2020/09/28
10月15日リリース
『恐怖分子』『 牯嶺街少年殺人事件』などを手掛けた楊徳昌(エドワード・ヤン)と並び、台湾ニューシネマを代表する巨匠、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)。『悲情城市』『フラワーズ・オブ・シャンハイ』など手掛けてきた侯孝賢の2001年の監督作品『千禧曼波 / Millennium Mambo』のテーマ曲「A Pure Person」に焦点を当てた再解釈作品が発表された。
スー・チー演じるビッキーの愛の喪失と再出発を描いた物語の象徴的なオープニングシーンで流れる「A Pure Person」を手掛けたのは、映画音楽や実験電子音楽のプロデューサーであり、俳優でもあるリン・チャン(Lim Giong)で、彼は他にも『憂鬱な楽園』『百年恋歌』など侯孝賢とは何度もタッグを組んでいる。今回の作品にはリン・チャンの新曲「Recite 念」に加え、Alex Zhang HungtaiやPointなどが「A Pure Person」を再解釈した楽曲が収録。先行で「Recite 念」とAlex Zhang Hungtaiによる「A Pure Person」が公開。
今回の作品をリリースするニューレーベル〈Pure Person Press〉は今後もリン・チャンのカタログや、その他の台湾作品のリイシューを行う予定。また、今作の収益は慈善団体に寄付されるとも発表されている。
VA – “A Pure Person”
Label : Pure Person Press
Release date : October 15 2020
Bandcamp : https://purepersonpress.bandcamp.com/album/a-pure-person
Tracklist
1. Lim Giong – Recite 念
2. Point – A Pure Person 單純的人
3. YuYing Hsu – A Pure Person 單純的人
4. Alex Zhang Hungtai – A Pure Person 單純的人
5. Non-Confined Space – A Pure Person 單純的人
6. Jieh – A Pure Person 單純的人
category:NEWS
2018/09/25
今年6月にNONから『Divine Weight』をリリースしたAlex Zhang Hungtaiが早くも新作をリリース。 今年6月にChino Amobiらが先導するレーベル/コミュニティNONからアルバム『Divine Weight』をリリースしたAlex Zhang Hungtaiが早くも新作『Eight Black Horses Crown Snake』をリリースした。 今回の『Eight Black Horses Crown Snake』は、2016年の来日でK/A/T/O MASSACREや高円寺FAITHなどでもパフォーマンスを披露したベテランDavid MaranhaとドラマーGabriel Ferrandiniとのコラボレーション作品となっている。この3人が共作するのは今回が初めてではなく、2016年にもCafe Otoで録音した『Âncora』という作品を発表している。 またAlexのBandcampで購入が可能だが、CDバージョンはDavid MaranhaのレーベルViolante Do Céuからリリースされる。CDを欲しい方はDavid Maranhaに直接連絡するとよいらしい。 連絡先はこちら。davidmaranha@gmail.com Bandcampでの購入はこちら。
2019/07/12
10月4日リリース。 Daniele Guerrini(Heith)とFrancesco Birsa Alessandri(Sense Fracture)が運営するミラノのレーベル〈Haunter Records〉から33曲入りコンピレーション『forever』が発表された。 参加アーティストがとにかく豪華。Helm、Alex Zhang Hungtai、ZULI、Ossia、Renick Bell、ssaliva、Glochids、Lutto Lento、oxhy、また〈Haunter Records〉ではお馴染みのSOMEC、S S S S、Noumeno、Ausschussなど。アートワークはKatja NovitskovaとKareem Lotfyが担当している。先行でZULIとBroshudaのコラボ曲が公開。 Pre-Orderはこちら。10月4日、デジタルでリリース。
2020/06/24
Pierre Guerineauの別名義 Jesse Osborne-Lanthier、Will Ballantyne (City)、Pierre Guerineau (Essaie Pas)、モントリオール/バンクーバーを拠点にする3名のアーティストが新たにニューレーベル〈Éditions Appærent〉をスタートさせた。 第一弾としてPierre GuerineauのプロジェクトFeu St-Antoineのデビューアルバム『L’eau par la soif』が発表。Pierre GuerineauはMarie DavidsonとのユニットEssaie Pasとして〈DFA〉から2枚のアルバムをリリース、Marie Davidsonのソロ作品にもプロダクション面で大きく関わり、エンジニア/プロデューサーとしてこれまでに30作品以上に携わってきた。そんなPierre Guerineauが、Feu St-AntoineとしてリリースするソロデビューアルバムはNick RonyとAlex Zhang Hungtaiをゲストに迎えて制作。本作はエレクトロニックミュージックの視野を拡大し、新鮮な驚きに満ちている。つんのめった無機質なリズムの渦に飲み込まれたかと思えば、ヴォコーダーが入る楽曲や人間の温かみを感じる楽曲もあり、それぞれの方向性は幅広く、常に発見がある。ヘビーなカセットコレクターでさえも思わず集中して聴き入ってしまうに違いない。傑作。 Feu St-Antoine – L’eau par la soif Label : Éditions Appærent Release date : TBA 2020 Tracklist 1. Lisières (04:11) 2. The Appærence (05:03) 3. Blues pour papa (feat. Alex Zhang Hungtai (03:44) 4. Spazio Libero ( 04:20) 5. Non Grata
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