきたレッドブルがジャパニーズ・ヒップホップ専門チャンネル「レッドブルマイク」を開設。レッドブルの人気動画シリーズ「Red Bull RASEN」や「Red Bull 64 Bars」をはじめ、日本のヒップホップにフォーカスをあてた映像作品やライブ配信を届ける。 さらにサイファー企画「Red Bull RASEN」の最新作も公開された。過去4 回にわたりフレッシュな若手から実力派まで登場してきた「Red Bull RASEN」だが、今回はBES & ISSUGIとGottz & MUDの4人がパフォーマンスを披露する。 これまで『VIRIDIAN SHOOT』、『Purple Ability』の2作のジョイント作で熟練したコンビネーションを披露してきたBESとISSUGI。そしてKANDYTOWNのGottzとMUD はクルーきっての実力派としてコラボアルバム『VERTEX』などで共演を重ねてきた。現在の日本のシーン屈指の2組に対して、C.O.S.A.が超重量級のビートでその力を存分に引き出している。 https://www.redbull.com/jp-ja/projects/rasen-interviews
2022/06/14
7月2日 – 大阪・SOCORE FACTORY ラインナップがフィメールアーティスト中心に構成されたイベント「desktop」が7月2日に大阪・堀江のライブハウスSOCORE FACTORYにて開催。 パーティーシーンにおけるジェンダーバランスの偏りへの問題提起、つやちゃん著「わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論」などに影響を受け、今回は関西圏のフィメールアーティストを中心に招聘。今夏には東京にて、同コンセプトのパーティーを開催予定。出演者のYouTubeプレイリスト公開。 “desktop” 2022/07/02(sat) 17-23h @SOCOREFACTORY 大阪市西区南堀江2-13-26 予約2500円 当日3000円 LIVE & DJ CH!KUB! cyber cider cyber milkちゃん DJ Kaoll Juri Suzue Kyle Mikasa nyamura WÖNDER GIRL 腕如来 ぱちぱちコズミックコンピューター! よいまつり and more VJ urisakachinatsu + komowear WEAR Yrr 予約DM https://www.instagram.com/d_e_s_k_t_o_p/
2021/08/16
Green VersionとPink Version 2015年にスタートし、これまでにgalen tipton / recovery girl、Space Candy、IXXF、そして日本のhirihiriなどの作品をリリースしてきたエクスペリメンタル/ポップレーベル〈DESKPOP〉が2作の姉妹コンピレーション・アルバムを発表。 『Green Version』と『Pink Version』と名付けられたアルバムはそれぞれデジタル・フュージョンとハイパーポップをテーマにコンパイルされている。先行で『Green Version』からHexosphereによるチップチューンとオルタナティブ・ロックの出会い「Infinite Sad」、『Pink Version』からPrincess Ketamineとdiana starshineによる小さな妖精が螺旋を描くファンタジートラック「Replay」が公開。また、CDの予約も開始。 VA – DESKPOP: Green Version Label : DESKPOP Release date : 3 September 2021 Buy / Stream : https://smarturl.it/DESKPOP-Green Tracklist 1. buny – Invincible Candy 2. Hexosphere – Infinite Sad 3. ticau – Lake Moon 4. Mazza – Identity 5. stumpy – dreaming 6. SupaBubba – My Ocean 7. Shady Monk –
dariacoreは死んだのか more
深化するオルタナティヴ、ロックバンドが向かう未来 more
勝者は会場のお客さんがジャッジ
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