2022/01/11
free camera・限定ZINE・Webと現場の接続
2022年2月12日(土)、ブレイクコアDJ/VJとして活躍する奇怪電波倶楽部と、Webの深淵を奔走する文筆家DJ・NordOstが、キャリア初となる主催イベント〈第四の道〉を下北沢CREAMにて開催する。
主催の2名に加えてHAIZAI AUDIO、バイレファンキかけ子、~離、Lazhward、ren du、Dirty Dirtの出演。さらに急遽結成されたTelematic VisionsとiillequalによるB2Bユニット「nerdcamp.com」の初アクトや、沖縄のサウンドコレクター・miuraによる映像出演でのDJsetも披露される予定。
また会場では、本公演に向けて制作した限定ZINEの販売も予定されている。HAIZAI AUDIOの別名義:廃材VIDEOの初インタビューや、バイレファンキかけ子による「バイレファンキをフロアユースでかける手法」、Dirty Dirtによる「エロゲサントラジャンルガイド」など、出演アーティストらが参加する特別企画が詰め込まれた、ここでしか手に入らない凝縮された内容となる。ZINEへの掲載されるDJ/VJ向けのプロフィール広告もName Your Price(=投げ銭制)にて募集開始。詳細は追って発表される。
なお、イベントルールとして、当日はスマートフォン等による動画撮影が禁止。代わりに、ギャラリーは会場に設置された複数台の”free camera”による動画の撮影を自由に実施でき、後日アーカイブとしての公開が予定されている。
「現場で目撃した光景を残したい」という欲求を満たすには、爆音に身を委ねつつ自らビデオカメラを手に取り撮影を試みるしかない。
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〈第四の道〉the4thway
2022/02/12(土)
START:16:00
END:23:35
PLACE:下北沢CREAM
DOOR:¥1,500 + 1order
LIVE:
ren du
Lazhward
DJ:
奇怪電波倶楽部
NordOst
HAIZAI AUDIO(DJ set)
~離
miura(映像出演)
バイレファンキかけ子
Dirty Dirt
nerdcamp.com(Telematic Visions + illequal B2B)
※会場内でのスマートフォン等による動画撮影を禁止とさせていただきます。写真撮影は可能です。
※動画を撮影したい方は、当日会場に設置される「free camera」をご利用ください。後日アーカイブを公開いたします。
※東京都内における新型コロナウイルスの感染状況により、イベントの収容可能人数・開催時間などが変更となる可能性がございます。情勢を注視しつつ、変更点がある場合には迅速にアナウンスを行います。予めご了承ください。
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イベントの名を冠す「第四の道」とは、19世紀に活動した神秘主義者・グルジエフが提唱した概念で、世俗を捨てずとも日常の中で精神的発展を目指せる「ずるい人の道」とも表現されたものです。知識だけでは不十分な諸問題に、ピュアで能動的な姿勢にて対応すべく本パーティーは開催されます。
– 奇怪電波倶楽部
ふぁいと、だよ。
– NordOst
category:NEWS
2022/05/31
1000回目の夏、7月24日 下北沢CREAM 奇怪電波倶楽部とNordOstによる共催イベント〈第四の道〉が、7月24日に再び開催される。第2回目となる今回は“Layer:02”と題し、初回からさらなる発展を遂げる形で下北沢CREAMの2フロア両方を借り切って行われる。 映像出演者として、レーベル〈Tsundere Violence〉を主催するカリフォルニアのbreakcore/lolicoreアーティスト・Himeko Katagiriと、HexDから派生したジャンル #sextrance の中心人物として知られるメリーランドのプロデューサー・purity://filterが登場。SoundCloudの深淵で鮮烈なDJmixを披露している津田、dj kuzukiriの両名の映像出演も決定している。 また、現地出演者として、いむ電波.wav、奇怪電波倶楽部、emamouse、lilbesh ramko、seaketa、Yoyouがライヴセットで登場。DJには~離、ENJI、nerdcamp.com (Telematic Visions + illequal B2B)、nerd-hispeed、speedy lee genesis、yayoi、YONEDA+OST (YONEDA + NordOst B2B) が決定。