2020/09/25
11月20日リリース
Constantine Skourlisは、ギリシャのアテネ出身のプロデューサー/作曲家。ギター、オーケストラ楽器、シンセサイザー、古いチューブラジオ、フィールドレコーディングを使用して、ジャンルの境界をぼかし、デスメタル、クラシックミニマリズム、ドローン、バロックに音楽的影響を受けてきた。
2017年に社会的な状況、現在の人権闘争、多くの人々が耐えている苦しみを反映したデビューアルバム『HADES』をUAEからバンコクに拠点を移したSalem Rashid主宰〈Bedouin Records〉からリリース。フェスティバル、美術館、ギャラリー、ナイトクラブ、劇場、映画館、1000年前の教会など、さまざまな状況で激しいライブパフォーマンスを行ってきた。ゴージャスでユニークなヴォーカルとエレクトロニック・ミュージックに、伝説的なギリシャのヘヴィ・ロック・バンド、Planet Of ZeusのSerapheim G.による破壊的なパーカッションとHalldorophoneの衝突が加わる。サブベースの深く冷たい感覚、高音のストリングスアンサンブル、Skourlisは過去の音楽性の間の新たな組み合わせを見つけ出し、頭蓋骨の奥深くから聞こえてくるような音でもあり、洞窟の奥深くから聞こえてくるような音でもある。
私の作品には、必然的に社会政治的な出来事にインスパイアされる傾向があります。ETERNAL RECURRENCEでは、人間の精神の深淵を掘り下げ、美と暴力の必然的な二元性を追求した。バランスのための永遠の闘争と、それに続く破壊。作曲のプロセスは、差し迫った危険への本能的な反応であり、世界的な大惨事の中での自己治癒の「武器」であると表現することができます。ある意味では、それはアートの目的のために私の認識を形作っている根底にある社会的/政治的テーマの連続体の中の糸であり、意識を生み出す見通しのある正のフィードバックループを生み出すことができる社会的存在としてのアーティストの役割でもあります。この作品は、テクノロジーと精神性の衝突と、社会が限界点に追い込まれた結果としてトンネルを掘られてしまった深淵を描いています。
– Constantine Skourlis
Constantine Skourlis – “Eternal Recurrence”
Label : Bedouin Records
Release date : November 20 2020
Bandcamp : https://bedouinrecords.bandcamp.com/album/eternal-recurrence
Tracklist
1. Collapse
2. Reality Cancelled
3. Atonement
4. Reckoning
5. Destroy False Idols
6. Elegy
7. Lethe
8. Ascension
category:NEWS
tags:Constantine Skourlis
2021/04/28
身体に訴るダンスミュージック 音楽家の服部峻と、Dos Monosのメンバー没 a.k.a NGSによるプロジェクトHK ETERNALが始動した。前回、uamiと没 a.k.a NGSのコラボEP『踊る火炎』をリリースした〈WIKI DRAFT〉より5月7日にセルフタイトルのデビューアルバムがリリースされる。 2人は新宿中央公園でランニングをする友人同士で、普段の各々の活動とは異なる、身体に訴るダンスミュージックを世に送り出すためHK ETERNALを結成したとのこと。今作は、その試みの始まりを記録したものであり、全編2人によるセッションの一発録りを基本に制作されている。ミックス/マスタリングは服部峻が担当。先行で収録曲「Magic Stone」のMVが公開。 HK ETERNAL – HK ETERNAL Label : WIKI DRAFT Release date : 7 May 2021 Bandcamp : https://wikidraft.bandcamp.com/album/hk-eternal Tracklist 1. Enter the Eternal 2. Magic Stone 3. Bone Is Found 4. IDK 5. Ubel 6. Three Years 7. JuRaa HK ETERNAL: Synthesizer – HATTORI Takashi TR-8S / Sampler – Botsu aka NGS Mixing/Mastering – HATTORI Takashi Art Work/Design – Botsu
2021/10/27
