2020/11/20
12月11日リリース
〈PTP〉〈Hyperdub〉〈Bala Club〉から作品をリリースしていたロンドンのプロデューサーEndgameが立ち上げたレーベル〈Precious Metals〉は、自身のNTS Radioでの番組を発展させるような形でスタートさせており、まだ発掘されていないアーティストに光を当て、アンダーグラウンドの真の不条理を反映させることを目的としている。
そんな〈Precious Metals〉の第2弾として、サウスロンドンのアーティストFirst CircleのデビューEPのリリースを発表。セルフタイトルの今作は、腐食性を帯びたシンセや、メタルギターのリフ、荒々しい808などが鳴り響く。テクノロジーが進化しすぎたロンドンを描く映画のような内容は、希望の瞬間も少しばかり覗けるかもしれない。不穏な空気が漂うロンドンで混乱を招くUKドリルサウンド、割れたガラスに光が差し込むような朝8時のレイヴの哀愁、緊張感があり、不吉で、冷酷な作品であるとのこと。
First Circle – “First Circle”
Label : Precious Metals
Release date : 11 December 2020
Bandcamp : https://preciousmetalsx.bandcamp.com/album/first-circle
Tracklist
1. Untitled (The Push)
2. Bitter?
3. First Circle
4. Shout
category:NEWS
tags:First Circle
2020/02/26
SZNS7Nから ロンドンのDJ / プロデューサーL U C Yにとってそのサインマスクはアーティスト活動において、彼女の象徴になりすぎたようだ。 L U C YがLCYとしてセルフタイトルの4曲入りデビューEPを自身のレーベル〈SZNS7N〉からリリースした。本作ではL U C Y時代に比べて、よりダークに、パーカッシブに進化。マスクを外したことに関して「マスクをしていたのは、リスナーが音楽とアートに集中できるように匿名性を高めたかったから。でも悲しいことに、近年はそれが裏目に出てマスクが話題の中心になっていた」つまりマスクを外したのは、マスクが彼女の象徴的サインになりすぎてしまい、最初の意図とは逆の効果を持ち始めたから、とのこと。 LCY – “LCY” Label : SZNS7N link : https://szns7n.bandcamp.com/album/lcy Tracklist 01. L 02. U 03. C 04. Y
2019/09/06
11月8日リリース ブリストルを拠点にするRobin StewartとHarry Wrightによるデュオ Giant Swan は、これまでに〈FuckPunk〉〈Timedance〉〈Mannequin〉〈Whities〉などから作品をリリース。今回、待望のデビューアルバム『Giant Swan』を発表した。 EBMやシンセ系の老舗〈Mannequin〉からロンドンの先端レーベル〈Whities〉まで幅広く愛され、その血が踊るアグレッシブなサウンドはブリストルにとどまらない活動を展開。ハードコアなボーカル、打ち付けられる強いビートとノイズ、本作でもGiant Swanの美学は徹底している。本作は新たなに立ち上げた自身のレーベル〈KECK〉からリリースされる。先行で冒頭曲「55 Year Old Daughter」が公開。 Pre-Orderはこちら。11月8日にCD、レコード、デジタルでリリース。 Giant Swan – “Giant Swan” 01. 55 Year Old Daughter 02. Pandemonium 03. ‘I’ As Proof 04. Pan Head 05. Not A Crossing 06. OPAFS; R 07. Weight Of Love 08. Peace Fort 09. YFPHNT 10. Spisbah
2020/01/14
デザインはtissue hunter galen tiptonは、昨年9月にSeth GrahamとKeith Rankin (Giant Claw)主宰の〈Orange Milk〉からニューアルバム『fake meat』のリリース。rkss、Holly Waxwing、Seth Graham、Giant Claw、donnie fredericks、G.S. Sultan、Loto Retina、日本からtoiret status、Koeosaeme、woopheadclrmsらも参加した22曲入りのコラージュビート集『fake meat』に関してレーベルは、MadlibやJ Dillaのビートに、食品まつりやDJWWWWを混ぜ、さらにArca、SOPHIE、Elyisa Cramptonなどのクィアパワーをプラスさせたと称している。 今回、新たなプロジェクトrecovery girlをスタートさせ、〈DESKPOP〉からセルフタイトルのデビューEPをリリース。『Dark Web』を更新したとも称された『fake meat』のコラージュアートから一転、こちらではピッチシフター使いの強めでキャッチーなエレクトロニック、100 gecsにも通ずるポップネスを披露している。プロデュースはもちろん、ボーカルもgalen tipton自身によるもの。アートワークはtissue hunterとgalen tiptonが共同で手がけている。 recovery girl – “recovery girl” 1. big loud & violent 2. that girl is my world (you transphobic piece of shit) 3. recovery girl 4. lets go bitch 5. numbing gel 6. dont be my light link
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