2021/01/13
2月25日リリース
エクスペリメンタル・サウンド・アーティスト、Xuri(FKA Yuri、Parietal Eye)がコペンハーゲンのレーベル〈Janushoved〉から4thアルバム『Bedlam Of Salt』のリリースを発表。
フランスのコンクレートミュージック/エクスペリメンタル・ノイズデュオ、Lueurs Nocturnesのヴォーカルをフィーチャーした先行シングル「J’avance」を美しい3DアニメーションMVと共にリリースした。
アルバム『Bedlam of Salt』はクラブトラックから瞑想的な楽曲まで幅広いインダストリアル・サウンドを、チェリストのOliver Vaupel、ドラマーのHasse Bruunと共に制作されている。Lueurs Nocturnesのドラマチックなヴォーカルも楽曲に彩りを加え、リスナーは閉鎖的な空間と解放された美しいギャラリーを行き来する事になる。対照的なサウンドスケープを旅しながら、この混乱の時代に感情の万華鏡のような魅力的な作品に仕上がっているとのこと。アートワークはJenny Sundbyが担当。
Xuri – Bedlam Of Salt
Label : Janushoved
Release date : 25 February 2021
Bandcamp : https://janushoved.bandcamp.com/album/bedlam-of-salt
Tracklist
1. Datura, Luciferin’s Trumpet (ft. Lueurs Nocturnes)
2. Coiled Serpent (ft. Lueurs Nocturnes)
3. Kali’s Dance
4. Sage Of The Diviners
5. Mycelia Dreams
6. J’Avance (ft. Lueurs Nocturnes)
7. Caustic Salt
8. A Scene Of Calx
category:NEWS
tags:Xuri
2021/07/01
手作りの中国版オカリナ「塤」を発売 中国出身で、ロンドンを拠点に活動するサウンドアーティストLi Yileiが、冥丁や7FOなどの作品をリリースするベルリンのレーベル〈Métron Records〉より、新作アルバム『之 / OF』のリリースを発表。 Li Yileiは、アスペルガー症候群を持つノンバイナリーのアジア人としての経験を混沌と時には痛みを伴う静けさの間に反映させている。今作『之 / OF』は、前置詞として部分と全体の関係を表現しているという。それは未完の音であり、壊れた文章であり、スタートであり、持続可能で、可能性と憧れに満ちている。 多くの移民がコロナウィルスによるパンデミックの混乱の中で経験したことをLi Yileiも同じように体験しているという。ビザが切れ、家族のいる中国に戻り、ホテルでの2週間の自粛中に自分自身の時間に対する認識を高め、新しい現実の中で生まれた感情をサウンドに落とし込んだ。アナログシンセサイザー、ボーカルサンプル、フィールドレコーディングに、バイオリンや古琴などの弦楽器をを加え、悲しみ、パニック、癒し、停止、憂鬱、希望、喜び、空虚などの瞬間を捉えながら、人間と自然の音響的関係を探究している。 アートワークには宋の時代に描かれた花や鳥の絵画が配置されており、広大な時間の流れを表現したそれはアルバムの大きなインスピレーションの源にもなっている。 『之 / OF』は、2021年8月16日より500枚限定のレコード、CD、デジタルでリリースされる。さらに、7000年の歴史を持つ中国の伝統管楽器で、中国版オカリナの「塤(読み方:シュン、又はケン)」にダウンロードコードが付属したものも数量限定で販売。こちらの「塤」は、Li Yileiによる手作りとなっており、特注の木箱に「塤」、サイン、写真が封入されているとのこと。 https://soundcloud.com/metronrecords/li-yilei-chu Li Yilei – 之 / OF Label : Métron Records Release date : 16 August 2021 https://metronrecords.bandcamp.com/album/of Tracklist 01 – TAN / 潭 02 – CHU / 處 03 – HUO / 惑 04 – WEI / 未 05 – HAI / 海 06 – NEI / 内 07 – MUU / 木 08 – SAN
2020/09/23