札幌よりmostinも登場する。 なお、当イベントでは前回即完売してしまった会場限定ZINE「the4thway」の続きとなる“the4thway Layer:02”を販売、フリーマーケットの開催も予定されている。2月の開催時には100名以上の観客が下北沢へ集結したと記録されている。 現地総計18ユニットに及ぶアーティストが、ジャンルやシーンの垣根なく集結する。単なるデイイベントに留まらない多次元衝動の破裂と縫合を、ぜひ現場にて目撃していただきたい。 – 〈コメント〉 やや意地の悪い衝動と、身体の活性化。 ―奇怪電波倶楽部 飛べない翼にも意味があり、魔法はきっと使えて、一人にはならず、ゴールはしない、1000回目のガチ夏。いい日になると思います。にはは…。 ―NordOst – イベント概要 〈第四の道 layer:02〉 会場:下北沢CREAM (B1F&2F 2floor) 開催:2022年7月24日 (日) 17:00 START エントランス:¥2,000 + 1drink (door only) VIDEO GUEST: dj kuzukiri (???, Japan) purity://filter(Maryland, USA) Himeko Katagiri(California, USA) 津田 (昼放送set) LIVE: いむ電波.wav 奇怪電波倶楽部 (Meditation&Mindfulness set) emamouse seaketa Takeshi Ohyama.ramcore Yoyou DJ: ~離 ENJI nerdcamp.com (Telematic Visions + illequal B2B) nerd-hispeed mostin (北海道) speedy lee genesis yayoi YONEDA+OST (YONEDA + NordOst B2B) VJ: 奇怪電波倶楽部 (A-Z) SHOP: ZINE #the4thway
2022/04/07
5月7日 SPREAD 5月7日、下北沢SPREADにてブレイクコアDJ/VJ・奇怪電波倶楽部が主催するDJイベント「斯くの如し」が開催。 出演は、エクスペリメンタル・エロゲ・サントラというジャンルを爆進するDirty Dirt。100円CDコーナーという魔窟を知り尽くしたデラ。フロアを混乱と狂気の渦に叩き込むHARETSU。殺人ヨットスクール校長ことハードコアDJ、C-TYPE。そして常に私たちを次のステージへと誘ってきたVRDJDJ SHARPNELがVRセットで登場。VJは今やその名前をみない夜は無いippaida strageが担当。フライヤーデザインは髙杉龍斗が制作。 — イベント名:斯くの如し 場所:下北沢SPREAD 日時:2022/5/7 (土) OPEN:17:00- チケット:2,500円+1D Dirty Dirt デラ HARETSU C-TYPE DJ SHARPNEL VJ:ippaida strage
2023/09/30
カルチャーを後押しする最良のグッズ作り 2023年9月末日、グッズ制作会社・株式会社MOTHERが発足となった。コアメンバーはDIGITAL OFFLINEを主催しVJとしても活動する奇怪電波倶楽部とデザイナーのpapico。アーティスト/DJやイラストレーター、キャラクターコンテンツのグッズ制作を中心に「カルチャーを後押しする最良のグッズ作り」を目指して設立された。 グッズの制作にまつわる”どの段階からでも相談可能”な体制をとり、オリジナルグッズの制作のほか、企画、デザイン、工場発注、販売まで一貫して行うことでこだわりのアイテムを作成することを目標に置いている。年内に同社のアイテムを取り扱うECサイトを立ち上げ予定。制作依頼のほか、イベント/パーティのポップアップ等も積極的に行っていきたいとのこと。 また、株式会社MOTHERの立ち上げを記念して、AVYSSとのコラボTシャツが発売される。デザイン内のイラストは芳文社 COMIC FUZにて、全編ドット絵で連載され話題となった漫画「 ILY. 」の作者である「なるめ」が担当。なるめ制作のオリジナルイラストを、白ボディと黒ボディのそれぞれ別デザインに落とし込んでいる。 本日より「AVYSS ONLINE SHOP」で受注予約受付が開始となっているので気になった人は是非チェックしてみよう。 AVYSS ONLINE SHOP:https://avyss-shop.com/ 株式会社MOTHER:「カルチャーを後押しする最良のグッズ作り」を目標に奇怪電波倶楽部とデザイナーのpapicoが発足したグッズ制作会社。オリジナルグッズ制作のほか、制作にまつわる依頼を現在募集中。