ENG JPN

ABADIRが日常会話コラージュベースアルバム『Pause/Stutter/Uh/Repeat』を発表

会話の中の言葉を抽出

 

 

重力に逆らうようなテンションの上昇と下降、ぎっしりと詰まったグリミーなパターンと爆音のオーバードライブ・キックのコレクション、そして人間の声を音源としてアクースマティックかつデジタルに処理をする為の舞台。プラハのレーベル〈Genot Centre〉よりエジプト拠点のアーティストABADIRの新作アルバム『Pause/Stutter/Uh/Repeat』のリリースが発表。

 

コミュニケーションの掴みどころのない痕跡や、会話の間のゴースト・ノート、聖歌隊のサンプリングなどが、このアプローチの基礎となっている。複雑なドラムロールの音を引き立て、押し上げ、限界を超えて捻じ曲げる。金属製の合成物が衝突、変形、破裂する音を加えて、打ちつけるベース。FRKTL、Ice_Eyes、Fausto Mercier、ZULIによるリミックスも収録。

 

“日常の会話の中で、私たちは音節を実際の長さよりも延ばす、ため息、舌や唇を鳴らす、笑う、そして繰り返す。このような挿入的な言葉や詰め物は、私たちの会話には不要なものであり、アイデアの流れを妨げるものでさえあると考えられるかもしれません。しかし、耳を澄ますと、そこには、迷い、スリル、不快感、不確かさ、驚き、恥ずかしさ、熟考、あるいは意味を求める苦悩など、より深い意味と感情が込められていることに気づくでしょう。私は、一貫性のある会話の中から繰り返し発せられる言葉を抽出し、それらの音の断片を聴けば聴くほど、私たちの意味のやり取りは常に断片化されていることに気がつきました。この圧倒的な断片感がコラージュ構造を生み出し、作品に解体されたドラマチックで映画的なサウンドを吹き込みました。この意味で、作曲におけるコラージュ技法は、私たちが会話の中の小さな発話から意味を構築する方法を反映しています。『Pause/Stutter/Uh/Repeat』は、見落とされているコミュニケーション、暗黙の表現、捉えどころのない意味を蒸留したもので、すべて1音節の発話に還元することができ、最終的には、意味を再確認するためのキャンバスとなりました。私はこの作品を、ブレーメン芸術大学の修士課程「デジタルメディア」の卒業プロジェクトとして提出しました。”

 

 

ABADIR – Pause​/​Stutter​/​Uh​/​Repeat

Label : Genot Centre

Release date : 4 July 2021

Pre-order : https://genot.bandcamp.com/album/pause-stutter-uh-repeat

 

Tracklist

1. I

2. II

3. III

4. IV

5. V

6. VI

7. VII

8. IV (FRKTL Hyperstition Remix)

9. III (Ice_Eyes Third Eye Exercise Remix)

10. VII (Fausto Mercier Notif Tournament Remix)

11. V (ZULI WM Remix)

 

Recorded, produced & mixed by Rami Abadir

Artwork & tape design by Sam Lubicz

Mastered by Roland Nagy (Fausto Mercier)

category:NEWS

tags:

RELATED

FEATURE