抑圧からの解放サウンドトラック Cherry Glazerrの元メンバーで、韓国をルーツに持ち、LA拠点に活動するSSW、SASAMIが2ndアルバム『Squeeze』のリリースを発表。先行シングル「The Greatest」、「Skin A Rat」の2曲の映像を公開。プロデュースはSASAMIで、いくつかの曲はTy Segallとの共同プロデュースとなり、Hand HabitsのMeg Duffy、King TuffのKyle Thomas、No Homeも参加している。 「The Greatest」のMVは、Jennifer Juniper Stratfordが監督を務め、「Skin A Rat」のヴィジュアライザーは、BjörkやFKA twigsのミュージックビデオを手掛けたことでも知られ、今作のアルバム・ジャケットを手掛けたAndrew Thomas Huangが担当している。 「The Greatest」について、SASAMIは次のように語る。 「この曲は、私たちが誰かに抱く最も偉大で重い感情は、それを実現したり、返したりすることができない場合が多いということを歌っている。ブラックホールから生まれたパワーのように。すべてがファンタジー。」 また、暴力的なファンタジーにインスパイアされたという「Skin A Rat」については以下のように話す。 「抑圧的なシステムや人間に対する怒りやフラストレーションを、カタルシスによって解放するためのサウンドトラック。ニュー・メタルの影響を大きく受けている。曲全体をiPadで作曲して、MIDIドラムでデモを作り、ドラマーにライブ演奏してもらった。」また、この曲ではMegadethのDirk Verbeurenがドラムを担当し、VagabonのLaetitia Tamkoと俳優/コメディアンのPatti Harrisonがボーカルで参加。 本作では痛烈な正直さと残酷なまでに妥協のないビジョンが表現されているが、それは頭が女性で体が蛇の日本の妖怪「濡女」からインスピレーションを受けている。母方が在日韓国人の家系であるという彼女は、韓国と日本が混ざり合った家族の歴史と文化を深く掘り下げていく中で、濡女に出会い、女性的で高貴でありながら、舌で血を吸い強力で凶暴だというその多面性に惹かれたという。 『Squeeze』では、制度的な暴力への怒りから、個人的な人間関係に関する事柄まで、幅広い題材が表現されている。シンガーソングライターでありプロデューサーでもある彼女は、ニューメタルの生々しい攻撃性、カントリー・ポップやフォーク・ロックの優しい素朴さ、そしてクラシック音楽のドラマチックなロマンティシズムを随所で表現しており、システム・オブ・ザ・ダウンからシェリル・クロウやフリートウッド・マック、さらにはバッハやマーラーに至るまで、様々な影響が垣間見える本作は、今再び様々な才能が生まれているUSインディの領域と可能性を広げている。 濡女のダークで幻想的な要素は、アルバム全体に漂うヘヴィ・ロック・サウンドに表れているが、SASAMI自身は、リスナーがこの新しい不吉で強烈なサウンドに共感し「怒り、フラストレーション、絶望、そしてより暴力的で攻撃的な感情」を解放するためのサウンドトラックとして聴かれることを望んでいる。彼女の究極の願いは、BIPOC(黒人、先住民、有色人種)、クィアを含む社会から疎外された人々が作品を聴き、彼らが経験している抑圧や暴力からカタルシスを得ること。 アートワークはAndrew Thomas HuangとRin Kimがデザインを担当、日本のホラー映画にインスパイアを受けた濡女が表現されており、SASAMIの母親が韓国語で書いた『Squeeze』の文字が使用されている。また作品の裏には、日本語でタイトルが記載されている。アルバムは2022年2月25日発売。国内盤CDには解説・歌詞対訳が封入され、ボーナストラックが収録される。LPは通常のブラック・ヴァイナルに加え、限定のクリスタル・クリア・ヴァイナルも発売される。 SASAMI – Squeeze Label : Domino Recordings / Beat Records Release date : 25 February 2022 Pre-order : smarturl.it/SASAMISqueeze 日本盤 : www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12168 Tracklist 1. Skin A Rat 2. The Greatest 3. Say It 4. Call Me Home 5. Need
2019/03/29
Ptwiggs、Graspsによるニューレーベル。N1Lの新曲も収録。 昨年立ち上げられたばかりのシドニーを拠点にするエレクトロニックレーベルEternalは、昨年来日ツアーを行ったPtwiggsとGraspsによって運営されてる。 昨年3月に第一弾としてPtwiggsとGraspsのコラボ曲やCorinなどが参加したコンピレーション『ETERNAL 001』のリリースと共にレーベルはスタート。第二弾としてGYURのEP『PROUS』、そして今作『ETERNAL 002』がレーベルとして三作目の作品となる。未知のアーティストがずらりと並ぶ中、ここにもN1Lの名前が。流石としか言いようがない。 ダウンロードはこちらから。name your priceとなる。
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