企画立案からデザイン、工場発注までどの段階でも依頼が可能。本年内にECサイトも立ち上げ予定。現在、冬コミに向けてエロゲ制作中。 連絡先:yokozawa@motherand.net 奇怪電波倶楽部:https://twitter.com/D_enpa なるめ:1992年生まれ、北海道出身のイラストレーター。ドット絵を使用した鮮やかで繊細な唯一無二な作品で大注目されている。芳文社 COMIC FUZにて漫画「 ILY. 」、テレビ朝日ガリベンガーV公式FC 私立ガリベン大学にて漫画「 VHS 」を連載担当。 なるめ HP:https://www.narume.work/ なるめ SNS:https://twitter.com/narumeNKR 奇怪電波倶楽部へ、株式会社MOTHER設立記念インタビュー 聞き手:NordOst ――会社設立およびアビスでのコラボグッズ販売開始ということで、簡単にそのバックストーリー、つまりどういう形でこのスタイルを取って活動していくことになったのかを聞かせてほしいです。 奇怪電波倶楽部(以下、d):元々、僕がずっとエロゲを作りたくて。そしたらpapicoが「キャラクターを自分たちで生み出して、版権を持ってからセルフブートレグの方法論で公式グッズを作ればいいんじゃないか」といったようなアイデアを提案してくれて、だったら最初からグッズ制作会社を作って、その活動と自分達ができることをオープンにしようじゃないかと。気持ちと方向性が奇跡的に合致して始動したって感じですね。 ――ズバリ社名は? d:社名は株式会社MOTHERです。これは大好きなエロ漫画があって、その中の言葉から拝借した感じですね。2月くらいから準備を重ねて、9月にやっと登記出来ました。 ――今年に入ってからはずっと準備期間だったわけなんだ。だいたい半年前以上頃からですかね。 d:「年内にやりたいね」みたいな話をしたんだけど、もう9月の段階に登記して、年内は色々動かしながら、冬コミにエロゲを何とか間に合わせて出す、その間もグッズを作りまくり始める、っていうスケジュールで今動いてます。 ――コミケといえば同人サークル文化だけど、サークル単位で動くんじゃなくて先に法人からっていうのが面白いかなって思いますね。DIYの規模感でこういう制作をやっていく中で、あえて法人って形態を選んだ理由とかも気になるところで。 d:そこは意識的にやってて。もちろんサークルでも良かったんだけど、僕らがやるべきなのは、アニメとかキャラクターコンテンツの公式ライセンスでかっこいいアイテムを作りたいよねっていうことを第一目標にしてるので。その土俵に立ちたかったんです。 ――確かに、特にインディー規模の活動圏において中間的な存在はほぼないから、クリエイションを支えるポジションって一極集中になりがちな構図はインディーの課題の一つとしてあると思うんで、面白い動きだなって。 d:大きな会社と各クリエイターがいる、って感じが今の状態だから、ある程度そういう小回りも効くタイプの会社があってもいいなってずっと思ってて。 ――たぶんこれってブートレグ的な創作活動自体に通底する思想だと思うんですけど、結局は二次創作も正しく創作ではあるんだけど、それはあくまで原典がないと何にもならない行為でもあり。あえて悪い言葉を使うなら、いわゆる同人ゴロ的な感じでお金をちゃんと生み出しながら活動することも出来てしまえるものですけど、そこの慣例を乗り越えようとするっていうのがすごく、特に我々ぐらいの世代の動きの中だとまだ見えてこないところではあるから、受け手としてもワクワクしますね。 d:個人的にはブートを否定したい気持ちがあるわけじゃなくて、どっちも肯定したいし。絶対、誰しもまずはブートや二次創作を作るところから創作がスタートすると思ってて。でも、そのスタート地点でずっと留まるんじゃなくて、ある程度オフィシャルな仕事とかもちゃんと受けられる仕組みっていうのを作っておくと、両者がカルチャーとして繋がるんじゃないかなって思ってるんですよね。ただ、その領域での先例はまだほとんど無いわけだから、本当にゼロベースから始めるんですけど。でも、とりあえずスタートラインに立ってみるしかないな、みたいな気持ちで会社を作りました。 ――確かに、ロールモデルがない活動をするのであれば、最終的に誰かのロールモデルになることっていうのは目指すべきところとしてあると思いますね。 d:そもそも株式会社MOTHERが何の会社かっていうと、「グッズ制作」でもってカルチャーを後押しする会社ですね。「エロゲ作るぞ!」とか言っちゃってるんですけど、それ自体はたぶん本当に最初だけで。基本的にはアーティストさん、DJさん、イラストレーターさん、漫画だったりゲームだったりアニメだったり、のグッズ制作と企画、販売をします。