11月20日リリース E-Saggila、破壊と創造の時代が到来した今、イラク出身トロント拠点のプロデューサーRita Mikhaelによるプロジェクトはさらにその存在感を示す。 Northern Electronics、Opal Tapes、BANK Recordsを経て、今作はノイズ/インダストリアルシーンのトップランナーDominick Fernowが主宰する〈Hospital Productions〉から11月20日に2LPとデジタルでリリースされる。社会人類学者メアリー・ダグラスからインスピレーションを受けた今作は、ブレイクコア、アンビエント、を吸収し、ねじれたリズムの構築でディープなヘッドフォンリスニング体験を提供してくれる。また、ダンスフロア、カーステレオ、ベッドルームでシームレスに共存し、機能する作品となっている。 E-Saggila – “Corporate Cross” Format: 2xLP / Digital Label: Hospital Productions Cat. No: HOS-681 Release Date: November 20th, 2020 Bandcamp : https://hospitalproductions.bandcamp.com/album/corporate-cross Tracklist A1 / 1. Redcloud A2 / 2. Replica A3 / 3. 9 Digest B1 / 4. Mouth In Reach B2 / 5. Cellygrin C1 / 6. For The Butterfly C2 / 7. Slowland D1 / 8. Corporate Cross D2 / 9.
2025/05/02
先行シングル「I Can Be Convinced」のMV公開 LA拠点に活動するバンドStarlingが、サンアントニオのレーベル〈Sunday Drive Records〉」(20年代シューゲイズ/オルタナティブバンドGlare、Leaving Time、all under heavenなどの作品を発表してきた)からデビューアルバム『Forgive Me,』を6月にリリースする。先行シングル「I Can Be Convinced」のMV公開。 「混乱した愛の中で、静けさを求め、ノーと言われることを求め、束縛されることについて書かれた曲」 混乱、フラストレーション、愛、そして喪失、これらすべてがデビューアルバム『Forgive Me』全体を通して表現される。約1年をかけて書き上げられたこの作品は、ロサンゼルスのメンバーたちがさまざまな小屋やアパート、ガレージで自ら録音したもの。ミックスはドラマーのErik Sathrum Johnsonが手がけ、アートワークはバンドとその友人たちによって撮影され、マスタリングはGreg Obis(MJ Lenderman、Wishy、Dusterなどを手がけた)によって仕上げられた。 「Quiet」のような楽曲は、ゆっくりと繊細なメロディから始まり、中盤で爆発するようなサウンドへと変貌する。この曲のギターは、真夏のエアコンのないガレージで録音された。肉体的にも精神的にも過酷で、ほとんど宗教的体験のようだったその感覚が、録音にもにじみ出ている。シングル「I Can Be Convinced」は、悲しみに満ち、切望するような曲で、静けさを求めている――にもかかわらず、皮肉にもアルバムの中で最も明るくテンポの速い曲のひとつ。アルバムの最後を飾るのは、7分近くにわたる「Keep It」。この曲は2024年初頭からStarlingがライブで演奏してきたもの。歌詞にはフラストレーションが満ちており、不気味で抑えた詩が緊張感を高め、やがて轟音のディストーション・コーラスへと突入する——ダイナミックな対比を通して感情を表現する彼らの力を示す1曲。 『Forgive Me』でStarlingは、徹底してパーソナルかつDIYな作品。全ての音の細部を自ら形作り、メロディ、リズム、生々しい感情のすべてが意図をもって配置され、間違いなく彼ら自身のものとなる。 Starling – Forgive Me, Label : Sunday Drive Records Release date : June 27 2025 Pre-order : https://dthw.sh/icanbeconvinced Tracklist 1. Quiet 2. I Can Be Convinced 3. My Love 4. 25 5. No Frown 6. Slow Down 7. Keep It
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