ヌケメのECサイトにて「ヌケメ帽 2(ツー)」が発売

次の10年に向けての大きな更新

 

 

ヌケメのECサイトにて「ヌケメ帽 2(ツー)」が発売。今作は2008年に行われた辺口芳典とヌケメによる共同制作に端を発し、不定期ながら現在まで13年に渡って制作を続けてきた。辺口による散文詩を帽子の正面に刺繍したその印象的なデザインは、発売当初から大きなインパクトを与え、様々なパロディ商品を生んできた。

 

そして、14年目となる今年、辺口とヌケメは現在までの「ヌケメ帽」の骨組みとなるスタイルは残しつつ、今までのイメージを一新すべく、ベースとなるキャップの新調、フォントの変更、また日本語の大きな特徴である「縦書き」を取り入れるなどした「ヌケメ帽 2」を制作。今作品初となるモデル撮りでは、スタイリスト/ディレクターに庄司洋介を招き、撮影を写真家オノツトム、モデルを南琴奈、ヘアメイクを山口恵理子が担当。タイトルには、次の10年に向けての大きな更新という意味を込めて、あえて「2」を付けているとのこと。

 

 

Nukeme Online Shop (Here Is Just A Online Shop)

https://nukeme.thebase.in/

 

価格: 8,800円(税込)

デザイン展開: 7種の言葉、それぞれ黒と緑の2色展開の計14種。

サイズ: フリーサイズ

エディション: オープンエディション

言葉:

なにものもヌケメ帽を驚かせることはできない

パーソナルってアシッドのこと?

なまけもののゆるぎのない静けさ

布の上の無防備な景色

死と友人というのはむかつく

げんけい

ヌケメ帽

 

【ヌケメ帽】

辺口芳典の散文詩をキャップの正面に刺繍したシリーズ作品で、2008年から現在まで不定期に制作が続けられている。過去の作例は「暴かれたい」「とっくに忘れた」「霧に包まれたシュウマイ」など200種類以上に及ぶ。価格とエディションが言葉毎にバラバラに設定されているのも特徴だが、今回の「ヌケメ帽 2」はオープンエディションでの販売となる。

 

【プロフィール】

ヌケメ アーティスト

1986年生まれ。2008年、詩人・辺口芳典と共同制作を行った卒業制作をきっかけにブランド・Nukemeをスタート。代表作に、辺口芳典による散文が大きく刺繍された「ヌケメ帽」や、文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選出された「グリッチ刺繍」シリーズなど。2018年には、写真家・HIROMIXとの合同展 「KAWAII未来」を高円寺で開催し、銀鏡彫刻のアート作品「Awful Images」を発表した。

https://nukeme.thebase.in

 

辺口芳典 詩人

1973年 7月26日 大阪阿倍野生まれ、新世界かいわいの下町で育つ

2000年 阿部カウチ名義でWasteland誌にて詩人デビュー

2001年 詩集「無脊椎動物のスポーツ・メタル」

2006年 辺口芳典に改名、キヤノン写真新世紀優秀賞

2010年 nobodyhurtsから「女男男女女男女女女男女男男女男女女」を出版

2011年 ドイツ、デュッセルドルフのゲスト・アーティストとして選出され「ANTI FOTO」「Photo Battle」に参加

2014年 アメリカ、シアトルのChin Music Pressから「Lizard Telepathy Fox Telepathy」

2017年 edition.nordから写真集「mean」を刊行、翌年にブルノ国際グラフィック・ビエンナーレ入選

2019年 edition.nordから大阪此花区の六軒家川を写した「peels」

2020年 Forget Publishingから詩集「水の家」

http://yoshinorihenguchi.com/

 

【撮影クレジット】

Design: ヌケメ Nukeme

Poem: 辺口芳典 Yoshinori HENGUCHI

Direction / Styling: 庄司洋介 Yosuke SHOJI

Photo: オノツトム Tsutomu ONO

Hair / Make: 山口恵理子 Eriko YAMAGUCHI

Model: 南琴奈 Kotona MINAMI

category:NEWS

tags:

RELATED

FEATURE

2024/04/16

新しい”swag”を真ん中から提示する|safmusic interview

みんなの生活とか暮らしのムードを変えていく
 more

2024/04/12

「森、道、市場 2024」にてAVYSSプレゼンツ「AVYSS Pack」が開催

5月25日 MORI.MICHI.DISCO.STAGE (遊園地エリア) more

2024/04/08

私達と友人の為の超解放安全空間を目指して|SUBCULTURE interview

レイヴ好き少年2人による幻想成長物語
 more