そういうグッズってTシャツやアクリル商品のイメージがあると思うんですけど、実際僕たち現在得意ではあるんですけど、折角会社にしたんで、既存の枠を超えたグッズにも挑戦したいですね。かっこいいグッズってカルチャーの奥行きを作ると思うので。そのために現在、各工場に足を運ぶ日々です。 ――要するに、ナード文化圏の商品でよくあるグッズのファッション性を高めていくというか、普段身につけていても成立するし、ある一定の文脈を汲み取っているファンアイテムとしても成り立つようなイメージ? d:そうですね。基本的に公式が出すファングッズっていうのは、売れるが故に無難になりがちなので、普段使いしたいと思えるもの、たとえばクラブに着ていきたいと思えるようなものは本当に少ないです。それは問題だよねと。好きなものは日頃から堂々と身につけていたい。なので、MOTHERでは頼まれたことを忠実にやるだけではなく、こちら側からもアイデア出しをしたりとか、一緒に二人三脚で進められるようなスタイルが理想です。 ――どういう段階で話しかければ良いのでしょう? d:どこからでも話を受けることはできて、本当にアイデアベースから一緒に始めるパターンでもいいですし、弊社にはグッズ制作に特化したデザイナーと製造工程に関しても精通しているメンバーがいるので、イラストはあるのでこれをグッズにしたい!みたいな段階からでも、最終的な納品や販売(年内にECサイト立ち上げ予定)までまでしっかりサポートします。そうした工程のどこからでも話しかけてもらって大丈夫、というサービス体制も整えてます。例えばイラストレーターさんから、「既にあるイラストをグッズ化したいです」って言われたら、その魅力を活かすためにデザインパターンやグッズの種別みたいなところから提案できます。あとは、「工場選びだけどうすればいいかわからない」というところから相談してもらっても対応できるようにしています。 ――つまり、制作プロセスにおける諸作業をワンストップで対応できますよ、どこから手伝っていくかはオファーする側に選択肢があります、というわけなんですね。それはめちゃくちゃ小回り効くサービスで、痒いところに手が届く感じですごいなと。 d:やっぱりクリエイターごとにスタート地点は違うと思うし、考えてることの粒度なんかも違うと思うので、そこに対して柔軟に合わせていくのが僕らが目指すサービスですね。それは「一緒にこだわったアイテムを作っちゃいましょう!」っていう問いかけでもあるし。個人が出せるような工場やサービスに制作を発注するよりもある程度安く済むと思うし、もっとこだわれるので。個人向けの制作サービスって選択肢が少なくて、こだわればこだわるほどオプションでどんどん高くなっちゃうみたいなところもあるんだけど、MOTHERとして法人格を持つことで、ある程度そうした工場にも柔軟に働きかけることができるので。 ――こうした話を記事という形で目にしてコンタクトを取ろうかな、って思うとき、実際どれぐらいの規模感のロットからサポートできますか? おそらくかなりミニマムなところからやってくれると思うんだけど、具体的な構想なんかあればぜひ聞いておきたいです。 d:例えば「イベント限定で売ります」みたいな、本当にミニマムなパターンで30から50ぐらいのロットでも別に全然大丈夫です。基本的にはロット数で話を受ける/受けないっていうことはしないつもりなので、むしろどんどんたくさんの人にお声掛けいただきたいです。規模感の話は全く気にせず、まずは気軽にお問い合わせいただければ。たとえばメンバー向けのスタッフTシャツを作りたい、みたいなパターンもあると思うんですけど、それでも基本的にはサポートします。どうしても極小ロット、具体的には5~10とかになるからちょっとだけ単価は高くなっちゃうかもしれないんですけど、むしろだからこそまずは相談してみてほしいですね。予算感とかをある程度先に共有してもらったほうが最適な提案もしやすいので、もし何もわからなかったらヒアリングだけでもOKです。今年は制作を通して会社としても依頼してくれた方と一緒に大きくなっていけたらと思ってますね。 ――じゃあ本当に、一応法人格を持ってはいるけど、内容的には個人規模のクリエイティブスタジオのような感覚で接することもできるってことですかね。 d:そうですね。規模感の問題なのか、そこを真摯にやってる会社、頼みたいと思う会社って国内見渡してもほとんどいなくて、普通に自分がそういう会社が欲しいなって思ってたんで。グッズを作るにしても、本当に売れんのかよみたいな疑念も浮かぶものなので。そもそもその単価が適正かどうかも判断できないですし。じゃあ例えば5万円だけで何とかしようってなったとき、その5万円の活かし方から考えられるような形が理想じゃないですか。利益も取れるようグッズを作らないと、次にも繋がっていかないですし。だからこそ、ただ熱心なファンだけが買うようなものじゃなくて、普遍的な魅力を持ったものを自身の偏愛とバランスを取って作れるサービスも無いと思うので、そういうものは目指したいです。 ――いわば「ディズニーの耳」としてしか機能しないグッズってこの世にいっぱいあると思うんですけど、そういうものではないものを作ろうぜって話ですかね。 d:ですね。そこは無くしていきたいところで、たとえばナードコアの歴史を辿ると大好きな日本國民(00年代にかけて活動した同人サークル/レーベル)/COSPAがいたように、ファッションのキワになって切り込んでいく流れがあったけど、それはクラブカルチャー/ナードカルチャーの文脈で言えば今ほとんど失われたものかなと思いますので、個人的にも復活させたいところではあります。 ――その中で言うと、今後は文化的な連動性を目指して〈DIGITAL OFFLINE〉も法人の中で動かしていく形になる? d:そうですね。今後僕がやるイベントとかは法人格の中に吸収していきます。そこで正直別にあんまり変わることは無いんですが、海外アーティストの招聘とかを、グッズ制作込みでの売り出しとかが出来れば来日の金銭的ハードルも下げられるかなとか。イベント制作も音楽も、両方の面でどっちも一対一に近い割合で進めていくこともなかったと思うので。クラブカルチャーから離れるのではなくて、むしろプラスに掛け算していきたい。会社って箱を作ったことをどんどんプラスに活用できたらいいなって思ってます。 ――コアメンバーが興味を持っているフィールドがいくつかあって、それを相互補完的に連動させていくというか。そういう意味では「中間的存在」を目指すというのもわかるし、そういう姿になるんじゃないかなって話を聞いてて思ったんですけど。 d:それと、未来に向けて起きていくことに目を向けていきたいってことで言えば、もう今すぐにでもVTuberのグッズとかやりたいし、多分やります。 ――今聞いてた展開の中だと、まず第一弾としてやっていくのがエロゲの制作と頒布だと思うんですけど他では何かありますか? 現時点で決まっている話とか、話せる範囲で。 d:AVYSSとのコラボTシャツをリリースさせてもらいます。なるめさんっていう作家さんのイラストを取り入れたものです。最高のイラストとデザインに仕上がっていると思うので、是非チェックしてください。あと、ポップアップとかも気軽に呼んでください!そもそも、クラブに来る人は買い物をしに来てるわけではなくて、自然な連動性を持たせることって容易ではないと思うんですけど、そこが合致したときには掛け算的に大きなものが生まれるはずなので、実店舗もまだないですし、できる限りやっていきたいなと。その後エロゲ作ってそのグッズを作って、、、 ――話のなかでたびたび「中間的存在」っていう言葉が出ましたけど、これが恐らくキーかなって思ってて。共通項はあっても混ざり合っていない領域を繋げる触媒みたいな存在になりたいんだろうなっていうのは伝わってきたし、自分もそこを目指してDJとライターを続けているので、期待も夢も大きいです。ファッションでいえば、普通に着ることもできるけど「エッジーなものをあえてこの場所に着ていく」とか、そういう文脈性をずらしていくっていうことに面白さがあるんじゃないかなと思っていて。で、そうした要素は現状不足しているからこそ、みんな中古市場にdigを求めていく。それはつまり、自分の感性にフィットするパーツを拾いにいく行為という側面もあるかなって思うんですけど。 d:「自分で探しにいく、なければ作る」って営みって、ナードのベースになっているところで。ただ、アーカイブ以外にも新しく生まれてきてるものもあるよ、っていう提案ができればな、と。だって、普通にファッションも音楽も区別なく好きなんですから。そこに対して、我々は掛け算的な勢いを提案していきますよ、という話でした。欲しいものがなかったら一緒にみんなで作っちゃった方がいいんじゃないかっていう。あと折角なので言えるだけ言っておくと、海外のコンベンションのアイテムなんかも作りたいですね。原産地から生の魅力を届けられたら理想です。 MOTHER + AVYSS BLACK 受注期間:9/30 – 10/7 発送予定:10月下旬頃 https://avyss-shop.com/items/651536e8af1f4a002e832822 MOTHER + AVYSS WHITE 受注期間:9/30 – 10/7 発送予定:10月下旬頃 https://avyss-shop.com/items/651537a49ddf72002c48ef2f
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